4月8日(日) ニオイカントウ
ニオイカントウは漢字だと匂款冬です。やたらとおごそかなお名前でいらっしゃるので、てっきり古来から由緒のあるお血筋かと思ったら、肩透かしでした。なんとはるばる地中海方面から、昭和の時代に持ち込まれたそうで、なんかこう、結婚詐欺師が綾小路とか名乗るのと一緒の感じです。
匂+款冬の最初のパーツ「匂」の素(花)は、残念ながらご用済みの体でした。ただ、盛りでも形はこんなものだし、色も左端の花は少し面影を残しています。
名前の後半パーツ「款冬」はフキ類のことを指す言葉で、初めて聞きました。フキとかツワブキとかノブキとかマルバダケブキとか、本邦諸先輩がみなあっさりと「フキ」を名乗るのに対し、なんたる思い上がりでしょう…と、自分の無知蒙昧を突かれた弱みから、遠来の客人にやたら冷たい視線を送るはた衛門でした。
匂+款冬の最初のパーツ「匂」の素(花)は、残念ながらご用済みの体でした。ただ、盛りでも形はこんなものだし、色も左端の花は少し面影を残しています。
名前の後半パーツ「款冬」はフキ類のことを指す言葉で、初めて聞きました。フキとかツワブキとかノブキとかマルバダケブキとか、本邦諸先輩がみなあっさりと「フキ」を名乗るのに対し、なんたる思い上がりでしょう…と、自分の無知蒙昧を突かれた弱みから、遠来の客人にやたら冷たい視線を送るはた衛門でした。
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