4月16日(月) キャッツテール
ハッと気づいてからもう4年、月日の流れは速いものです。ベニヒモノキを再掲載したときに「そう言えば」と思い出した「猫の尻尾」をようやく捕まえました。
もっとも、季節的にはやや早めに過ぎたのか、シベがまだこれからのび出そうという花穂が目立ちました。もう少し毛深い尻尾が次の課題です。
ところで、このキャッツテール(注)とベニヒモノキは草と木でありながら同属です。ときどき感じ入るように、草木の境は紙一重のこともあって、さらに、このエノキグサ属の盟主であるエノキグサなんて、草のくせに木の名前をもらっています。なんだかワヤクチャの世界だなぁと呟きながら、たぶん自分の頬はいま緩んでいます。
もっとも、季節的にはやや早めに過ぎたのか、シベがまだこれからのび出そうという花穂が目立ちました。もう少し毛深い尻尾が次の課題です。
ところで、このキャッツテール(注)とベニヒモノキは草と木でありながら同属です。ときどき感じ入るように、草木の境は紙一重のこともあって、さらに、このエノキグサ属の盟主であるエノキグサなんて、草のくせに木の名前をもらっています。なんだかワヤクチャの世界だなぁと呟きながら、たぶん自分の頬はいま緩んでいます。
<補注> キャッツテールは英名が土台になっていると考えられます。しかし、その本家ではCattailと書き、これは猫の尻尾ではなく「ガマ(蒲)」のことです。
したがって、和名でキャッツテール(英語にすれば、たぶんcat's tail)とするのは誤訳というか飛躍というか、適切ではないことになります。実際、正しくキャットテールとする人も半分くらいはいらして、キャットかキャッツか迷います。
ただ、最初、こんなことを知らずに、「猫がたくさんいるように見えるから」とキャッツにしたし、これは直訳ではなく日本でつけたカタカナ名前なんだという立場で、当面はキャッツ派で行きます。(2022年1月)
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