3月4日(日) ウメ(小梅・信濃梅)
虻が懸命に吸蜜していて(写真左上方の花)、あんな小さい体でも、きっと花粉の媒介には貢献しているのでしょう。ふつうの花梅とは違い、実梅には彼らの手助けが欠かせません。がんばれ・がんばれ、あーぶーくん!
先月の緋梅のところで触れたように、梅の区別としては花梅と実梅というのが一番根本的な階層です。そして、庭木として愛好されやすい花梅はそこから系・性とこまかく分かれていくのに対し、実梅はざっくりとみんな一緒のグループです。
その実梅グループのなかには、実が大粒で有名な南高とか、花梅にも劣らず豪華に咲く白加賀(未収録)とかあるなかで、この小梅というのは名前も手抜きだし、花も見たとおり散漫です。暮らしに役立つ実をたくさんつければ、名前も見かけもどうでもいいでしょ!という呟きが聞こえてきそうです。
別名を信濃梅と称するのは、一大産地の名を冠したものではあっても、信州の質実剛健気質を映してもいるのかと愚考します。
先月の緋梅のところで触れたように、梅の区別としては花梅と実梅というのが一番根本的な階層です。そして、庭木として愛好されやすい花梅はそこから系・性とこまかく分かれていくのに対し、実梅はざっくりとみんな一緒のグループです。
その実梅グループのなかには、実が大粒で有名な南高とか、花梅にも劣らず豪華に咲く白加賀(未収録)とかあるなかで、この小梅というのは名前も手抜きだし、花も見たとおり散漫です。暮らしに役立つ実をたくさんつければ、名前も見かけもどうでもいいでしょ!という呟きが聞こえてきそうです。
別名を信濃梅と称するのは、一大産地の名を冠したものではあっても、信州の質実剛健気質を映してもいるのかと愚考します。
過去のきょう 2017 ハマハタザオ 2016 キバナツルネラ 2015 オオカンザクラ 2014 トウロウソウ(セイロンベンケイ、ハカラメ) 2013 セツブンソウ 2012 ナズナ 2011 ウメ(月影枝垂) 2010 センダン 2009 スノードロップ 2008 イチョウ 2007 ヒメカンアオイ 2006 タギョウショウ 2005 スノードロップ
| 固定リンク
コメント