3月17日(土) ミチノクフクジュソウ
ミチノクと名付けられてはいても、北海道以外、全国に分布します。日本に4種あるフクジュソウの原種の一つです。あとの二つは分布が限定的なので、今生でまみえることは最初からあきらめ、このミチノクフクジュソウとふつうのフクジュソウの二つだけはしっかり覚えたいものと願っています。
こちら(↑)が「ふつう」です。萼(花の外側、茶色く見える)がほかの花びらとほぼ同じ長さです。1枚目写真(ミチノク)の萼は明らかに短めです。
ところが!なのです。この3枚目も「ふつう」で、これだとむしろミチノクよりも萼が短めです。気にして見ると、「ふつう」の萼の長さにはけっこう差があるのです。
となると、見分けができないじゃないか!となります。ところが、意外にも区別のポイントは単純で、開花時期なのです。
1枚目の撮影日は3月15日なのに対し、2・3枚目(つまりふつうのフクジュソウ)は2月26日です。そして、その状態を見ると、ミチノクがいかにも咲き始め状態(茎が短く、葉の開出が少ない)なのに対し、半月も前の「ふつう」はもうすでにかなり徒長段階にあることが明らかです。つまり、ミチノクは遅いのです。
こちら(↑)が「ふつう」です。萼(花の外側、茶色く見える)がほかの花びらとほぼ同じ長さです。1枚目写真(ミチノク)の萼は明らかに短めです。
ところが!なのです。この3枚目も「ふつう」で、これだとむしろミチノクよりも萼が短めです。気にして見ると、「ふつう」の萼の長さにはけっこう差があるのです。
となると、見分けができないじゃないか!となります。ところが、意外にも区別のポイントは単純で、開花時期なのです。
1枚目の撮影日は3月15日なのに対し、2・3枚目(つまりふつうのフクジュソウ)は2月26日です。そして、その状態を見ると、ミチノクがいかにも咲き始め状態(茎が短く、葉の開出が少ない)なのに対し、半月も前の「ふつう」はもうすでにかなり徒長段階にあることが明らかです。つまり、ミチノクは遅いのです。
さらに、原種以外にも、先日載せた秩父紅のような園芸品(変種や交雑品)は少なからずあるわけで、フクジュソウを極めるには我が「福寿」が不可欠なのでした。
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