3月16日(金) ツルアジサイ
1月にはまだ残っていた花の残骸はさすがに吹き飛んでいて、あの時期の姿を撮影できた幸運に改めて感謝です。そして今回はヒゲ根をモジャモジャと生やした太い蔓が主役です。これだけパワフルなら、いい花が咲くことでしょう。
おっともう一点、芽に注目です。いかにもアジサイ科アジサイ属らしく、芽吹いた葉の彫りの深さがふつうのアジサイとよく似ています。
ただし、アジサイが裸芽だったのに対し、こちらには芽鱗がありました。同属であっても細部のしかけはこうして違うのが厄介なところです。
驚くのは鋸歯です。ツルアジサイの特徴(似たもの同士のイワガラミとの比較点)である鋭角的なギザギザは、この時期から顕著なのでした。
おっともう一点、芽に注目です。いかにもアジサイ科アジサイ属らしく、芽吹いた葉の彫りの深さがふつうのアジサイとよく似ています。
ただし、アジサイが裸芽だったのに対し、こちらには芽鱗がありました。同属であっても細部のしかけはこうして違うのが厄介なところです。
驚くのは鋸歯です。ツルアジサイの特徴(似たもの同士のイワガラミとの比較点)である鋭角的なギザギザは、この時期から顕著なのでした。
<補注> 13年前、それと知らずツルアジサイの開花を写していたことを見つけました。
<追録> 上の記事より1カ月近く早い時期の冬芽(↓)を写していたら、枝(蔓)の皮が剥けていることに気づきました。ハクウンボクだけかと思っていたこの「脱皮」に仲間がいたのはうれしい発見でした。(撮影:2020年2月23日)
過去のきょう 2017 タマツヅリ(セダム・モルガニアヌム) 2016 シュロ(ワジュロ) 2015 ホウカンボク 2014 イチリンソウ 2013 熱帯スイレン 2012 セツブンソウ 2011 バクチノキ 2010 タイリンミツマタ 2009 ヒュウガミズキ 2008 マメイヌツゲ 2007 キバナスズシロ 2006 キクザキイチゲ 2005 オオタチツボスミレ
| 固定リンク
コメント