2月5日(月) シロシマシイヤ
![180205sirosimasiiya 180205sirosimasiiya](http://hatazakura.air-nifty.com/blog/images/2018/02/05/180205sirosimasiiya.jpg)
かなり「謎の一品」です。まずは舌を噛みそうなその名前を分解すれば、「白い縞が入った椎谷」という内容です。白という形容に感じる若干の不満(黄色でしょ、これ)はこらえるとして、問題は椎谷です。地名?人名? どちらでしょう。
じつはこのシロシマの母種と思われるものに椎谷笹(未収録)があります。ただ、これについての情報が極端に不足です。椎谷の由来がつかめません。
地名だった場合、新潟・柏崎の海沿いにこの名前の集落があります。ほかには栃木に椎谷と書く場所があっても、こちらは「しゅうがい」と読むそうで、除外です。この笹の分布は中部以南とされているので、柏崎発見説には一縷の希望があります。
ただし、名前よりも困るのは稈の有無です。ネットで見ることのできる椎谷笹には稈が見られずにまさに笹というものもあるし、ぎりぎり笹だろうかくらいの細い稈があるもの、さらにほぼ竹と思しき立派な稈を持つものがあるのです。
そして、その立派な稈のものはなんと椎谷「竹」とされています。笹か竹かまで揺れているとなると、これは素人の手に余ります。
となると、ここへの掲載は躊躇します。なのにあえて持ち出したのは、この見目の良さに惚れたからです。以前、「和風のお庭に好適」としたミヤコザサよりもさらに優雅な細身の葉身で、もちろん、全体が脛の高さという収まりの良さがあります。
たぶん、これを植栽していたお庭の管理者さんも、同じ意図で小さな名札をつけていてくれたものでしょう。できればもっと詳細な解説を載せたプレートが欲しかったし、さらに言うなら、隣に椎谷笹と椎谷竹まで植栽してくださればサイコーでした。
じつはこのシロシマの母種と思われるものに椎谷笹(未収録)があります。ただ、これについての情報が極端に不足です。椎谷の由来がつかめません。
地名だった場合、新潟・柏崎の海沿いにこの名前の集落があります。ほかには栃木に椎谷と書く場所があっても、こちらは「しゅうがい」と読むそうで、除外です。この笹の分布は中部以南とされているので、柏崎発見説には一縷の希望があります。
ただし、名前よりも困るのは稈の有無です。ネットで見ることのできる椎谷笹には稈が見られずにまさに笹というものもあるし、ぎりぎり笹だろうかくらいの細い稈があるもの、さらにほぼ竹と思しき立派な稈を持つものがあるのです。
そして、その立派な稈のものはなんと椎谷「竹」とされています。笹か竹かまで揺れているとなると、これは素人の手に余ります。
となると、ここへの掲載は躊躇します。なのにあえて持ち出したのは、この見目の良さに惚れたからです。以前、「和風のお庭に好適」としたミヤコザサよりもさらに優雅な細身の葉身で、もちろん、全体が脛の高さという収まりの良さがあります。
たぶん、これを植栽していたお庭の管理者さんも、同じ意図で小さな名札をつけていてくれたものでしょう。できればもっと詳細な解説を載せたプレートが欲しかったし、さらに言うなら、隣に椎谷笹と椎谷竹まで植栽してくださればサイコーでした。
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