2月18日(日) アベマキ
意外に平凡というか、これは冬芽の正統派クラブの党首候補です。野党である変態クラブのトップ(センダン)と比べると、あまりに面白みが不足です。
もちろんそのことは秋には十分に予測できたわけで、アベマキにしてみれば「なにをいまさら」でしょう。イヌシデのそれをややふくよかにした形と、去年の葉痕の先に芽がつく位置関係(注)は、まさに冬芽の王道をいくものなのでした。
樹皮に魅了され、ドングリには翻弄され、けっこう頑張ってお近づきになりつつある樹種なもので、冬芽の尋常さに、いま、過剰反応している自分です。
もちろんそのことは秋には十分に予測できたわけで、アベマキにしてみれば「なにをいまさら」でしょう。イヌシデのそれをややふくよかにした形と、去年の葉痕の先に芽がつく位置関係(注)は、まさに冬芽の王道をいくものなのでした。
樹皮に魅了され、ドングリには翻弄され、けっこう頑張ってお近づきになりつつある樹種なもので、冬芽の尋常さに、いま、過剰反応している自分です。
<補注> このごろ、ハクウンボクで「葉柄内芽」という妙なしかけを知ったので、アベマキの冬芽はことさら「フツー」に見えてしまいます。
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