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1月6日(土) ゴウダソウ

180106goudasou
火曜日のフランネルソウを「冬の姿だけで見分けできる」としたのはまんざら法螺ではなくて、実際おとといも、放棄されたような花壇でまた見つけました。
それに比べると、この姿とこれからあとの様子は絶対につながりません。それこそなにもなくなった花壇に小さな名札があって、それでも「まさか!?」と疑りながら調べてみて、それでも「ホントかなぁ」とビビリながらの掲載です。春にまたここに来て、「え、ゴウダソウなんてないじゃん」となったらどうしましょう。
という不安はいったん封じ込め、学んだ知識を書き留めます。越年草なので、この姿は秋に芽生えた幼苗ということになります。これから茎がのびれば葉の間隔も開くのに、いまはこんなにギュウギュウです。
それだけ混むとお互いに息苦しいので、茎の上ならなくなる葉柄が、いまはこうして長めです。春には薄く感じる葉質も、寒さ対策で皺が深く、毛まであります。
初めての出会いでその素っ頓狂な実の形に呆れ、翌年見つけた花にはやや失望し、こうして幼苗に腰を引かされ、いやはや人騒がせな草があったものです。

<追録> 春に向かって草丈をのばすだろうという予想を裏切り、這うようにこんもりしたブッシュに生長していました。頼りなかった葉色は逞しくなり、ここから一気に丈をのばすエネルギーを溜め込んでいる風情です。(撮影:2024年3月11日)
Lu_annua240311

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