1月4日(木) ナンバンギセル
ススキの根もとに寄生して生えるのがナンバンギセルの性質でも、すべてのススキがそんな厄介者を抱えるわけではありません。なので、枯れススキの根際にヒョイとこれを見つけることができたのはかなりの幸運で、今年の運勢は吉のようです。
花のときはヨダレを引くほど水分に富んでいたのに、いまはこうしてカラッカラのパッキパキに枯れ上がっていました。ただ、形としては花の筒を失っただけで、長い茎や先の尖った萼がそのまま往時の姿をとどめています。
寄生植物でもやはり種で殖えるんだ…と、かなり間抜けな感慨に浸りました。かつ、あまり距離を稼げないこの散布スタイルを確認すると、日々の糧を全面的に他人に依存するというお気楽な生活態度も許せそうな気がしてきました。
花のときはヨダレを引くほど水分に富んでいたのに、いまはこうしてカラッカラのパッキパキに枯れ上がっていました。ただ、形としては花の筒を失っただけで、長い茎や先の尖った萼がそのまま往時の姿をとどめています。
寄生植物でもやはり種で殖えるんだ…と、かなり間抜けな感慨に浸りました。かつ、あまり距離を稼げないこの散布スタイルを確認すると、日々の糧を全面的に他人に依存するというお気楽な生活態度も許せそうな気がしてきました。
<補注> 花が咲いている横で、早かったものはすでに結実状態になっていました。(2021年9月6日)
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