1月21日(日) イチジク(ほか2種)
「もったいない」という言葉だけ流行ったって、日本の実態はこんなもんです。古い街道を歩いていたら、少なくても4軒のお庭にこんなイチジクを見つけました。(注)
甘露煮にすれば実が金色に輝いて、まるで羊羹のようになるのに…。子供のころ、特別なおやつだったなぁ、と思い起こしてみると、老いてからの母はあれを作らなくなっていました。喜ぶ家族がいないと面倒をする気も起きなかったのでしょう。
ただ、ものがナスとなると話は別です。コトコト煮込む必要もないし、これはもうオーナーのサボタージュとしか言いようがありません。もったいない!
それがハヤトウリとなると、ま、しょうがないですか? 本場・鹿児島ならいざ知らず、たくさんできた実を持て余したのでしょう。とろけそうな実が哀れです。
甘露煮にすれば実が金色に輝いて、まるで羊羹のようになるのに…。子供のころ、特別なおやつだったなぁ、と思い起こしてみると、老いてからの母はあれを作らなくなっていました。喜ぶ家族がいないと面倒をする気も起きなかったのでしょう。
ただ、ものがナスとなると話は別です。コトコト煮込む必要もないし、これはもうオーナーのサボタージュとしか言いようがありません。もったいない!
それがハヤトウリとなると、ま、しょうがないですか? 本場・鹿児島ならいざ知らず、たくさんできた実を持て余したのでしょう。とろけそうな実が哀れです。
<補注> イチジクは雌雄異株でありながら、雄株もそれなりの実(隠頭花序)をつけます。ただし味は雌株の実に比べて確実に劣るようで、果実農家が植える場合は苗の段階で雌株と選別(遺伝子判定)すると言います。
上の写真は大きな農家の庭に植わっていた木であり、雌雄判別などせずに育て、結果的に雄株のためにあまりおいしくなくて放置していたことも考えられます。
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