1月18日(木) コウヤワラビ
これがコウヤワラビの胞子葉であると気づくまで、少し時間がかかりました。ふつつかながら、コウヤワラビは夏のあの柔らかな栄養葉だけと思っていました。
もちろん、いま考えればそんな理不尽はないわけで、コウヤワラビだって「ワタシ、どうやって殖えればいいんですかぁ」と笑っていることでしょう。しかし、実際に寒さが募るころにあの栄養葉がくたびれてきたところはちゃんと確認しているのに、そのころでも胞子葉は兆候さえ見せていなかったと思うのです。
葉が役割分担をするシダ類の特徴を学んだクサソテツの場合、栄養葉と胞子葉が共存する期間がわりと長いのに、どうもコウヤワラビはそんなシーンを見せてくれなかったような…。「またまたぁ、自分の節穴を棚に上げてぇ」というコウヤワラビの失笑は聞こえているので、今年はそのツーショットを撮影課題としておきます。
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