1月1日(月) ヒゼンマユミ
元日から景気の悪い話です。1年前に初めてヒゼンマユミを見つけたのは、この黄色い殻がもっとたくさんついていて、遠くからでも目立ったおかげでした。
それが今回はこの寂しさです。花のときはヘテロという新しい知識に浮かれ、その少なさに気づかなかったものの、青い実になり、さらにほんのり色づいてくるに従い、実の数が前年よりグッと減っていることは疑いようがなくなりました。さらに、期待していた殻の中身=赤い種がもうありません。なんじゃこりゃ!の不景気です。
せっかく1年待ったのに…とボヤキながら種を探したら、あるにはありました。ただ、その色が思ったより薄くて、これでは赤ではなく朱色です。さらにふつうのマユミと違い、殻が開くと種はけっこう慌てて落ちる性質なのでした。
やれやれ、初めてこの木を知ったとき、庭木に最適ではないかと思ったのは少し買いかぶりでした。とは言いながら、1年休んだら、今年はきっと当たり年、景気よく花を咲かせ実をつけてくれることを祈って元日の題材に取り上げました。
それが今回はこの寂しさです。花のときはヘテロという新しい知識に浮かれ、その少なさに気づかなかったものの、青い実になり、さらにほんのり色づいてくるに従い、実の数が前年よりグッと減っていることは疑いようがなくなりました。さらに、期待していた殻の中身=赤い種がもうありません。なんじゃこりゃ!の不景気です。
せっかく1年待ったのに…とボヤキながら種を探したら、あるにはありました。ただ、その色が思ったより薄くて、これでは赤ではなく朱色です。さらにふつうのマユミと違い、殻が開くと種はけっこう慌てて落ちる性質なのでした。
やれやれ、初めてこの木を知ったとき、庭木に最適ではないかと思ったのは少し買いかぶりでした。とは言いながら、1年休んだら、今年はきっと当たり年、景気よく花を咲かせ実をつけてくれることを祈って元日の題材に取り上げました。
<追録> 残念ながら実のつきは2018年もあまり良くありません。青い実がパラパラとしか見つからないわりに、実を落としてしまった柄(残骸)ばかりが目立ちます。
この柄は触るとすぐに落ちて痕跡が消えるので、去年の秋はこんな残骸があったことにさえ気づきませんでした。(撮影:2018年7月9日)
<補注1> 名前どおりの肥前ではなく筑前ではあったものの、ヒゼンマユミの総集編とすべき姿に出会いました。(2019年3月11日)
<補注2> ヒゼンマユミの実を見たら、同属のツリバナのそれを思い浮かべるべきでした。(2022年12月8日)
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