12月18日(月) ススキ(とオギとヨシ)
ススキの冠毛がキラキラと誘うので、接写でもしてみようと見つめたら、おかしなことに気づきました。冠毛というのは種の先についているものとばかり思っていたのに、ススキの場合、穂の軸から柄が出て冠毛の先に種という並び順なのでした。
こりゃビックリ!というわけで、いつも似たものとして比較するオギもチェックです。
ああ、良かった、オギはちゃんと種の先に毛が…と思ったら、先だけではなく、種の付け根にも毛があります。冠毛というのはおおむね萼が変化したものらしいのに、これでは種の上下に萼があったことになってしまいます。
ならばついでにヨシ(アシ)はどうかと調べたら、これはまた種が翼を広げたように全体から冠毛がのび出しているのでした。
こりゃビックリ!というわけで、いつも似たものとして比較するオギもチェックです。
ああ、良かった、オギはちゃんと種の先に毛が…と思ったら、先だけではなく、種の付け根にも毛があります。冠毛というのはおおむね萼が変化したものらしいのに、これでは種の上下に萼があったことになってしまいます。
ならばついでにヨシ(アシ)はどうかと調べたら、これはまた種が翼を広げたように全体から冠毛がのび出しているのでした。
つまり、飛んでいる綿毛を捕まえてその作りを見れば、ススキかオギかヨシか区別ができる…という夢ができたものの、綿毛はこの3種だけ出すものでもなく、夢は淡く儚く消えて、残るのはいつもながらの「不思議だなぁ」の感慨だけでした。
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