11月25日(土) ミズメ
あ、きれい!と見上げた黄葉を背景に、ゲジゲジ虫がいました。初めて見つけたミズメの果穂です。とてものことに手が届かない高みにあるのが涙です。
さて、これをミズメだとするための証拠品です。ミズメとアズサは同じとする考えが多いなかで、別物だと思っていた方が楽しいだろうという浅慮がどこまで続くやら、この葉も別物説の根拠の一つです。不規則な重鋸歯ならアズサ、それが認められなければミズメ(牧野図鑑)ということで、さてこの写真は?
鋸歯のリズムが乱れているところはたしかにあって、これを「不規則な重鋸歯」というのかどうかが不明です。図鑑類に図示されている重鋸歯は一つの鋸歯の山が入り組んでいるので、この程度の乱れはただの鋸歯と考えました。
すでに葉を落とし切った枝もあり、そこには春を待ち受ける雄花がありました。その元側には葉と雌花を含んだ冬芽もあって、ここが割れて出る雌花の数もまたミズメとアズサの見分けポイントになるはずです。
問題は望遠レンズ目一杯でしか写せないこの高さで、来春にはうまく細部を写せるか、はたまたもう少し「親切な」枝に出会うことができるか、♪浅慮は続くよ、どこまでも~と元気に歌いながら、野歩きを続けることにします。
さて、これをミズメだとするための証拠品です。ミズメとアズサは同じとする考えが多いなかで、別物だと思っていた方が楽しいだろうという浅慮がどこまで続くやら、この葉も別物説の根拠の一つです。不規則な重鋸歯ならアズサ、それが認められなければミズメ(牧野図鑑)ということで、さてこの写真は?
鋸歯のリズムが乱れているところはたしかにあって、これを「不規則な重鋸歯」というのかどうかが不明です。図鑑類に図示されている重鋸歯は一つの鋸歯の山が入り組んでいるので、この程度の乱れはただの鋸歯と考えました。
すでに葉を落とし切った枝もあり、そこには春を待ち受ける雄花がありました。その元側には葉と雌花を含んだ冬芽もあって、ここが割れて出る雌花の数もまたミズメとアズサの見分けポイントになるはずです。
問題は望遠レンズ目一杯でしか写せないこの高さで、来春にはうまく細部を写せるか、はたまたもう少し「親切な」枝に出会うことができるか、♪浅慮は続くよ、どこまでも~と元気に歌いながら、野歩きを続けることにします。
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