11月18日(土) ツルリンドウ
この実は二度目の登場ながら、前回とは鮮度が違います。深紅色になる前のピンクっぽい赤が初々しくて、その先の柱頭の痕跡が堂々としています。さらに花殻から飛び出す形で子房が充実する過程が見えて、少しユーモラスです。
いままでツルリンドウは孤独な一株を見つけて喜んでいたのに、今回歩いた場所はその影がとても濃厚でした。群生という生え方ではないにしても、そこここにボンボンあって、また歩くとまたボンボンなのです。
実がたくさんついた2mはあろうかという蔓をリース風に丸めた写真も撮りました。そして、それをここに載せないのもツルリンドウの生態と関係あります。そこは陽が射さない暗い場所で、写真が見るも無惨だったのです。この陰陽ところかまわずの性質は、そう思って見ると過去の写真にも表れていることにいまさら気づきます。
さて、それだけ大量に見る場所だったので、一粒いただいてみました。まだ若いことを差し引いても、お味は完全に論評の外です。一方、種はこれからもっと充実して丸みを帯びるようなので、少し申し訳ないことをしてしまいました。
いままでツルリンドウは孤独な一株を見つけて喜んでいたのに、今回歩いた場所はその影がとても濃厚でした。群生という生え方ではないにしても、そこここにボンボンあって、また歩くとまたボンボンなのです。
実がたくさんついた2mはあろうかという蔓をリース風に丸めた写真も撮りました。そして、それをここに載せないのもツルリンドウの生態と関係あります。そこは陽が射さない暗い場所で、写真が見るも無惨だったのです。この陰陽ところかまわずの性質は、そう思って見ると過去の写真にも表れていることにいまさら気づきます。
さて、それだけ大量に見る場所だったので、一粒いただいてみました。まだ若いことを差し引いても、お味は完全に論評の外です。一方、種はこれからもっと充実して丸みを帯びるようなので、少し申し訳ないことをしてしまいました。
過去のきょう 2016 アアソウカイ 2015 シマカコソウ 2014 ノダケ 2013 ホトケノザ 2012 ニガキ 2011 ビレヤ・シャクナゲ 2010 シマサルスベリ 2009 ヒオウギ 2008 スイレンボク 2007 エアーポテト 2006 フユノハナワラビ 2005 ムサシアブミ 2004 センリョウ
| 固定リンク
コメント