10月7日(土) ゴキヅル
おお、愛しのゴキちゃん!とさしのべた我が人差し指がガリバーです。自分にとっては夢の大物でも、実物サイズはかなり小物なのです。
おっと、ゴキちゃんとはゴキブリのことではなく、ゴキヅル(合器蔓)です。いま、色違いになっている二つのパーツがこのあとでパカッと蓋がとれるように割れるところからの名前です。なかには、案外と大きな長い種が二つ入っています。
雌雄同株の雌雄異花で、葯が黒く枯れた画面上部の花は雄花です。運悪く、手頃な場所に雌花(基部が膨らむ)がなかったので、それは次回の課題です。
花びらは雌雄同じで、細く尖って5裂します。パッと見で10枚に見えるのは、花びらとよく似た萼が同じ数あるからです。
抽水状態でもかまわない水辺の植物で、陽当たりと肥えた土壌を好みます。もちろん、這い上がるために巻き付くお友達も必要で、そういうゴキヅル向きの環境を思い出すのはなかなかにむずかしく、埼玉では絶滅危惧Ⅱ類です。
おっと、ゴキちゃんとはゴキブリのことではなく、ゴキヅル(合器蔓)です。いま、色違いになっている二つのパーツがこのあとでパカッと蓋がとれるように割れるところからの名前です。なかには、案外と大きな長い種が二つ入っています。
雌雄同株の雌雄異花で、葯が黒く枯れた画面上部の花は雄花です。運悪く、手頃な場所に雌花(基部が膨らむ)がなかったので、それは次回の課題です。
花びらは雌雄同じで、細く尖って5裂します。パッと見で10枚に見えるのは、花びらとよく似た萼が同じ数あるからです。
抽水状態でもかまわない水辺の植物で、陽当たりと肥えた土壌を好みます。もちろん、這い上がるために巻き付くお友達も必要で、そういうゴキヅル向きの環境を思い出すのはなかなかにむずかしく、埼玉では絶滅危惧Ⅱ類です。
<補注1> 蓋が取れた状態を見ることができました。(2019年11月15日)
<補注2> 雌花をとらえました。(2020年10月28日)
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