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10月21日(土) シュウカイドウ

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秋海棠の雌花・雄花については、ブログを始めた年にチラリと触れただけでした。そのときの写真でも雌雄の花が別であることはわかるわけで、途中で葉裏の赤色が見事なものには惹かれることがあっても、花のことは放置してきました。
ところが、たいして見かけが変化しない雄花に比べ、雌花はどんどんとその様子を変えることにいまごろ気づきました。まずは番茶も出花の若い雌花(↑)で、知らずに見れば雄シベと間違えそうな黄色い柱頭がややグロテスクです。
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それが儚くなると種が充実し始め、同時に羽も面積を広げます。かつ、それが薄く、硬く変化してきて、次の季節の飛翔に備えていることがわかります。
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そんな賢い雌花に比べると、毎日毎日、パッと開いてポンと雄シベを晒すだけのお気楽男子です。花びらが2枚(と萼2枚)という「変なヤツ」です。
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そして全体像です。雌花が新鮮なのに対し、雄花は終息気味です。自家受粉を避けるため、株ごとに見れば、先行した雄花のあとで雌花が勢いを得ます。それでも図鑑どおりにスッキリとは役目を終えない雄花が「ワイルド」です。

<補注> シュウカイドウが大陸からの帰化植物であることを知りました。(2020年1月30日

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