10月10日(火) コバノチョウセンエノキ
小葉の+朝鮮+榎です。こういう三段名前の場合、まず基本種を知り、順々に三段目まで出会いたいと思うのに、ことはなかなか思うように進まないのです。姫+蔓+蕎麦以来悩まされ続けの頭の痛い問題です。
ところが今回の三段名前の場合、なんと二段目、つまり「朝鮮(榎)」はどうも存在しないらしいのです。だったら、写真のものは「小葉の榎」でいいわけだし、出自にこだわりたいなら「朝鮮榎」でもよかったわけで、なんで三段積んだんですか!
さらに「小葉の」は葉が小さいという意味ではなく「細い(そして先が尖って長い)」ということなんだそうで、ならば「細葉」でいいだろ!と激怒です。
さらにさらに、別名はサキシマエノキ(注1)だそうで、君の生まれは朝鮮かい南西諸島かい、はっきりしろよ!と言いたいころにはもうどうでもよくなって、「変わったエノキもあるもんだ」と、長くのびた葉先に目尻を下げるという寸法です。
ところが今回の三段名前の場合、なんと二段目、つまり「朝鮮(榎)」はどうも存在しないらしいのです。だったら、写真のものは「小葉の榎」でいいわけだし、出自にこだわりたいなら「朝鮮榎」でもよかったわけで、なんで三段積んだんですか!
さらに「小葉の」は葉が小さいという意味ではなく「細い(そして先が尖って長い)」ということなんだそうで、ならば「細葉」でいいだろ!と激怒です。
さらにさらに、別名はサキシマエノキ(注1)だそうで、君の生まれは朝鮮かい南西諸島かい、はっきりしろよ!と言いたいころにはもうどうでもよくなって、「変わったエノキもあるもんだ」と、長くのびた葉先に目尻を下げるという寸法です。
<補注1> さらなる別名はコウライエノキだそうで、これなら「朝鮮榎」と大差ない意味になります。名前的にはどうにも腰の据わらない樹種です。(2020年秋)
<補注2> またも地名で話がややこしくなるエノキがありました。(2024年7月28日)
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