9月6日(水) コウゾ
かつて雌花だけしか写せなかったコウゾがひょっとして実をつけていないか、再訪問してみました。しかし、見上げる目には虚しく葉っぱしか映らず、ガックリと頭を垂れたその視線の写真がこれ(↑)です。
え!?これって実生苗!?しかもあちこち、いっぱいです。実生ができてる=種が落ちてる=実ができてる…です。元気を取り戻した目で再び樹上を探しまくると、たった1カ所だけ、怪しい物体がついた(絡まった?)枝(↑)がありました。
これはほぼ間違いなく、あの雌花の「その後」です。勇んで擂り潰してみました。うーん、いけません。これが種でしょ!と言う物体は出ませんでした。
え!?これって実生苗!?しかもあちこち、いっぱいです。実生ができてる=種が落ちてる=実ができてる…です。元気を取り戻した目で再び樹上を探しまくると、たった1カ所だけ、怪しい物体がついた(絡まった?)枝(↑)がありました。
これはほぼ間違いなく、あの雌花の「その後」です。勇んで擂り潰してみました。うーん、いけません。これが種でしょ!と言う物体は出ませんでした。
たぶん時期が遅すぎて、受精しなかった軽い実だけ枯れ残っていたというのがいまのところの推測です。しかし、実生苗があったのだから勇気凛々です。来年こそ、これがコウゾの実!というのを見つけ、試食レポートもしてみたいものです。
<補注> まったく別の場所でのこととは言え、雌雄異株タイプのコウゾの雄株と思われる木を見つけました。つまり、上の記事の場所でも、どこか近くにそんな雄株が存在する可能性が考えられます。(2018年4月19日)
<追録> 上の記事より2カ月ちょっと早い時期、もう少し「実らしい」状態をとらえることができました。(撮影:2018年6月25日、下2枚とも)
地面にはそれとわかるものがいくつか落ちていて、潰してみると種らしいものが入っていました。コウゾの実(と種)問題はわずかながら光明が見えてきた感じです。
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