9月3日（日） バアソブ

とても元気な婆さまの様子を載せたのが7月末のことでした。その後のジメジメ・ムシムシにもお変わりなく、達者でいらした結果の写真がこれです。
花がうつむいて開いたあと、段々に空を向く順序を示した前回の写真に、今回のこの様子はしっかりつながります。ガッチリ太めだった雌シベの付け根（花床）がそのまま膨れ上がって、まるで蓋をしたお鍋（写真左下）のようです。
たぶん、熟すとこの蓋がとれて、なかから多くの種がこぼれ出すしかけでしょう。これだけ矍鑠（かくしゃく）としているのだから、株数が殖えていたのも納得です。秋風が涼しくなったころ、想像どおりに蓋が開くかどうか（注）、密かな楽しみです。

＜補注＞ 蓋状に見えた花床がパカリと開くかという予想は見事にはずれ、三つに裂けました。（2017年10月19日）

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