9月26日(火) ヤブニッケイ
葉裏にきれいに浮かんだ三行脈のおかげで、クスノキの仲間だとわかります。ただ、その葉が右右・左左とついていて、いわゆるコクサギ型葉序です。
そして、この木に気づいたのは、足下に落ちていたラグビーボールみたいな実のせいでした。その実はどこから?と見上げたら、この木だったわけです。
つくづく眺めると枝も変わっていて、けっこうな太さになっているのに緑色です。これだけの特徴がそろえば、ヤブニッケイという正体が簡単に割れました。
それにしても悲しいのは、何度か通ったこの道で、いままでこの木に気づかなかったことです。もし地面に転がる実がなければこの先も素通りしていたかと思うと、人生でここまで見落としてきたであろうことの膨大さをあらためて実感してしまいます。
そして、この木に気づいたのは、足下に落ちていたラグビーボールみたいな実のせいでした。その実はどこから?と見上げたら、この木だったわけです。
つくづく眺めると枝も変わっていて、けっこうな太さになっているのに緑色です。これだけの特徴がそろえば、ヤブニッケイという正体が簡単に割れました。
それにしても悲しいのは、何度か通ったこの道で、いままでこの木に気づかなかったことです。もし地面に転がる実がなければこの先も素通りしていたかと思うと、人生でここまで見落としてきたであろうことの膨大さをあらためて実感してしまいます。
<補注1> 同じ時期、すでに実が黒くなっている枝を見つけました。(2018年9月20日)
<補注2> 花どきをとらえました。(2019年6月17日)
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