9月1日（金） ヒルムシロ

今回撮れたのがもしこの写真（↑）だけだったら、水面に近づけなくて歯ぎしりした去年の二番煎じになってしまいます。

ところが！なのです。今回は心置きなく迫ることができました。ぷっくりと膨らんだ実がことさらかわいらしく見えます。

そして、これが実になる前、雌性期の花です。ヒルムシロは雌性先熟タイプの両性花であり、この天使の羽のように2枚ずつ展開しているパーツが雌シベです。

さらに、1本の花穂は雌性段階からこのように姿を変え、雄性期になります。

…というようなことを詳述・詳解した資料がなかなかなくて、上に書いたことにはあまり自信が持てません。そのうち、ウチのメダカ池にヒルムシロが生え（注）、毎日ジトーッと観察することができるという幸運を祈り続けることにします。

＜補注＞ ヒルムシロの発芽率はとても良くないそうで、この実（種）をいただいて自家栽培するのはむずかしそうです。なお、ふつうのヒルムシロだと思っていたここのものはフトヒルムシロであった虞（おそれ）が出ています。（2021年8月27日）

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