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8月20日(日) ペチュニアとヘクソカズラ

170820petuniaペチュニアの載せ直しです。前回は、どういう基準で選んだものか、ずいぶんと渋い花色のひと株でした。それが今度は、まるで別物みたいに派手めです。
この色柄のペチュニアを載せたい動機は、13年間も心に潜んでいました。当時、大阪でド派手なヘクソカズラを見つけ、「まるでペチュニア」と書いたのです。しかし、それにリンクさせるべきペチュニアの画像を持ち合わせないまま、夏は何度も過ぎ去り、あのとき心に描いていたペチュニアを具現化できずにいたのです。
これで、積年の課題は解決です。写真右上の咲き始めの一輪など、これがまさしく、13年前にイメージしていた「ヘクソカズラみたいな」ペチュニアです。
170820hekusokazuraそしてこちらは「あの」ヘクソカズラに似た、関東のヘクソカズラです。大阪をからかうようなことを言ったのに、こっちにも同じものがあったよ!と撮って両者を比べたら、いやいや、あの色滲みがこちらものにはありません。
やっぱり大阪はすごいのか、こちらでの捜索がまだ足らないだけか、あと13年もすれば、その辺の課題は解決していることでしょう。

過去のきょう 2016ブラソレリアカトレア> 2015カンガレイ> 2014イワガラミ> 2013タムラソウ> 2012シャシャンボ> 2011カカオ> 2010カラミンサ> 2009コマツナギ> 2008アルストロメリア> 2007モクゲンジ> 2006ハナキリン> 2005トクサ> 2004モッコク

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8月19日(土) シナミズキ

170819sinamizuki春、その豪快な咲きっぷりに驚かされたシナミズキが、実をつけていました。これでもか!という花の様子は、在来のトサミズキヒュウガミズキとは別格に思えたのに、こうして結実した姿は、やはり三者が同属ということを証明しています。
などと言いながら、過去の掲載を調べると、ヒュウガミズキの今ごろは収録していないことに気づきました。トサミズキの実を載せたところでヒュウガミズキも撮るべきだったのに、どうもそういうソツのない行動が苦手です。
おっと、そんな開き直りは恥の上塗りになるだけです。この戻り梅雨が明けたら、とっととヒュウガミズキを写しに行くことにします。

過去のきょう 2016ハクサンボク> 2015ヒメタイサンボク> 2014キレンゲショウマ> 2013ハリギリ> 2012サンカクイ> 2011オオセンナリ> 2010ヒメチドメ> 2009サルナシ> 2008アオツヅラフジ(雌株) > 2007マツブサ> 2006ミニトマト> 2005シロバナサクラタデ> 2004ムラサキゴテン

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8月18日(金) タヌキノカミソリ(リコリス・インカルナタ)

170818tanukinokamisori和名(タヌキノカミソリ)は、たぶん洒落半分でつけたものでしょう。「狸が狐より大きくてきれいだなんて許せんなぁ」とキツネノカミソリが拗ねているはずです。
日本に自生する狐と違い、狸は中国からもたらされました。学名はリコリス・インカルナタと言います。これはものすごく懐かしい名前で、12年前、ピンク縞のヒガンバナを見つけ、たぶん必死に画像検索したのでしょうか、「リコリス・インカルナタかもしれない」みたいな恐ろしいことをほざいたことがありました。
干支がひと回りする間に、あの変なヒガンバナの正体もわかったし、本当のリコリス・インカルナタにも会えたし、時間というのはありがたいものです。ただし、このカミソリ・シリーズにはもう一つ、狢(むじな)もあるのだそうで、さあ、この第三のカミソリにはあとどれだけの時間があれば会えることでしょう。

過去のきょう 2016キバナノノコギリソウ> 2015タイタンビカス> 2014イロハモミジとオオモミジ> 2013ヨウシュヤマゴボウ> 2012サイカチ> 2011ライラック(ムラサキハシドイ)> 2010オオチドメ> 2009サルスベリ(シロバナサルスベリ)> 2008キカラスウリ(雌株)> 2007クルマユリ> 2006ゲンペイカズラ> 2005カラタチ> 2004コリウス

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8月17日(木) フシノハアワブキ

170817husinohaawabuki花の時期には、このフシノハアワブキがふつうのアワブキと同科同属だということに今ひとつ納得がいかなかったものです。あれから2カ月、実の時期を迎えて、はいはい、この実を見たなら、あのときの不満顔がニコニコニッコリに変わりました。
その顔がまた引きつったのは、ふつうのアワブキの撮影を忘れたままであることを思い出したからです。かつて写した実の写真は、アワブキから名誉毀損で訴えられそうに悲しい状態(今の時期からひと月あと)のものでした。
とはいうものの、ままならないのは天気です。関東は戻り梅雨だそうで、東京は8月に入ってもう16日間ずっと降っていると言います。涼しいのはうれしくても、カメラにカビが生えてしまわないか、心配になります。

過去のきょう 2016オカメヅタ(ヘデラ・カナリエンシス、カナリー・アイビー)> 2015ハマナツメ> 2014ショウジョウソウ> 2013イヌザクラ> 2012モミジアオイ> 2011ニクイロシュクシャ> 2010チドメグサ> 2009バリバリノキ> 2008オオダイコンソウ> 2007フシグロセンノウ> 2006サボテン(緋牡丹)> 2005ルドベキア> 2004ツルムラサキ

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8月16日(水) ハマダイコン

170816hamadaikonまたもやクレヨンしんちゃんが喜びそうな写真です。しかも、前は1本だけだった○ンコが、こんなに大量にプラプラして、オラ、たまらんぞぉ~!
ハマダイコンの元気な姿を海辺で見たのは2カ月少々前の季節でした。栄枯盛衰は世の習いであっても、この変貌スピードにはため息が出ます。
新鮮だったときの種のレポートが文字だけだったのに続き、今回もこの莢&なかの種は絵になりませんでした。ポロッと一区切りには簡単に折れるものの、そこからは爪では太刀打ちできません。枯れ上がった種の正確な姿は簡単には現出せず、莢と種が渾然一体としたゴミ状物体に空しくサヨナラしてきました。

過去のきょう 2016エノコログサ> 2015キツネノカミソリ> 2014ニワウルシ(シンジュ)> 2013タヌキマメ> 2012タマサンゴ(フユサンゴ)> 2011マキエハギ> 2010キブシ> 2009オニグルミ> 2008ダイコンソウ> 2007ウバユリ> 2006アフリカン・マリーゴールド> 2005ゴマ> 2004コナラ

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8月15日(火) タニワタリノキ

170815taniwatarinoki別名が人工衛星の木だそうで、苦笑いです。たしかに、最初の人工衛星が打ち上がってからすでに60年です。誰かが言い出して、それが流布するには十分な時間が過ぎました。いや、それにしても、これは別名というより俗名としたいところです。
で、正式名です。タニワタリを名乗るものとしては大型の羊歯がポピュラーです。だからと言って、この木が羊歯であるわけはなく、枝がこうして横に張って谷間に生えるので、谷を覆って「渡って」いるように見えるというわけです。
その光景は屋久島辺りが本場らしく、あの島は巨大杉だけではないのでした。「杉を見るためだけに何時間も山を登るなんて」となかなか神輿の上がらない家族を引っ張り出すために、この木が役に立ってくれないものでしょうか。

過去のきょう 2016ウバメガシ> 2015テイカカズラ> 2014オジギソウ> 2013ヤマナシ> 2012トチカガミ> 2011マツバボタン> 2010イイギリ> 2009サワグルミ> 2008コバノカモメヅル> 2007クサボタン> 2006パイナップルリリー> 2005オオハンゴンソウ> 2004ルリマツリ

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8月14日(月) ヒメキンミズヒキ

170814himekinmizuhikiさてなんじゃこれ?と林のなかで考え込んでしまいました。この景気の悪い風体といかにも陽当たりの悪い生息場所はギンミズヒキを思い起こさせるものの、金と銀の区別がつかないほどにワタシのボケは進行していないはずです。
さりとてキンミズヒキかと言えば、この貧相な咲き方は明らかに別物です。時期の問題という線を疑ってみても、蕾の疎らさから、それもなさそうです。
ヒメキンミズヒキというのが正解でした。キンミズヒキとは同属で、花(とかその他一式)が小さいから「姫」とされているようです。しかし、姫というほどの可憐さを見い出せないワタシは、つい「ショボキンミズヒキ」と呟いてみたのでした。

過去のきょう 2016キバナルコウ(キバナルコウソウ)> 2015ミズカンナ> 2014ズミ> 2013カキツバタ> 2012アオギリ> 2011ハシドイ> 2010ミクリ> 2009コスモス> 2008キツネノカミソリ> 2007キバナコスモス> 2006ハイビスカス> 2005サネカズラ> 2004エンジュ

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8月13日(日) チリメンガシ

170813tirimengasi1チリメンガシの若葉が夏にも展開していました。正体を知らなければ、枝に病気がついたかと思いそうにチリチリの形でも、色がじつに新鮮です。
170813tirimengasi2前に取り上げたのと同じ木で、朽ちた主幹から出たヒコバエが、2年経ってかなり安心して見られる姿になっていました。展開した若葉はすぐに厚みを増し、深々とした色と輝きと縮み具合を湛えるようになります。

さて困ったことがありました。前の掲載でリンクさせていただいたサイトが消滅していたのです。ずいぶん詳細なチリメンガシの解説だったので、「下手に引き写すよりは」とリンクしたのが大間違いで、そこにあった内容がよく思い出せません。

この事件(?)で二つの気づきを得ました。まず、参考になるネット情報はブックマークなどで楽をせず、自分なりに解釈してまとめておくこと。「いつまでも あると思うな 親と参考サイト(字余り・笑)」です。ネットと紙媒体の差を痛感しました。
二つ目は自分のサイトの処理です。親しんできたサイトが突然に閉鎖されてしまうことは過去にもあったものの、それは「固有の事情」だろうと感じて(今回のうえしげさんの場合も)いました。ところがこのごろ、なんとなくオーナーの他界を思わせる、あるいはご家族がそれを明記してくださる例が目についてきたのです。
この故人サイトの処理はネット業界でもちょっとした問題のようです。残していいもの、残すべきもの、閉鎖したいもの・すべきもの、これは他人が判断することではなく、オーナー自身の意思で決めるべきことでしょう。
さてはた衛門さん、どうしますかね。きちんと自分で処理をしてからサヨナラできるなんてケースはまれでしょうから、終活の一部として、あとあとのことを周囲にきちんと意思表示&方法論明示しておかなければならないのでしょうねえ。

過去のきょう 2016イヌエンジュ> 2015ホツツジ> 2014ホウセンカ> 2013サンゴシトウ(ヒシバデイゴ)> 2012ヒヨドリバナ> 2011ミソハギ> 2010ダンゴギク> 2009ハス(八重)> 2008レンゲショウマ> 2007レンゲショウマ> 2006ヌスビトハギ> 2005ツルレイシ> 2004オモダカ

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8月12日(土) スパイダーリリー(ヒメノカリス)

170812spider_lilyせっかくの純白の花びらを自分の花粉で汚してしまっていました。そのオレンジ色の葯を付け根側にたどると、緑の花糸が白くなり、ついには副花冠に溶け込んでいます。そして、その奥側に本来の花びら(6枚)がある構造です。
この6枚の花びらを蜘蛛の脚に見立てたとする解説が一般的なのに、自分には花糸と葯の方がそう見えました。いずれ正解がどちらでも、だいたいの人が蜘蛛(スパイダー)を連想することは間違いないことでしょう。
もう一つの呼び名・ヒメノカリスは属名で、正確に言えば、写真のものはヒメノカリス・スペシオサかと思います。ただ、これだけ美形だといろいろ園芸改良されているようで、きっちり特定する自信はないので、アバウトにヒメノカリスとしました。

過去のきょう 2016セイヨウミヤコグサ> 2015ケイトウ(鶏冠鶏頭)> 2014モミ> 2013ガマ> 2012ナギ> 2011ベニシダレ> 2010タバコ> 2009カノコユリ> 2008キキョウ> 2007トチバニンジン> 2006カンガレイ> 2005ニチニチソウ> 2004ミソハギ

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8月11日(金) ハスノハカズラ

170811hasunohakazura1たまたま道端に赤い実を見つけてから10年、ようやくその花を写せました。ただ、ものすごく目立った実に比べると、色合いといいサイズ(1個の花は2mmくらい)といい、これは意識して撮りにいかないと無理だなぁ、と実感します。
ハスノハカズラである証拠の葉(葉柄の付け根の位置)も一緒にいれようとしたら、花の細部がよくわかりません。イガイガして雌花のようでもあるし、肝心の花柱がはっきりしなくもあるし、雌花の撮影は再挑戦が必須です。
170811hasunohakazura2そこへいくと雄花の方は気楽なものです。円盤状の雄シベが漫画チックで、サイズは雌花(らしきもの)と変わらないのに、写しやすいことこの上なしです。
次の機会には、雄花にも葉にも気を取られることなく、半透明に光る花柱(3~5本に分岐)に迫りますので、雌花さん、よろしくお願いいたします。

過去のきょう 2016ヤシャブシ> 2015アオツヅラフジ> 2014オヤリハグマ> 2013ハナザクロ> 2012キジョラン> 2011オニバス> 2010カンレンボク> 2009ツルレイシ> 2008シデシャジン> 2007メタカラコウ> 2006コリウス> 2005タマガヤツリ> 2004ハツユキソウ

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8月10日(木) シュムシュノコギリソウ

170810syumusyunokogirisou1北方四島さえなかなか簡単にはいかないくらいで、その千島列島の最北部にある占守島(しゅむしゅとう)の帰属など、永遠の未解決課題でしょう。ただ、この島でもかつて激戦があったわけで、終戦記念日を迎えようとするこの時期にシュムシュの名を持つ草をここに載せ、英霊を追悼することとします。
花は在来のノコギリソウのそれを少しだけ大きく荒くした感じです。ただし、それは比較すればということで、片方だけパッと見てわかるものではありません。
170810syumusyunokogirisou2当然ながら違いは葉にあって、在来のノコギリソウが粉を吹いた色合いで、かつ切れ込みの形が単純だったのとは随分違います。ところが、比較する葉をセイヨウノコギリソウにしたとたん、切れ込みが単純に見え出すのだから面白いものです。
野歩きでふつうに見かけることはなく、見分けもまた永遠の未解決課題になりそうではあっても、シュムシュの名だけは記憶を新たにしておくことにします。

過去のきょう 2016タヌキモ> 2015ケイトウ(八千代鶏頭)> 2014エンジュ> 2013ヤナギバタムラソウ(バーノニア)> 2012スイショウ> 2011ネコノチチ> 2010オオグルマ> 2009ホオズキ> 2008ゲッケイジュ> 2007ヤマホトトギス> 2006マルバタマノカンザシ> 2005ベニバナサワギキョウ(ヨウシュサワギキョウ)> 2004ゴンズイ

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8月9日(水) ソテツ(雌株)

170809sotetu1きのうのアギナシに続いて、「ようやく」シリーズです。先月初めにも「雌株か?」と思ったら雄株というエラーをしています。そんな、自分にとってなかなか写すことのできなかったソテツの雌株を「ようやく」撮影できました。
その見つけにくかったわけがわかりました。あの凶器とも言える葉で、この雌花はビッシリと囲まれ、その気でかからないと、花は見えないのです。危ない葉を左手でかき分けつつ、カメラをグイッと差し込んで、バシャバシャと激写です。
それにしても、これが花とは、写したあとでも?マークが漂います。そして、こんなに葉で分厚くガードしたら、精子が漂ってきても届かないじゃないか!と心配です。(天井はガラ空きなので、この心配はまったく余計なお世話です)
170809sotetu2その精子と合体した痕跡が、今年の花より一段下に累々と残っていました。あの赤い卵(?)をひねり出したあとは、こんな枯れ方をするのでした。これ、なんだかくたびれたフグリを思わせて、どうにもソテツの雌雄はわかりにくいものです。

過去のきょう 2016ツノハシバミ> 2015トウコマツナギ(キダチコマツナギ)> 2014チョウジソウ> 2013ネコノチチ> 2012クワズイモ> 2011イチビ> 2010オグルマ(八重)> 2009ムサシアブミ> 2008キカラスウリ(雄花)> 2007サンショウバラ> 2006カボチャ> 2005シコンノボタン> 2004ヒルガオ

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8月8日(火) アギナシ(とオモダカ)

170808aginasi同類のオモダカに遅れること11年、ようやくとらえたアギナシです。田んぼで見かけやすいオモダカに比べ、同じように湿地が好きなくせに、どうもそういう間借り状態はイヤなのでしょう。その気むずかしさのせいで、埼玉では絶滅危惧Ⅰ類です。
170808omodakaそしてこちらは相変わらず田んぼ大好きのオモダカです。こうして両種を見比べると、アギナシの方がグラマーで、オモダカは脚(側裂片)が長くてスマートです。ただ、葉は変異幅が大きいことはこの世界の常識なので、あまりアテにはなりません。
170808hikakuそこでルーペが必要になります。見るのは側裂片の先で、ここが雨粒を宿したように丸くなっていればアギナシ、細く尖って消え入るようならオモダカです。うわ、指の皺が深くなったなぁ、というのは両種の見分けに関係のないボヤキです。

過去のきょう 2016ムジナモ> 2015クレオメ> 2014カラスザンショウ> 2013ノブキ> 2012ムラサキナツフジ(サッコウフジ)> 2011カシワバアジサイ> 2010カラスザンショウ> 2009ノグルミ> 2008アオノリュウゼツラン> 2007コケモモ> 2006ウド> 2005イネ> 2004クサギ

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8月7日(月) アベマキ

170807abemaki油照りのなかをうろついた甲斐があって、ついにアベマキの生写真です。ドングリと葉はすでに撮影したことはあっても、それは小動物の食べ散らかし痕でした。
それが、今度はめでたく樹上の姿です。アベマキは二年成で、受精した年は赤ちゃん状態(殻斗なし)のままなので、イガイガが美しいこれは立派な成人です。
そのわりにドングリが頭を出していないのが残念でした。殻斗の中央にもう穴が開いていて、角度が良ければ、このなかにドングリが見えたはずです。
食べ散らかしを写した時点まであと1カ月の時間で、ドングリはグイッと背丈をのばし、9月下旬にはコロンと丸い完成形になるわけです…という先人の記録に学んだ机上知識を自分の体験にすべく、来月もここに来てみることにします。

過去のきょう 2016サワシバ> 2015ネムノキ> 2014ケイビラン> 2013ムラサキナツフジ(サッコウフジ)> 2012バアソブ> 2011ハナスベリヒユ(ポーチュラカ)> 2010ミツバ> 2009リキュウバイ> 2008タンキリマメ> 2007ミヤコグサ> 2006オモダカ> 2005ツユクサ> 2004ナツズイセン

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8月6日(日) ヘビウリ

170806hebiuriこのヘビウリというのは、名前どおり蛇のように細くて長い(1mもある)、しかもリアルにくねった実をぶら下げます。ところが、このブログは写真の判型を4:3の横型に自主規制しているので、縦長にぶら下がった実はどうにも絵になりません。
なので、実の写真を載せるのはいったんあきらめ、撮りやすい花でこの植物を収録しておくことにします。カラスウリ属なので、花はよく似ています。ただ、カラスウリが夜に咲くのに対し、ヘビウリは日中に花を開きます。
葉はカラスウリほどつや消しタイプではなくても、キカラスウリほどはテカりません。陽除けに使うお宅も増えているので、そのうち横型写真にも収まりよく、蛇が何本も並んでぶら下がった姿に出会えることを期待しておきます。

過去のきょう 2016ギンリョウソウモドキ(アキノギンリョウソウ)> 2015ルリフタモジ> 2014タカノツメ> 2013バアソブ> 2012タイワンニンジンボク> 2011アナベル(アジサイ)> 2010ヤマホタルブクロ> 2009ベロニカ> 2008ホルトノキ> 2007タマアジサイ> 2006ウイキョウ(フェンネル)> 2005フサフジウツギ(ブッドレア)> 2004イヌキクイモ

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8月5日(土) ユキハギ

170805yukihagi♪ニベアクリーム、ニ・ベ・ア♪というフレーズは、単純な音階で覚えやすく、くたびれた爺さんの記憶にも、この商品の名前を染みこませています。そのニベア(nivea)という綴りを、このユキハギの長~い学名の尻尾に見つけ、「なーるほどぉ」と唸りました。これ、ラテン語で「雪のように白い」という意味でした。
その真っ白な花に比較すると、モジャモジャと毛を生やした枝が不釣り合いです。ただし、この毛こそ、ユキハギがケハギ(未収録)の白花品種であることの証明なので、暑苦しい!などと毛嫌いしてはいけません。
東北から北陸にかけての日本海側に育つ我が国固有種だそうで、よく見かけるシラハギよりは全体がガッシリして見えます。花どきはこちらが2カ月ほども早いので、二つを並べて植栽したら、夏から秋まで白い萩を楽しめます。

過去のきょう 2016コマユミ> 2015オリーブ> 2014シシガシラ> 2013イスノキ> 2012コバンソウ> 2011カンガレイ> 2010ガガブタ> 2009カラスザンショウ> 2008ハマユウ> 2007クサレダマ> 2006サボンソウ> 2005ベゴニア> 2004フヨウ

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8月4日(金) ヒルガオとコヒルガオ

170804hirugao1人間だったら間違いなく熱中症で倒れそうな環境でも、ヒルガオは平気です。じつにタフネス…ということは本題ではなくて、このヒルガオは大変にいい性格です。なぜならば、コヒルガオと見分けやすいよう、葉の付け根がシンプルだからです。
170804hirugao2そこへいくと、こっちのヒルガオ(↑)は嫌なヤツで、葉の付け根にエラがあります。こうなると、ちょっとコヒルガオかな?と迷ってしまいます。
170804kohirugao1そのコヒルガオがこれ(↑)です。ただ、このコヒルガオも性格が悪くて、葉の付け根のエラに割れ目がありません。なので、2枚目写真のヒルガオと、葉の形だけだと区別がつけにくくなってしまいます。
170804kohirugao2そんな問題児とは違い、これはとても優秀なコヒルガオです。エラがしっかり割れていて、これならどう見てもコヒルガオに間違いありません。

さて、いつになく写真を4枚も持ち出して、ワタシはなにをおさらいしているのかと言えば、「ヒルガオとコヒルガオの見分けは萼と花柄だよ」ということです。
かつて、「ヒルガオは朝から咲いていていいのか?」というバカバカしい命題にくそ真面目に取り組んだときがあって、そのときは両者の見分けポイントを図鑑の引き写しよろしくクドクドと書き連ねたものでした。
あれからもう十数年、爺さんはすっかりふてぶてしくなり、この淡いピンクの花に出会っても、花はもちろん葉にも目はくれません。見るのはひたすら萼と花柄で、萼の先が丸く、花柄がスベスベならヒルガオ(2枚目写真)、萼が尖って花柄がイガイガならコヒルガオ(4枚目写真)と判断することにしたのです。
なんとか先生のように105歳までなんてとても無理な凡人は、できるだけ余計なことを考えない省エネの人生を目指さなくてはなりません。ん、その割には、「お、きれいな姉ちゃん!」とか脇目振りっぱなしなのはどこのどいつでしょう。

過去のきょう 2016エキザカム> 2015ブルーファンフラワー(ファンフラワー)> 2014ヤマブドウ> 2013ユキザサ> 2012矮性サルスベリ> 2011ハクウンボク> 2010キキョウ> 2009サギソウ> 2008ハマゴウ> 2007ナツハゼ> 2006センノウ> 2005ブルーベリー> 2004タラノキ

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8月3日(木) ピンオーク

170803pinoak6月とはまったく別の場所で、ふたたびピンオークに出会いました。しかも、こういう舶来品ですから、胴っ腹には立派な名札がつけられていました。
それなのに、不遜にも「これ、アカガシワじゃないの?」と疑惑がムクムク…。7月に作った比較写真のピンオークの葉はけっこうシンプルに尖っていたのに、今回のものはアカガシワ風に五角形(重鋸歯型)の裂片が少なからず目につきます。
ただ、名札を信じてその気で見れば、半分以上の裂片は単純三角です。つまり、裂片のことごとくが入り組んでいるならアカガシワ、五角形もあるけれど単純三角が目立つならピンオークでいいのかなあ…というのが最新の判断基準です。
もっとも、これらの木に野山で頻繁に出会うわけもなく、この基準を知ったからと言って、いつどこで役に立つものかという淡い徒労感は漂います。

過去のきょう 2016タマアジサイ> 2015ニオイバンマツリ(アメリカジャスミン)> 2014アオヤギソウ> 2013ナナミノキ> 2012ダイコンソウ> 2011シロバナキキョウ> 2010キツネノカミソリ> 2009アーティチョーク> 2008ハマボウ> 2007コオニユリ> 2006トコロ> 2005キツネノカミソリ> 2004スベリヒユ

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8月2日(水) シロカノコユリ

170802sirokanokoyuriふつうのカノコユリを載せてから1週間、こんな真っ白なカノコユリに会いました。色がないので鹿の子模様はできないのに、ほかの形質は一緒で、これでもカノコユリ、ただし変種なのでシロカノコユリと呼ぶものでした。
鹿児島の甑島(こしきじま)には、この百合を村花とするところもあったそうです。今は、あの平成の合併のため、その村(行政単位)はなくなってしまったものの、シロカノコユリは消えずに咲き誇っていることと思います。
この村(旧・鹿島村)はウミネコの南限繁殖地でもあって、群れ飛ぶウミネコを背景に、シロカノコユリの群落を撮る…という夢が心のなかに生まれました。

過去のきょう 2016コシダ> 2015タコノアシ> 2014ノリウツギ> 2013ヒマワリ(品種不明)> 2012センリョウ> 2011シロバナシモツケ> 2010ヤブミョウガ> 2009マルバチシャノキ> 2008サボテン(ノトカクタス)> 2007キンロバイ> 2006モミジアオイ> 2005カナムグラ> 2004タマサンゴ(フユサンゴ)

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8月1日(火) アマチャ

170801amatyaこのアマチャというのは困った植物で、まず花が盛りのときはほとんどアジサイだと思って見過ごしてしまわれがちです。実際アジサイ(Hydrangea)なのだから、見間違えても仕方ないかという言い訳は前回掲載でしています。
ただこの問題は、花後のこの姿を見れば解決できます。アジサイの若枝が、こんなに花を追い越してボウボウ(ツンツン)と背をのばすのはほぼ見ないし、葉の細長さも、こうして葉が主体の姿になると、とても目立ちます。
もっと困ることは、これをコアマチャとすることがとても多いことです。単にアマチャでいいもの(YListでは和名:アマチャ、別称なし)に、なぜ「コ」をつけて呼ぶのか、悩ましいことです。仲間のアマギアマチャ(未収録)には「コ」がつかないことからしても、この木はコアマチャではなくアマチャであることは明らかなのです。
思うに、飲み物の甘茶と原料である木(葉)を区別したいとか、あるいはお釈迦様に注ぐものに対する敬意で美称をつけたいとか、そんな事情があったのでしょう。ここはお釈迦様に負けない度量で、コアマチャもありと覚えておきましょう。

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