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8月31日(木) ヒュウガミズキ

170831hyuugamizuki1二日続けて「納得がいかない」とうめきます。それも、ほんの数株しか見ないで悩んでいるコカモメヅルに対し、このヒュウガミズキの場合は複数場所で20株以上にあたって目的未達なのだから、半端なくガックリ来ています。
写真で矢印をつけたゴミまがいの物体が、今回の大捜索で唯一ゲットした実らしきもの、正確に言えば不稔の子房の残骸(と推定)です。ことは先日のシナミズキに発したわけで、あの時点で気楽に考えていたヒュウガミズキの実の撮影は、意外にも難事業なのでした。今まで目につかなくて写せなかったのも道理です。
170831hyuugamizuki2思いあまって、某植物園の学芸員の方に相談したら、実のサンプル(↑)を見せていただきました。小さいので見つけにくいこともある上に、「とても実がつきにくい」のだと言います。「そう言えば、ここ数年見ていない」とプロの方に言われ、にわか捜索隊の素人爺さんはスゴスゴと家路についたのでした。

<補注> 課題だったヒュウガミズキの実をとらえました。(2017年9月24日)

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8月30日(水) コカモメヅル

170830kokamomeduru1対生でカモメを思わせる葉とか、疎らに散るようにのびる花柄とか、写真左側に写っている実の莢とか、さらにはやや湿って明るい野原で見つけたこととか、どこからどう考えてもカモメヅルの仲間です。ただし納得がいかないのです。
170830kokamomeduru2ひと株だけでなく、少し離れたところで数株を見たのに、そのすべてに一つも開いた花がなかったのです。ほかの様子からしてコカモメヅルには見えます。そのくせ、コカモメヅルが閉鎖花だというような記述はどこにもないから不思議です。
時期的なもの?という疑問は、仲間のコバノカモメヅルが立派に開花しているのを8月15日9月17日にとらえているので、あたらないことになります。
また、時間的なもの?という疑問も湧きはしたものの、アズマカモメヅルを正午前、ツルガシワを正午、コバノカモメヅルを1時半に撮影していて、今回の撮影時刻(2時)にそれほど問題があったとは思えません。
よほどコカモメヅルに嫌われたとしか思えなくて、こういうときは誠意で受け入れてもらうしかないでしょうから、その笑顔を見るまで、ここに通うことにします。

<補注> 半月後、どうにか開花状態をとらえました。(2017年9月15日)

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8月29日(火) ゴマギ

170829gomagiゴマギの過去記事を探していて驚きました。もうあれから5年!です。このごろ、鏡のなかの皺に嫌気がさしていたのは、どうにも仕方ないことでした。
ところが同じその歳月が、前と同じこのゴマギを大きく変えていました。5年前には葉にも実にも触れなくて歯ぎしりしたものが、今は簡単に手が届くのです。
170829gomagi_mi当然ながら試食しました。まずは赤い実から口に入れました。ガシガシした食感で、味がまったくありません。期待から失望へ、状況は俊足で変化です。
気を取り直して黒い実です。ペチョ→トロッと来て、ジューシーです。ネトーッと甘さがあります。美味でした。ただ、この食べ頃期間は意外に短いようで、実の多数派はガシガシの赤だし、黒いものの半分以上は干からびているのです。
たぶんゴマギだってワタシのために熟しているのではなくて、長期にわたって少しずつおいしい餌を用意するのでしょう。それを啄みに来る鳥も、時期によって入れ替わり、それらの航続距離が違えば、種の落ちる場所も多様に…という勝手な想像をしていると、人間とは違っても、植物にも知性があると信じたくなります。

過去のきょう 2016 オヒョウ 2015 ホソエカエデ 2014 オミナエシ 2013 ベニバナエゴノキ 2012 トチカガミ 2011 ホソバヒャクニチソウ 2010 カジノキ(雌株) 2009 ギンリョウソウモドキ(アキノギンリョウソウ) 2008 ハネミギク 2007 スズメウリ 2006 シシトウ 2005 ソラヌム・ラントネッティー 2004 ガガイモ

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8月28日(月) レンゲショウマ(白)とモミジアオイ(白)

170828rengesyouma前にかなり花色が白いレンゲショウマを撮ってはいても、その花びら(内側のつぼんだ部分)の先は臙脂色でした。対して今回のものは、萼(外側の開きのいい部分)はもちろん、花びら、あるいはそこから覗いた雌シベまで、すべて白です。
これをレンゲショウマの品種(f. albescens)とする考えがあるようでも、それがメジャーなものか、よくわかりません。白花レンゲショウマとか青軸レンゲショウマとかの呼び名を見かけても、どこまで公式なものか、判断できません。
したがって、きょうの段階では特にふつうのレンゲショウマと区別することはせず、「ピンクもいいけど、白もまた美しいねー!」としておきます。
170828momijiaoi一方、こちらは赤が標準色であるモミジアオイの純白版です。この場合はレンゲショウマよりもはっきりと、別種ではなく単なる色変わりであるようです。
「涼しげでいいぞ」と感じる反面、「グワッと真っ赤がいいぜい!」と思う自分もいて、モミジアオイもさぞかし「好きにさせてください」と呟いていることでしょう。

過去のきょう 2016 オクラとトロロアオイ 2015 オキナアサガオ 2014 カクレミノ 2013 ノアザミ 2012 ガマズミ 2011 ラクウショウ 2010 ミッキーマウスノキ 2009 ヒメキンミズヒキ 2008 クララ 2007 ミツバアケビ 2006 ヘチマ 2005 ヤブラン 2004 ケイトウ

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8月27日(日) ナツザキツツジ

170827natuzakitutuji二度咲き目のハンノウツツジを掲載するときも、今回と同じようにアゲハに助演してもらって季節を示しました。ツツジと言えば春の花なのに、この黒い大きなアゲハはたぶん夏の蝶=たぶんとしか言えないのがチョー(蝶)悲しい=です。
いや、真面目な話、かなり調べてもこの蝶は特定できません。けっこう似たものが3~4種あって、どれがどれやら…。もう少しヒラヒラブンブンも学習しようよ!という思いは抱えつつ、今回は「8月に撮りました」という自主申告で済ませます。
真面目にツツジ科ツツジ属ではあるくせに、アメリカの南東部でこうして夏に咲いているのだそうです。こういうものは、島倉千代子のマネをして♪ツツジもいろいろ♪と口ずさみながら眺めるしかありません。

過去のきょう 2016 チョウセンヒメツゲ 2015 イヌビワ 2014 マツカゼソウ 2013 ヒトツバタゴ(ナンジャモンジャ) 2012 コマツヨイグサ 2011 オカボ(イネ) 2010 アワ 2009 イヌトウバナ 2008 アキグミ 2007 アキノタムラソウ 2006 キクイモ 2005 ハゲイトウ 2004 モミジルコウ(ハゴロモルコウソウ)

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8月26日(土) センコウハナビ(ハマエンサス、ハマエンサス・ムルティフロールス)

170826haemanthus_mこういうキワモノ系は一度で十分なはずなのに、あえての再登場です。
そのわけの一つ目が時期的なことです。前とは花の開き方が違っていて、今回の方が早い状態に見えます。ここから総苞が落ち、個々の花が球状に開くはずです。しかし、前回登場(7月21日)より1カ月遅いのでは話が合いません。
そのわけは、今回は天然自然の屋外、対して前回は温室内だったことで、その環境差を考えれば、上述の想像は間違いではないと思います。
もう一つのわけは株元です。葉の株とはまったく別に花茎が出ています。ただし、それは花と葉を同時に見ることができたからこそ気づいたことです。花と葉がすれ違いになるのがヒガンバナ科の宿命かと思っていると、マユハケオモトもそうであったし、ごくふつうの展開パターンもあり、新しい気づきもまたあるわけです。
おっと、上述の「葉と花茎の場所違い」はヒガンバナ科に限った特徴ではなく、前にシライトソウ(ユリ科またはシュロソウ科)で気づきました。「双葉が出て、そこからのびた茎の先で花が咲く」とばかり思っていると草花に笑われてしまいます。

過去のきょう 2016 ハナタバコ(ニコチアナ・サンデラエ) 2015 ノシラン 2014 ヤコウボク 2013 シシウド 2012 シロモジ 2011 クマシデ 2010 コウリャン 2009 コシアブラ 2008 ヨルガオ 2007 ハンゴンソウ 2006 サンゴバナ 2005 タマスダレ 2004 リコリス・オーレア

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8月25日(金) アワブキ

170825awabukiあれだけ泡を吹きまくりの花でしたから、実にも期待しました。加えて、最初の出会いでは実はほぼ売り切れ状態で、そのリベンジもしたかったし…。
それがこれですから、はっきり言って落胆です。しかも、同属のフシノハアワブキはすでに色づいていたのに、なんですか、この愛想のなさは!
170825awabuki_miさらにこれ(↑)ですから、もう、どう言えばいいのやら。空しさを味にして、寂しさを食感にすればこういう風になるという見本です。
つまりは、2年前のあの姿は案外にアワブキの実態だったというわけです。アワブキにしてみれば、「別に実を見てもらうつもりなんてありません。花を見てあなたが泡を吹いてくれれば、ワタシはそれで満足なんです」と思っているのでしょう。

<補注> 実はさらに数を減らしていたものの、このあと、きれいに赤く色づきました。(2017年10月4日

過去のきょう 2016 ニシキハギ 2015 ハシバミ 2014 カリガネソウ 2013 ヌマミズキ 2012 コミカンソウ 2011 クワイ 2010 ミズオオバコ 2009 クサアジサイ 2008 タチフウロ 2007 キオン 2006 セイバンモロコシ 2005 ルコウソウ 2004 コブシ

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8月24日(木) イヌホオズキ

170824inuhoozuki112年と8カ月ぶりのイヌホオズキです。初掲載のとき、仲間の多いイヌホオズキ類の見分けを早く覚えたいと思ったくせに、狡けた時間の長さに自分で驚きます。
加えて、前の掲載はなんと12月の後半であり、つまり夏から冬まで、ズーッと存在するイヌホオズキのタフさにもあらためて驚きます。
170824inuhoozuki2さて、肝心の見分けです。イヌホオズキを称するものは少なくても5種類あるようで、そのなかで、アメリカとかテリミノとかの冠がつかないこれは、自分的に見分けを覚えるときの基準だと考えることにしました。
まずは実です。形は球形からやや縦長で、艶がありません。萼は和菓子細工を思わせる量感があり、軽く反り返ります。
170824inuhoozuki3花は、ほかの4種よりは花びら切れ込みが浅いことが特徴です。花数やサイズや色は、あまり見分けに役立たないようです。
さて問題は比較すべきほかの種類の撮影です。この12年間、目の端にとらえては精査せずに来たツケは重く、今回の改心の成果が問われます。

過去のきょう 2016 ニシキハギ 2015 ハシバミ 2014 カリガネソウ 2013 ヌマミズキ 2012 コミカンソウ 2011 クワイ 2010 ミズオオバコ 2009 クサアジサイ 2008 タチフウロ 2007 キオン 2006 セイバンモロコシ 2005 ルコウソウ 2004 コブシ+Q26+Q22

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8月23日(水) カジノキ

170823matigai1先月、「コウゾが実をつけている!」と喜んだ木です。残念ながら、この熟しかけた様子にはコウゾ系の雰囲気は微塵もなく、まるっきりカジノキです。
170823matigai_ha落胆した目で葉を見直すと、例の雌花しかつけず、それが結実しないコウゾの葉とは別物であることがわかってきます。このゴワつき具合や毛深さからして、どうしたってこれはカジノキです。鋸歯も、コウゾにしては少し小さ過ぎます。
170823matigai_mi樹上では小さめに見えた実も、こうして比較すると、むしろ問題の木の方が大きいくらいというか、これはまるっきりカジノキの実です。
170823kajinoki1ちなみにこちらが真性のカジノキです。やれやれ、糠喜びでした。2枚の写真を見比べると、これはまったく同じものであるとしか言えません。というわけで、先月の記事は速攻で訂正し、実のつくコウゾ探しの旅は続きます。

過去のきょう 2016 セイヨウキヅタ(ヘデラ・ヘリックス、イングリッシュ・アイビー) 2015 クサギ 2014 スズムシバナ 2013 アカメガシワ 2012 メドハギ 2011 ヒャクニチソウ 2010 シクンシ 2009 チチタケ 2008 テッポウユリ 2007 ヒャクニチソウ 2006 タカサゴユリ 2005 ミズヒキ 2004 ハナトラノオ(カクトラノオ)

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8月22日(火) バショウ

170822basyou_m1バショウの花をようやく理解できました。この洗濯機のホースみたいな茎の先で咲いているのが雄花です。開いた苞はすぐに落ち、また次の段が開きます。雄花はそうやって何段か続けて展開します。
170822basyou_m2ヘラ状の雄シベが花弁を押しのけて反り返っています。黒いツブツブは蜜に群がったアリです。邪魔だと思ったら、バショウの大きさを示すには好都合でした。
170822basyou_f1そしてこちらが雌花です。知らないときは雄花と区別できなかったのに、わかって見ると簡単でした。洗濯ホースがないのです。つまり、茎の元側で咲くのは雌花で、すぐにバナナ状の実ができます。これが数段できると、洗濯ホースがグーッとのび、その先に雄花群が、雌花にはずいぶん遅れて咲くしかけです。
170822basyou_f2この時間差は他家受粉のためで、自株の実に自株の花粉がつくことを避けているわけです。植物の大切な生き残り行動です。そうして「よその旦那」を待っている不貞の奥さんがこれです。うーむ、さすがに逞しいご面相です。

過去のきょう 2016 エビスグサ 2015 ハダカホオズキ 2014 クロマツ 2013 ウド 2012 ゴヨウマツ(ヒメコマツ) 2011 ミズキ 2010 パパイア 2009 タマガワホトトギス 2008 ヤナギラン 2007 キハダ 2006 オオボウシバナ 2005 クコ 2004 ハシラサボテン

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番外編 : スタンド・バイ・ミー

Stand_by_meうわ、「スタンド・バイ・ミー」だよ。少年4人、冒険の旅!? 寝袋を持っていないのが少し残念だったし、死体探しに行く緊張感はなかったけど(笑)。
Stand_by_me_filmで、こっちが映画「スタンド・バイ・ミー」の名シーン。じつはワタシも子供のとき、近所の遊び仲間とこれ(鉄橋を渡る旅)をやったことがありまして…。
その鉄橋たるや、映画のように短いものではなく、堂々たる1級河川を渡る長いもので、間の悪いことに途中で列車が来てしまい、慌ててみんなで待避所に逃げ込んで、事なきを得ました。今だったら立派に補導されていたことでしょう。
で、あの悪事(?)は映画にインスパイアされたのだとばかり自分で思っていたのに、あらためて確認すると、映画は1986年の公開でした。対してワタシの悪ガキ時代は1960年代、つまり映画の方がワタシらをマネした(!)わけでした。
などという懐古談を書き留めたくなるのが老化現象でしょう。あるいは、楽しそうな少年たちの背中に嫉妬しつつ、懐かしさに目が潤むなんてことも、これは立派な爺さまの証しです。戻りたくもあり戻りたくもなし、青臭き日々。

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8月21日(月) ベニマツリ(ロンデレティア・オドラタ)

170821benimaturiちょっと納得しかねる和名です。この花色は、決して紅ではなくて橙でしょう。そしてマツリ(茉莉)の方も、どうも今まで見てきたマツリと名付けられたもの(ルリマツリニオイバンマツリブータンルリマツリ)とは様子が違います。
ならば、Rondeletia odorataと本名で呼べばいい理屈です。ただ、理屈に実践が伴わないのが毎度毎度の悩みではあるわけです。
もっとも、街で頻繁に見かけるものではなく、たいがいは大規模温室に名札付きで鎮座しているので、名前を覚える必要がそもそも薄いのが救いです。

過去のきょう 2016 ショウキウツギ 2015 ウオトリギ 2014 フジカンゾウ 2013 チシャノキ 2012 ワタ 2011 フトイ 2010 タカサゴユリ 2009 ツルリンドウ 2008 ペチュニア 2007 オタカラコウ 2006 オトコエシ 2005 シロガネヨシ> 2004ガガイモ

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8月20日(日) ペチュニアとヘクソカズラ

170820petuniaペチュニアの載せ直しです。前回は、どういう基準で選んだものか、ずいぶんと渋い花色のひと株でした。それが今度は、まるで別物みたいに派手めです。
この色柄のペチュニアを載せたい動機は、13年間も心に潜んでいました。当時、大阪でド派手なヘクソカズラを見つけ、「まるでペチュニア」と書いたのです。しかし、それにリンクさせるべきペチュニアの画像を持ち合わせないまま、夏は何度も過ぎ去り、あのとき心に描いていたペチュニアを具現化できずにいたのです。
これで、積年の課題は解決です。写真右上の咲き始めの一輪など、これがまさしく、13年前にイメージしていた「ヘクソカズラみたいな」ペチュニアです。
170821hekusoそしてこちらは「あの」ヘクソカズラに似た、関東のヘクソカズラです。大阪をからかうようなことを言ったのに、こっちにも同じものがあったよ!と撮って両者を比べたら、いやいや、あの色滲みがこちらものにはありません。
やっぱり大阪はすごいのか、こちらでの捜索がまだ足らないだけか、あと13年もすれば、その辺の課題は解決していることでしょう。

<追加編> ありました、ニジミヘクソ(笑)です! 大阪の皆さま、大変失礼しました。あと13年もかけずに課題を解決できて、ホッと一息です。(2017年8月24日)
170824nijimihekuso
過去のきょう 2016 ブラソレリアカトレア 2015 カンガレイ 2014 イワガラミ 2013 タムラソウ 2012 シャシャンボ 2011 カカオ 2010 カラミンサ 2009 コマツナギ 2008 アルストロメリア 2007 モクゲンジ 2006 ハナキリン 2005 トクサ 2004 モッコク

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8月19日(土) シナミズキ

170819sinamizuki春、その豪快な咲きっぷりに驚かされたシナミズキが、実をつけていました。これでもか!という花の様子は、在来のトサミズキヒュウガミズキとは別格に思えたのに、こうして結実した姿は、やはり三者が同属ということを証明しています。
などと言いながら、過去の掲載を調べると、ヒュウガミズキの今ごろは収録していないことに気づきました。トサミズキの実を載せたところでヒュウガミズキも撮るべきだったのに、どうもそういうソツのない行動が苦手です。
おっと、そんな開き直りは恥の上塗りになるだけです。この戻り梅雨が明けたら、とっととヒュウガミズキを写しに行くことにします。

<補注> 課題だったヒュウガミズキの実をとらえました。(2017年9月24日)

過去のきょう 2016 ハクサンボク 2015 ヒメタイサンボク 2014 キレンゲショウマ 2013 ハリギリ 2012 サンカクイ 2011 オオセンナリ 2010 ヒメチドメ 2009 サルナシ 2008 アオツヅラフジ(雌株)  2007 マツブサ 2006 ミニトマト 2005 シロバナサクラタデ 2004 ムラサキゴテン

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8月18日(金) タヌキノカミソリ(リコリス・インカルナタ)

170818tanukinokamisori和名(タヌキノカミソリ)は、たぶん洒落半分でつけたものでしょう。「狸が狐より大きくてきれいだなんて許せんなぁ」とキツネノカミソリが拗ねているはずです。
日本に自生する狐と違い、狸は中国からもたらされました。学名はリコリス・インカルナタと言います。これはものすごく懐かしい名前で、12年前、ピンク縞のヒガンバナを見つけ、たぶん必死に画像検索したのでしょうか、「リコリス・インカルナタかもしれない」みたいな恐ろしいことをほざいたことがありました。
干支がひと回りする間に、あの変なヒガンバナの正体もわかったし、本当のリコリス・インカルナタにも会えたし、時間というのはありがたいものです。ただし、このカミソリ・シリーズにはもう一つ、狢(むじな)もあるのだそうで、さあ、この第三のカミソリにはあとどれだけの時間があれば会えることでしょう。

過去のきょう 2016 キバナノノコギリソウ 2015 タイタンビカス 2014 イロハモミジとオオモミジ 2013 ヨウシュヤマゴボウ 2012 サイカチ 2011 ライラック(ムラサキハシドイ) 2010 オオチドメ 2009 サルスベリ(シロバナサルスベリ) 2008 キカラスウリ(雌株) 2007 クルマユリ 2006 ゲンペイカズラ 2005 カラタチ 2004 コリウス

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8月17日(木) フシノハアワブキ

170817husinohaawabuki花の時期には、このフシノハアワブキがふつうのアワブキと同科同属だということに今ひとつ納得がいかなかったものです。あれから2カ月、実の時期を迎えて、はいはい、この実を見たなら、あのときの不満顔がニコニコニッコリに変わりました。
その顔がまた引きつったのは、ふつうのアワブキの撮影を忘れたままであることを思い出したからです。かつて写した実の写真は、アワブキから名誉毀損で訴えられそうに悲しい状態(今の時期からひと月あと)のものでした。
とはいうものの、ままならないのは天気です。関東は戻り梅雨だそうで、東京は8月に入ってもう16日間ずっと降っていると言います。涼しいのはうれしくても、カメラにカビが生えてしまわないか、心配になります。

<補注> 困った天気のもと、無理ムリにアワブキの実を撮影しました。ただ、その様子は、残念ながら好天時に再撮影したいという意欲が湧くものではありませんでした。(2017年8月25日)

過去のきょう 2016 オカメヅタ(ヘデラ・カナリエンシス、カナリー・アイビー) 2015 ハマナツメ 2014 ショウジョウソウ 2013 イヌザクラ 2012 モミジアオイ 2011 ニクイロシュクシャ 2010 チドメグサ 2009 バリバリノキ 2008 オオダイコンソウ 2007 フシグロセンノウ 2006 サボテン(緋牡丹) 2005 ルドベキア 2004 ツルムラサキ

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8月16日(水) ハマダイコン

170816hamadaikonまたもやクレヨンしんちゃんが喜びそうな写真です。しかも、前は1本だけだった○ンコが、こんなに大量にプラプラして、オラ、たまらんぞぉ~!
ハマダイコンの元気な姿を海辺で見たのは2カ月少々前の季節でした。栄枯盛衰は世の習いであっても、この変貌スピードにはため息が出ます。
新鮮だったときの種のレポートが文字だけだったのに続き、今回もこの莢&なかの種は絵になりませんでした。ポロッと一区切りには簡単に折れるものの、そこからは爪では太刀打ちできません。枯れ上がった種の正確な姿は簡単には現出せず、莢と種が渾然一体としたゴミ状物体に空しくサヨナラしてきました。

過去のきょう 2016 エノコログサ 2015 キツネノカミソリ 2014 ニワウルシ(シンジュ) 2013 タヌキマメ 2012 タマサンゴ(フユサンゴ) 2011 マキエハギ 2010 キブシ 2009 オニグルミ 2008 ダイコンソウ 2007 ウバユリ 2006 アフリカン・マリーゴールド 2005 ゴマ 2004 コナラ

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8月15日(火) タニワタリノキ

170815taniwatarinoki別名が人工衛星の木だそうで、苦笑いです。たしかに、最初の人工衛星が打ち上がってからすでに60年です。誰かが言い出して、それが流布するには十分な時間が過ぎました。いや、それにしても、これは別名というより俗名としたいところです。
で、正式名です。タニワタリを名乗るものとしては大型の羊歯がポピュラーです。だからと言って、この木が羊歯であるわけはなく、枝がこうして横に張って谷間に生えるので、谷を覆って「渡って」いるように見えるというわけです。
その光景は屋久島辺りが本場らしく、あの島は巨大杉だけではないのでした。「杉を見るためだけに何時間も山を登るなんて」となかなか神輿の上がらない家族を引っ張り出すために、この木が役に立ってくれないものでしょうか。

過去のきょう 2016 ウバメガシ 2015 テイカカズラ 2014 オジギソウ 2013 ヤマナシ 2012 トチカガミ 2011 マツバボタン 2010 イイギリ 2009 サワグルミ 2008 コバノカモメヅル 2007 クサボタン 2006 パイナップルリリー 2005 オオハンゴンソウ 2004 ルリマツリ

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8月14日(月) ヒメキンミズヒキ

170814himekinmizuhikiさてなんじゃこれ?と林のなかで考え込んでしまいました。この景気の悪い風体といかにも陽当たりの悪い生息場所はギンミズヒキを思い起こさせるものの、金と銀の区別がつかないほどにワタシのボケは進行していないはず(注)です。
さりとてキンミズヒキかと言えば、この貧相な咲き方は明らかに別物です。時期の問題という線を疑ってみても、蕾の疎らさから、それもなさそうです。
ヒメキンミズヒキというのが正解でした。キンミズヒキとは同属で、花(とかその他一式)が小さいから「姫」とされているようです。しかし、姫というほどの可憐さを見い出せないワタシは、つい「ショボキンミズヒキ」と呟いてみたのでした。

<補注> 8年前にこれを掲載していたことをすっかり忘れる程度には、ワタシのボケは進行していました。(2017年8月28日)

過去のきょう 2016 キバナルコウ(キバナルコウソウ) 2015 ミズカンナ 2014 ズミ 2013 カキツバタ 2012 アオギリ 2011 ハシドイ 2010 ミクリ 2009 コスモス 2008 キツネノカミソリ 2007 キバナコスモス 2006 ハイビスカス 2005 サネカズラ 2004 エンジュ

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8月13日(日) チリメンガシ

170813tirimengasi1チリメンガシの若葉が夏にも展開していました。正体を知らなければ、枝に病気がついたかと思いそうにチリチリの形でも、色がじつに新鮮です。
170813tirimengasi2前に取り上げたのと同じ木で、朽ちた主幹から出たヒコバエが、2年経ってかなり安心して見られる姿になっていました。展開した若葉はすぐに厚みを増し、深々とした色と輝きと縮み具合を湛えるようになります。

さて困ったことがありました。前の掲載でリンクさせていただいたサイトが消滅していたのです。ずいぶん詳細なチリメンガシの解説だったので、「下手に引き写すよりは」とリンクしたのが大間違いで、そこにあった内容がよく思い出せません。

この事件(?)で二つの気づきを得ました。まず、参考になるネット情報はブックマークなどで楽をせず、自分なりに解釈してまとめておくこと。「いつまでも あると思うな 親と参考サイト(字余り・笑)」です。ネットと紙媒体の差を痛感しました。
二つ目は自分のサイトの処理です。親しんできたサイトが突然に閉鎖されてしまうことは過去にもあったものの、それは「固有の事情」だろうと感じて(今回のうえしげさんの場合も)いました。ところがこのごろ、なんとなくオーナーの他界を思わせる、あるいはご家族がそれを明記してくださる例が目についてきたのです。
この故人サイトの処理はネット業界でもちょっとした問題のようです。残していいもの、残すべきもの、閉鎖したいもの・すべきもの、これは他人が判断することではなく、オーナー自身の意思で決めるべきことでしょう。
さてはた衛門さん、どうしますかね。きちんと自分で処理をしてからサヨナラできるなんてケースはまれでしょうから、終活の一部として、あとあとのことを周囲にきちんと意思表示&方法論明示しておかなければならないのでしょうねえ。

過去のきょう 2016 イヌエンジュ 2015 ホツツジ 2014 ホウセンカ 2013 サンゴシトウ(ヒシバデイゴ) 2012 ヒヨドリバナ 2011 ミソハギ 2010 ダンゴギク 2009 ハス(八重) 2008 レンゲショウマ 2007 レンゲショウマ 2006 ヌスビトハギ 2005 ツルレイシ 2004 オモダカ

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8月12日(土) スパイダーリリー(ヒメノカリス)

170812spider_lilyせっかくの純白の花びらを自分の花粉で汚してしまっていました。そのオレンジ色の葯を付け根側にたどると、緑の花糸が白くなり、ついには副花冠に溶け込んでいます。そして、その奥側に本来の花びら(6枚)がある構造です。
この6枚の花びらを蜘蛛の脚に見立てたとする解説が一般的なのに、自分には花糸と葯の方がそう見えました。いずれ正解がどちらでも、だいたいの人が蜘蛛(スパイダー)を連想することは間違いないことでしょう。
もう一つの呼び名・ヒメノカリスは属名で、正確に言えば、写真のものはヒメノカリス・スペシオサかと思います。ただ、これだけ美形だといろいろ園芸改良されているようで、きっちり特定する自信はないので、アバウトにヒメノカリスとしました。

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8月11日(金) ハスノハカズラ

170811hasunohakazura1たまたま道端に赤い実を見つけてから10年、ようやくその花を写せました。ただ、ものすごく目立った実に比べると、色合いといいサイズ(1個の花は2mmくらい)といい、これは意識して撮りにいかないと無理だなぁ、と実感します。
ハスノハカズラである証拠の葉(葉柄の付け根の位置)も一緒にいれようとしたら、花の細部がよくわかりません。イガイガして雌花のようでもあるし、肝心の花柱がはっきりしなくもあるし、雌花の撮影は再挑戦が必須です。
170811hasunohakazura2そこへいくと雄花の方は気楽なものです。円盤状の雄シベが漫画チックで、サイズは雌花(らしきもの)と変わらないのに、写しやすいことこの上なしです。
次の機会には、雄花にも葉にも気を取られることなく、半透明に光る花柱(3~5本に分岐)に迫りますので、雌花さん、よろしくお願いいたします。

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8月10日(木) シュムシュノコギリソウ

170810syumusyunokogirisou1北方四島さえなかなか簡単にはいかないくらいで、その千島列島の最北部にある占守島(しゅむしゅとう)の帰属など、永遠の未解決課題でしょう。ただ、この島でもかつて激戦があったわけで、終戦記念日を迎えようとするこの時期にシュムシュの名を持つ草をここに載せ、英霊を追悼することとします。
花は在来のノコギリソウのそれを少しだけ大きく荒くした感じです。ただし、それは比較すればということで、片方だけパッと見てわかるものではありません。
170810syumusyunokogirisou2当然ながら違いは葉にあって、在来のノコギリソウが粉を吹いた色合いで、かつ切れ込みの形が単純だったのとは随分違います。ところが、比較する葉をセイヨウノコギリソウにしたとたん、切れ込みが単純に見え出すのだから面白いものです。
野歩きでふつうに見かけることはなく、見分けもまた永遠の未解決課題になりそうではあっても、シュムシュの名だけは記憶を新たにしておくことにします。

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8月9日(水) ソテツ(雌株)

170809sotetu1きのうのアギナシに続いて、「ようやく」シリーズです。先月初めにも「雌株か?」と思ったら雄株というエラーをしています。そんな、自分にとってなかなか写すことのできなかったソテツの雌株を「ようやく」撮影できました。
その見つけにくかったわけがわかりました。あの凶器とも言える葉で、この雌花はビッシリと囲まれ、その気でかからないと、花は見えないのです。危ない葉を左手でかき分けつつ、カメラをグイッと差し込んで、バシャバシャと激写です。
それにしても、これが花とは、写したあとでも?マークが漂います。そして、こんなに葉で分厚くガードしたら、精子が漂ってきても届かないじゃないか!と心配です。(天井はガラ空きなので、この心配はまったく余計なお世話です)
170809sotetu2その精子と合体した痕跡が、今年の花より一段下に累々と残っていました。あの赤い卵(?)をひねり出したあとは、こんな枯れ方をするのでした。これ、なんだかくたびれたフグリを思わせて、どうにもソテツの雌雄はわかりにくいものです。

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8月8日(火) アギナシ(とオモダカ)

170808aginasi同類のオモダカに遅れること11年、ようやくとらえたアギナシです。田んぼで見かけやすいオモダカに比べ、同じように湿地が好きなくせに、どうもそういう間借り状態はイヤなのでしょう。その気むずかしさのせいで、埼玉では絶滅危惧Ⅰ類です。
170808omodakaそしてこちらは相変わらず田んぼ大好きのオモダカです。こうして両種を見比べると、アギナシの方がグラマーで、オモダカは脚(側裂片)が長くてスマートです。ただ、葉は変異幅が大きいことはこの世界の常識なので、あまりアテにはなりません。
170808hikakuそこでルーペが必要になります。見るのは側裂片の先で、ここが雨粒を宿したように丸くなっていればアギナシ、細く尖って消え入るようならオモダカです。うわ、指の皺が深くなったなぁ、というのは両種の見分けに関係のないボヤキです。

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8月7日(月) アベマキ

170807abemaki油照りのなかをうろついた甲斐があって、ついにアベマキの生写真です。ドングリと葉はすでに撮影したことはあっても、それは小動物の食べ散らかし痕でした。
それが、今度はめでたく樹上の姿です。アベマキは二年成で、受精した年は赤ちゃん状態(殻斗なし)のままなので、イガイガが美しいこれは立派な成人です。
そのわりにドングリが頭を出していないのが残念でした。殻斗の中央にもう穴が開いていて、角度が良ければ、このなかにドングリが見えたはずです。
食べ散らかしを写した時点まであと1カ月の時間で、ドングリはグイッと背丈をのばし、9月下旬にはコロンと丸い完成形になるわけです…という先人の記録に学んだ机上知識を自分の体験にすべく、来月もここに来てみることにします。

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8月6日(日) ヘビウリ

170806hebiuriこのヘビウリというのは、名前どおり蛇のように細くて長い(1mもある)、しかもリアルにくねった実をぶら下げます。ところが、このブログは写真の判型を4:3の横型に自主規制しているので、縦長にぶら下がった実はどうにも絵になりません。
なので、実の写真を載せるのはいったんあきらめ、撮りやすい花でこの植物を収録しておくことにします。カラスウリ属なので、花はよく似ています。ただ、カラスウリが夜に咲くのに対し、ヘビウリは日中に花を開きます。
葉はカラスウリほどつや消しタイプではなくても、キカラスウリほどはテカりません。陽除けに使うお宅も増えているので、そのうち横型写真にも収まりよく、蛇が何本も並んでぶら下がった姿に出会えることを期待しておきます。

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8月5日(土) ユキハギ

170805yukihagi♪ニベアクリーム、ニ・ベ・ア♪というフレーズは、単純な音階で覚えやすく、くたびれた爺さんの記憶にも、この商品の名前を染みこませています。そのニベア(nivea)という綴りを、このユキハギの長~い学名の尻尾に見つけ、「なーるほどぉ」と唸りました。これ、ラテン語で「雪のように白い」という意味でした。
その真っ白な花に比較すると、モジャモジャと毛を生やした枝が不釣り合いです。ただし、この毛こそ、ユキハギがケハギ(未収録)の白花品種であることの証明なので、暑苦しい!などと毛嫌いしてはいけません。
東北から北陸にかけての日本海側に育つ我が国固有種だそうで、よく見かけるシラハギよりは全体がガッシリして見えます。花どきはこちらが2カ月ほども早いので、二つを並べて植栽したら、夏から秋まで白い萩を楽しめます。

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8月4日(金) ヒルガオとコヒルガオ

170804hirugao1人間だったら間違いなく熱中症で倒れそうな環境でも、ヒルガオは平気です。じつにタフネス…ということは本題ではなくて、このヒルガオは大変にいい性格です。なぜならば、コヒルガオと見分けやすいよう、葉の付け根がシンプルだからです。
170804hirugao2そこへいくと、こっちのヒルガオ(↑)は嫌なヤツで、葉の付け根にエラがあります。こうなると、ちょっとコヒルガオかな?と迷ってしまいます。
170804kohirugao1そのコヒルガオがこれ(↑)です。ただ、このコヒルガオも性格が悪くて、葉の付け根のエラに割れ目がありません。なので、2枚目写真のヒルガオと、葉の形だけだと区別がつけにくくなってしまいます。
170804kohirugao2そんな問題児とは違い、これはとても優秀なコヒルガオです。エラがしっかり割れていて、これならどう見てもコヒルガオに間違いありません。

さて、いつになく写真を4枚も持ち出して、ワタシはなにをおさらいしているのかと言えば、「ヒルガオとコヒルガオの見分けは萼と花柄だよ」ということです。
かつて、「ヒルガオは朝から咲いていていいのか?」というバカバカしい命題にくそ真面目に取り組んだときがあって、そのときは両者の見分けポイントを図鑑の引き写しよろしくクドクドと書き連ねたものでした。
あれからもう十数年、爺さんはすっかりふてぶてしくなり、この淡いピンクの花に出会っても、花はもちろん葉にも目はくれません。見るのはひたすら萼と花柄で、萼の先が丸く、花柄がスベスベならヒルガオ(2枚目写真)、萼が尖って花柄がイガイガならコヒルガオ(4枚目写真)と判断することにしたのです。
なんとか先生のように105歳までなんてとても無理な凡人は、できるだけ余計なことを考えない省エネの人生を目指さなくてはなりません。ん、その割には、「お、きれいな姉ちゃん!」とか脇目振りっぱなしなのはどこのどいつでしょう。

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8月3日(木) ピンオーク

170803pinoak6月とはまったく別の場所で、ふたたびピンオークに出会いました。しかも、こういう舶来品ですから、胴っ腹には立派な名札がつけられていました。
それなのに、不遜にも「これ、アカガシワじゃないの?」と疑惑がムクムク…。7月に作った比較写真のピンオークの葉はけっこうシンプルに尖っていたのに、今回のものはアカガシワ風に五角形(重鋸歯型)の裂片が少なからず目につきます。
ただ、名札を信じてその気で見れば、半分以上の裂片は単純三角です。つまり、裂片のことごとくが入り組んでいるならアカガシワ、五角形もあるけれど単純三角が目立つならピンオークでいいのかなあ…というのが最新の判断基準です。
もっとも、これらの木に野山で頻繁に出会うわけもなく、この基準を知ったからと言って、いつどこで役に立つものかという淡い徒労感は漂います。

過去のきょう 2016 タマアジサイ 2015 ニオイバンマツリ(アメリカジャスミン) 2014 アオヤギソウ 2013 ナナミノキ 2012 ダイコンソウ 2011 シロバナキキョウ 2010 キツネノカミソリ 2009 アーティチョーク 2008 ハマボウ 2007 コオニユリ 2006 トコロ 2005 キツネノカミソリ 2004 スベリヒユ

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8月2日(水) シロカノコユリ

170802sirokanokoyuriふつうのカノコユリを載せてから1週間、こんな真っ白なカノコユリに会いました。色がないので鹿の子模様はできないのに、ほかの形質は一緒で、これでもカノコユリ、ただし変種なのでシロカノコユリと呼ぶものでした。
鹿児島の甑島(こしきじま)には、この百合を村花とするところもあったそうです。今は、あの平成の合併のため、その村(行政単位)はなくなってしまったものの、シロカノコユリは消えずに咲き誇っていることと思います。
この村(旧・鹿島村)はウミネコの南限繁殖地でもあって、群れ飛ぶウミネコを背景に、シロカノコユリの群落を撮る…という夢が心のなかに生まれました。

過去のきょう 2016 コシダ 2015 タコノアシ 2014 ノリウツギ 2013 ヒマワリ(品種不明) 2012 センリョウ 2011 シロバナシモツケ 2010 ヤブミョウガ 2009 マルバチシャノキ 2008 サボテン(ノトカクタス) 2007 キンロバイ 2006 モミジアオイ 2005 カナムグラ 2004 タマサンゴ(フユサンゴ)

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8月1日(火) アマチャ

170801amatyaこのアマチャというのは困った植物で、まず花が盛りのときはほとんどアジサイだと思って見過ごしてしまわれがちです。実際アジサイ(Hydrangea)なのだから、見間違えても仕方ないかという言い訳は前回掲載でしています。
ただこの問題は、花後のこの姿を見れば解決できます。アジサイの若枝が、こんなに花を追い越してボウボウ(ツンツン)と背をのばすのはほぼ見ないし、葉の細長さも、こうして葉が主体の姿になると、とても目立ちます。
もっと困ることは、これをコアマチャとすることがとても多いことです。単にアマチャでいいもの(YListでは和名:アマチャ、別称なし)に、なぜ「コ」をつけて呼ぶのか、悩ましいことです。仲間のアマギアマチャ(未収録)には「コ」がつかないことからしても、この木はコアマチャではなくアマチャであることは明らかなのです。
思うに、飲み物の甘茶と原料である木(葉)を区別したいとか、あるいはお釈迦様に注ぐものに対する敬意で美称をつけたいとか、そんな事情があったのでしょう。ここはお釈迦様に負けない度量で、コアマチャもありと覚えておきましょう。

過去のきょう 2016 アセロラ 2015 トウコマツナギ(キダチコマツナギ) 2014 ウラハグサ(フウチソウ) 2013 アオギリ 2012 黒葉サトイモ 2011 ヒメヒオウギズイセン 2010 ハンカチノキ 2009 オオリキュウバイ 2008 カキラン 2007 オレガノ(ハナハッカ) 2006 ミゾカクシ 2005 シマサルスベリ 2004 コナラ

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