8月29日(火) ゴマキ(ゴマギ)
ゴマキの過去記事を探していて驚きました。もうあれから5年!です。このごろ、鏡のなかのシワに嫌気がさしていたのは、どうにも仕方ないことでした。
ところが同じその歳月は前と同じこのゴマキを大きく変えていました。5年前には葉にも実にも触れなくて歯ぎしりしたのに、のびた枝に簡単に手が届くのです。
当然ながら試食しました。まずは赤い実から口に入れました。ガシガシした食感で、味がまったくありません。期待から失望へ、状況は俊足の変化です。
気を取り直して黒い実です。ペチョ→トロッと来て、ジューシーです。ネトーッと甘さがあります。美味でした。ただ、この食べごろ期間は意外に短いようで、実の多数派はガシガシの赤だし、黒いものの半分以上は干からびているのです。
たぶんゴマキだってワタシのために熟しているのではなくて、長期にわたって少しずつおいしい餌を用意するのでしょう。それを啄みに来る鳥も、時期によって入れ替わり、それらの航続距離が違えば、種の落ちる場所も多様に…という勝手な想像をしていると、人間とは違っても、植物にも知性があると信じたくなります。
ところが同じその歳月は前と同じこのゴマキを大きく変えていました。5年前には葉にも実にも触れなくて歯ぎしりしたのに、のびた枝に簡単に手が届くのです。
当然ながら試食しました。まずは赤い実から口に入れました。ガシガシした食感で、味がまったくありません。期待から失望へ、状況は俊足の変化です。
気を取り直して黒い実です。ペチョ→トロッと来て、ジューシーです。ネトーッと甘さがあります。美味でした。ただ、この食べごろ期間は意外に短いようで、実の多数派はガシガシの赤だし、黒いものの半分以上は干からびているのです。
たぶんゴマキだってワタシのために熟しているのではなくて、長期にわたって少しずつおいしい餌を用意するのでしょう。それを啄みに来る鳥も、時期によって入れ替わり、それらの航続距離が違えば、種の落ちる場所も多様に…という勝手な想像をしていると、人間とは違っても、植物にも知性があると信じたくなります。
<補注> さすがのゴマキの実も、10月半ばには売り切れでした。(2017年10月16日)
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