8月10日(木) シュムシュノコギリソウ
北方四島さえなかなか簡単にはいかなくて、その千島列島の最北部にある占守島(しゅむしゅとう)の帰属など、永遠の未解決課題でしょう。ただ、この島でもかつて激戦があったわけで、終戦記念日を迎えようとするこの時期にシュムシュの名を持つ草をここに載せ、英霊を追悼することとします。
花は在来のノコギリソウのそれを少しだけ大きく荒くした感じです。ただし、それは比較すればということで、片方だけパッと見てわかるものではありません。
当然ながら違いは葉にあって、粉を吹いたように白かった本来のノコギリソウと比べると、こちらの葉表はほぼふつうに緑色です。また、切れ込みの形が単純だった在来種よりは少し複雑です。ところが、比較する葉をセイヨウノコギリソウにしたとたん、切れ込みが単純に見え出すのだから面白いものです。
野歩きでふつうに見かけることはなく、上記のような見分けポイントを覚える必要は薄そうでも、シュムシュの名だけは記憶を新たにしておくことにします。
花は在来のノコギリソウのそれを少しだけ大きく荒くした感じです。ただし、それは比較すればということで、片方だけパッと見てわかるものではありません。
当然ながら違いは葉にあって、粉を吹いたように白かった本来のノコギリソウと比べると、こちらの葉表はほぼふつうに緑色です。また、切れ込みの形が単純だった在来種よりは少し複雑です。ところが、比較する葉をセイヨウノコギリソウにしたとたん、切れ込みが単純に見え出すのだから面白いものです。
野歩きでふつうに見かけることはなく、上記のような見分けポイントを覚える必要は薄そうでも、シュムシュの名だけは記憶を新たにしておくことにします。
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