7月14日(金) ユクノキ
雪のように白い花をつけるので「雪の木」で、それが転訛してユクノキ…この木の名前についての定説です。その花は夏場につくはずで、さぞかし涼しい眺めでしょうに、残念ながら今年も、花のハの字も見ることはできませんでした。
それでも、稜線を吹き渡る風は娑婆よりはずっと心地よく、ここまでのエッチラオッチラは十分に癒やされます。フジを思わせる葉(ユクノキにはミヤマフジキという別名あり)も、サヤサヤと涼しげに風に揺れます。
などというのはほぼ負け惜しみで、いやあ、花を見たかったです。自分の周囲ではどこにでもある木ではないので、少しずつ時期を変えてここに通うのが、「雪の木」を得心できる一番の近道(注)だろうと思っています。
それでも、稜線を吹き渡る風は娑婆よりはずっと心地よく、ここまでのエッチラオッチラは十分に癒やされます。フジを思わせる葉(ユクノキにはミヤマフジキという別名あり)も、サヤサヤと涼しげに風に揺れます。
などというのはほぼ負け惜しみで、いやあ、花を見たかったです。自分の周囲ではどこにでもある木ではないので、少しずつ時期を変えてここに通うのが、「雪の木」を得心できる一番の近道(注)だろうと思っています。
<補注> 同属(Cladrastis)のケンタッキー・イエローウッドについて学んだら、この属の開花は不定周期(2~3年おき)らしいと知りました。(2023年10月28日)
過去のきょう 2016 セイヨウヤブイチゴ(ブラックベリー) 2015 ユリノキ 2014 シマススキ 2013 クロモジ 2012 トチバニンジン 2011 ノウゼンカズラ 2010 ベニバスモモ(ベニスモモ) 2009 ミヤギノハギ(ナツハギ) 2008 ジュンサイ 2007 チョウセンシラベ・シルバーロック 2006 カランコエ 2005 マルバマンネングサ 2004 ホテイアオイ
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