番外編 : 野生との接近遭遇
小さな池の向こうで藪がゴソゴソとざわめいて、かなり重量感のある音でした。「猫じゃないな、犬ならけっこう大型?」と考えたのは、人家がほど近い場所で、藪を揺する動物として猫や犬くらいしか思いつかない場所だったからです。
ところが、音の方に向けた望遠レンズがとらえたものはタヌキでした。目を上げたまま、ガブガブ音を立てて池の水を飲むと、あっと言う間に立ち去りました。
うーん、蕗の葉にピントを当ててどうするんじゃ?と悔やんでもあとの祭りです。しかし、その奥で仔細はぼやけていても、決して彼の視線は外れていません。知床の熊(こちらなんて無視していると思ったのに、写真で確かめたら、きっちりとこちらをマークしていた)を思い出しました。野生、恐るべし。
ところが、音の方に向けた望遠レンズがとらえたものはタヌキでした。目を上げたまま、ガブガブ音を立てて池の水を飲むと、あっと言う間に立ち去りました。
うーん、蕗の葉にピントを当ててどうするんじゃ?と悔やんでもあとの祭りです。しかし、その奥で仔細はぼやけていても、決して彼の視線は外れていません。知床の熊(こちらなんて無視していると思ったのに、写真で確かめたら、きっちりとこちらをマークしていた)を思い出しました。野生、恐るべし。
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