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6月26日(月) アメリカスズカケノキ

170626america3種あるプラタナス類のなかで、最後の登場になったアメリカスズカケノキです。仲間のスズカケノキモミジバスズカケノキにずいぶん遅れをとりました。
そのわけは、3種の見分けポイントになる実にこだわっていたからです。1本の柄に3個以上つくスズカケ、2個のモミジバに対し、1個だけがアメリカなのに、その1個だけの証拠を押さえられないでここまできました。たぶんアメリカだと思っても、画面のどこかしらに実が2個ついた柄が写ってしまうのです。
そこで、実での区別はいったんあきらめ、もう一つの見分けポイントである葉にフォーカスしてみることにしました。アメリカの葉は切れ込みがほぼありません。
170626platanus_map_bで、3種を世界地図に嵌め込んでみました。オレンジ線が出身地を表します。水色の線はモミジバスズカケの出自を表していて、スズカケとアメリカをイギリスで交配して作られたのだそうです。いかにも上手に掛け合わせができたもので、葉の切れ込みも実の数(茶色の丸印)も、母種二つのちょうど真んなかになっています。
両家の間で、父親似だ・母親似だと一喜一憂する(ことの多い・笑)人間界とは大きな違いで、草木にはいつも範を示されるばかりです。

2016年のきょうトサミズキ> 2015年のきょうチェリーセージ(サルビア・ミクロフィラ)・ホットリップス> 2014年のきょうコウホネ> 2013年のきょうハマナス> 2012年のきょうアカツメクサ> 2011年のきょうウチワサボテン> 2010年のきょうイヌウメモドキ(雄株)> 2009年のきょうシコタンソウ> 2008年のきょうヒメカイウ> 2007年のきょうカクテル(つるバラ)> 2006年のきょうヤポンノキ> 2005年のきょうガクアジサイ> 2004年のきょうモッコク

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6月25日(日) トチバニンジン

170625totiba1掲載4度目にしてようやくとらえたトチバニンジンの花は、ずいぶんとややこしい仕掛けを持つものでした。この写真で「花らしい」のは下側に見えるもので、5枚の花びらと5本の雄シベを持っています。
では、上側に写ったものはなにかと言えば、雌性期に移り子房が充実し始めた「花(の痕)」です。つまり、トチバニンジンの花は雄性先熟なのです。
170625totiba2これ(写真上部)が雌性期に入った直後の散形花序です。半透明の白い花柱は、図鑑的には2本とされますが、数はかなり気まぐれです。
そして、ややこしいのは散形花序の位置によって熟す時期が違うし、分岐した茎につく花は雄の役目だけで終わることもあるらしい点です。このことが、今まで実の色づき時期が錯綜したり、真っ赤な実の近くに花の痕が残っていた原因でした。
こういう仕掛けを知ってから過去写真を見直すと、それぞれが上の説明に符合した姿を見せていて、撮影前に学習しようぜ!と自分に活を入れ直しです。

2016年のきょうオカヒジキ> 2015年のきょうハルシャギク> 2014年のきょうアメリカデイゴ(カイコウズ)> 2013年のきょうキバナダンドクとダンドク> 2012年のきょうキョウチクトウ(白八重)> 2011年のきょうモミジイチゴ> 2010年のきょうウメモドキ(雄株)> 2009年のきょうナツユキカズラ> 2008年のきょうハナイカダ> 2007年のきょうイソトマ・アネシフォリア> 2006年のきょうベニバナ> 2005年のきょうシロシキブ> 2004年のきょうハマナス

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6月24日(土) メダラ

170624medaraタラノキなのに棘がない→優しい→女性的→雌タラノキ→メダラ…です。男が皆雄々しくはないように、女性がすべからく優しいわけじゃないぜ!と噛みつきたくなるわけですが、まあ、ここは波風立てずに先人の思考回路に従っておきましょう。
さて、実際に痛くないか、ふつうのタラノキで懲りているオジサンはこわごわと触りまくってみました。枝はもちろん、葉柄も主脈の裏表も、まるっきりツルツルです。
ふつうのタラノキ(Aralia elata)の品種(f. subinermis)であり、メダラは通称ではなく標準和名です。「タラの芽」用の栽培にはメダラが選ばれるという話には頷けても、果たしてお味が山のタラノキと変わらないものか、ちょっと気になります。

2016年のきょうイイギリ> 2015年のきょうジョウリョクヤマボウシ> 2014年のきょうギョウジャニンニク> 2013年のきょうニッサボク> 2012年のきょうオオバノトンボソウ> 2011年のきょうギシギシ> 2010年のきょうモミジイチゴ> 2009年のきょうレッドロビン> 2008年のきょうフタリシズカ> 2007年のきょうアメリカデイゴ> 2006年のきょうラッカセイ> 2005年のきょうセイヨウバクチノキ> 2004年のきょうアカツメクサ

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6月23日(金) フイリクサヨシ

170623huirikusayosiアシ(ヨシ)よりも柔くて小型で草っぽいからクサヨシと名付けられはしたものの、それでも背丈は男の肩を超すほどはあります。そのクサヨシの園芸品種がこれで、そもそもが水辺の植物なのに、さらに清涼感アップというわけです。
そこで問題に思ったのは、こんな作出品に対する需要(背の高い草が見映えする広い水辺)ってあるのかという、いかにも兎小屋住人らしい発想でした。そう思いつつ、こうして美しい植栽場所を写しているわけだから世話がいりません。
かつて、某美術館の広~い池を見て、ウチのメダカをこういうところで泳がせたいと憧れたものです。あれから年を経た今、せめて斑入り草葦をほんの二・三株植えられるビオトープを作りたいなぁと、夢はごくささやかなものに変わりました。

2016年のきょうヒルムシロ> 2015年のきょうアイイロニワゼキショウ(ルリニワゼキショウ)> 2014年のきょうジャカランダ> 2013年のきょうタイマツバナ(モナルダ、ベルガモット)> 2012年のきょうヒメシャラ> 2011年のきょうビワ> 2010年のきょうネズミモチ> 2009年のきょうエーデルワイス> 2008年のきょうオオバナウツボグサ> 2007年のきょうホザキシモツケ> 2006年のきょうシュッコンカスミソウ> 2005年のきょうキョウチクトウ> 2004年のきょうヨウシュヤマゴボウ

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6月22日(木) マルメロ(とカリン)

170622marmalo実の先に残った萼が、まるでプロペラみたいです。雷電(戦争末期の海軍戦闘機。おデブなフォルムがかわいかった)飛行隊、出撃だーい!
花は上向きに咲き、そのまま実がふくらみ始め、それが充実すると下向きになるという「果実の法則(あるか、そんなん・笑)」の中間状態です。その横向きの姿のコミカルさに加え、緑から黄色に変わる間にこんな色合いを呈するとは驚きました。
170622karin大きさや固さで似たもの同士のカリンもチェックしてみました。緑から黄色に変わる中間状態は、素直に黄緑色でした。

マルメロの実を最初に載せたとき、その風貌を「まるで小言幸兵衛」と評したものですが、形だけでなく色づき具合まで、「ちょっとひと言」あるお人でした。

2016年のきょうサカキ> 2015年のきょうミズキ> 2014年のきょうホタルイ> 2013年のきょうジャボチカバ(キブドウ)> 2012年のきょうアマリリス> 2011年のきょうスカシユリ> 2010年のきょうハグマノキ> 2009年のきょうシチダンカ> 2008年のきょうメグスリノキ> 2007年のきょうキキョウソウ> 2006年のきょうゴウダソウ> 2005年のきょうスカシユリ> 2004年のきょうヤマモモ

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6月21日(水) ウチワゼニクサ(タテバチドメグサ、ウォーターコイン)

170621utiwazenikusa1沼の岸辺がこんな光景でした。なんか異国風だなあと思ったら、北米原産のウチワゼニクサで、アクアリウムに多用されているものでした。あえてここに植えたものか、だれか捨てたものが野生化したのか、けっこう我が物顔です。
170621utiwazenikusa2葉表には艶があって、ウォーターコインという流通名にうなずけます。抽水状態で葉を立てて育つ参考写真を見たら、昔の記憶が蘇りました。大阪で見つけたメダカ鉢にこの草があしらわれていたのです。13年後の正体判明です。
状態によって、葉は小さくも大きく(経4~5cm)もなり、またハスの葉のように横に開いたり、立って盾状になったりするので、「団扇」も「コイン」もどっちもありだと感じます。自分はチドメグサの仲間だろうと思って調べたので、タテバチドメグサという別名も気に入っていて、きょうのタイトル欄が長くなりました。

2016年のきょうノビネチドリ> 2015年のきょうサンカヨウ> 2014年のきょうホソバタイサンボク> 2013年のきょうドイツスズラン> 2012年のきょうヤマコウバシ> 2011年のきょうマルバチシャノキ> 2010年のきょうロベリア(瑠璃蝶草)> 2009年のきょうコアジサイ> 2008年のきょうクリンソウ> 2007年のきょうイトバハルシャギク> 2006年のきょうツキヌキニンドウ> 2005年のきょうアンズ> 2004年のきょうハンゲショウ

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6月20日(火) ヤハズホオノキ

170620yahazuhoonoki長く生きていれば凹むときもあるわけですが、この葉っぱの場合、それがずっと続くのだから、慰めようもありません。だれか、人生相談に乗ってあげたら…。
たぶん、葉の生長点の1カ所だけが止まる現象(獅子葉とか)なのでしょうが、その理由もメリットも、想像さえつきません。他人とちょっと違うのが好き!というヤツは、こちらの世界にもたくさんいるので、生きとし生けるもの、みな同じ?
兵庫県宍粟市には、葉がこれで、なおかつ花が赤いという変わり者がいるそうで、今回写した木がそこまで変人かどうか、来春まで気長に待ってみます。

ホオノキの葉の先端なんて、今まで気にしたこともなくて、過去掲載の写真はどれもが無意識そのものです。ただ、たしかに凹んではいないようです。
若葉> <開花A> <開花B> <実A> <実B> <実C

<補注> 葉を貫通した花穂が面白くて載せていた写真が、期せずして「ふつうのホオノキの葉は先端が尖る」ことを証明していました。

2016年のきょうアナベル(アジサイ)> 2015年のきょうゼラニウム> 2014年のきょうハンゲショウ> 2013年のきょうサントリナ> 2012年のきょうサボテン(ノトカクタス・品種名不明)> 2011年のきょうカワラマツバ> 2010年のきょうヤブムラサキ> 2009年のきょうアジサイ(渦紫陽花) > 2008年のきょうササユリ> 2007年のきょうクロバナフウロ> 2006年のきょうマリアアザミ> 2005年のきょうムラサキシキブ> 2004年のきょうアガパンサス

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6月19日(月) ドクゼリモドキ(ホワイトレースフラワー)

170619benisijimi吸っても吸っても、ここは花の海なのだから、ベニシジミはさぞやご満悦でしょう。その横で、蟻はもうこの幸せに溺れてしまっています。
170619akasujikamemusi一方、アカスジカメムシは終わった花が好きなようで、花びらが落ちたあとの花台をペロペロペロ…。と、蟻はなんでもござれのようで、ここでも活躍中でした。
170619dokuzerimodokiで、グッとカメラを引くと、こんな感じです。セリとそっくりで危ないのがドクゼリで、それに似ているという例の三段階命名で、このパターンはだいたい大元とはかけ離れた容貌であることが多いようです。
こんなあくの強い名前は園芸的にいかがなものか、ということで、一般にはホワイトレースフラワーと呼ばれます。ふだんは横町の隠居よろしく、「なんでも横文字にしやがって」と毒づいているのに、これにはSo good!と膝を叩きます。

2016年のきょうヒオウギアヤメ> 2015年のきょうアフリカホウセンカ(インパチェンス)> 2014年のきょうムクロジ> 2013年のきょうササユリ> 2012年のきょうガクアジサイ> 2011年のきょうナナミノキ(雌株)> 2010年のきょうキョウガノコ> 2009年のきょうエゾヘビイチゴ(ワイルドストロベリー)> 2008年のきょうミヤマウグイスカグラ> 2007年のきょうイチヤクソウ> 2006年のきょうサクラ(染井吉野)> 2005年のきょうコムラサキ> 2004年のきょうコムラサキ

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6月18日(日) コルクガシ

170618cork1さすがの迫力とフワフワ感で、代用品とされるアベマキの皮とは貫禄が違います。ただし、凸凹が強すぎて、これでは製品にするのに歩留まりが悪そうです。
調べたら、最初に剥ぐ(生涯に10回以上剥ぎ取られるのだそう)皮は亀裂が多くて凸凹も深すぎ、「加工には適さない」とあります。2回目からは質のいい皮が取れるそうで、そうやって200年以上もお務めするのだから偉いものです。
170618cork2さて、幹から目を移すと、楕円形で縁がカールした葉はウバメガシを思わせます。やはりドングリをつけるらしいのでかなり探したものの、結果は無念でした。
1706181cork3全体はこんな感じで、陽樹という感じがします。ふるさとの地中海沿岸とは光も空気も違うことでしょうが、今度はぜひドングリを見せてくださいませ。

2016年のきょうベニバナヤマシャクヤク> 2015年のきょうサワフタギ> 2014年のきょうワタナベソウ> 2013年のきょうコクテンギ> 2012年のきょうヒルザキツキミソウ> 2011年のきょうハナショウブ> 2010年のきょうテイカカズラ> 2009年のきょうクロバナロウバイ> 2008年のきょうイワタバコ> 2007年のきょうニッコウキスゲ> 2006年のきょうベニバナ> 2005年のきょうマツバギク> 2004年のきょうサルスベリ

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番外編 : これかぁ(ゴマダラカミキリ)

170618gomadara去年の秋、篠栗小学校4年・虫グループさんたちのけなげな看板でその存在を知ったゴマダラカミキリです。
なるほど胡麻斑で、あの絵がとても上手だったことがわかります。ただ、絵では想像できなかったのが、この翅の輝きです。まるで油で濡れているようです。
つかむと、けっこうな力であがきます。隣のチビガキ(小2)が異様なカミキリムシファンなので、お持ち帰りも考えたものの、無事にウチまで持ち帰る自信もなく、未練がましくサヨナラしました。

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6月17日(土) カボチャ

170617kabotya後日、この写真だけを見てカボチャとわかるかどうかは、全然自信がありません。たまたま知り合いが畑にいて、正体を教えてくれました。
で、つくづく思うのは、ガサガサしたウリ科の面々のなかでも、カボチャ(カボチャ属)のこの毛の強(こわ)さは格別だということです。まるでガラス繊維です。
こういう毛は、ちゃんと言うと毛状突起(トライコーム)だそうです。過度の光線や過度の蒸散、あるいは害虫類から自分を守るという役割が考えられています。
たしかに、自分が芋虫だったら、こんな蔓や葉は敬遠しそうです。さらに、うかうかしているとこの巻きひげに絡め取られそうで、芋虫でなかった幸せを感じます。

2016年のきょうウラジロヨウラク> 2015年のきょうウキヤガラ> 2014年のきょうセイヨウトチノキ(マロニエ、ウマグリ)> 2013年のきょうケマンソウ(タイツリソウ)> 2012年のきょうハグマノキ(スモークツリー)> 2011年のきょうラベンダー・デンタータ> 2010年のきょうヒメジョオン> 2009年のきょうギンバイカ> 2008年のきょうアゼナルコスゲ> 2007年のきょうワラビ> 2006年のきょうローズゼラニウム> 2005年のきょうカツラ> 2004年のきょうシロタエギク

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6月16日(金) アカガシワ

170616akagasiwa風が吹き荒れた日、大きすぎてふだんは写せないアカガシワ(か、類似種)の枝先が千切られて足下に落ちていました。深い切れ込みを持つ葉はまだみずみずしく、その付け根にはドングリがついていました。
下側のドングリは、おりん布団のような殻斗に埋もれてはいても、その先についている赤ちゃんドングリよりは明らかに先輩です。ドングリには、花が咲いたその年に完成する一年成と、翌年に熟する二年成があり、アカガシワは後者なのでした。その証拠に、下側のドングリの下にはもう葉がなく(アカガシワは落葉性)、上側のドングリの上下には今年の葉がついています。
調べてみると、アカガシワのドングリはこのおりん布団の上にコロンと丸く乗って、なかなかかわいい姿です。秋に適切(?)な台風が来てくれたら、急いでまたこの場所に来てみることにしましょう。

2016年のきょうマルバシモツケ> 2015年のきょうテウチグルミ> 2014年のきょうガマ> 2013年のきょうサンショウ> 2012年のきょうイロマツヨイグサ(ゴデチア)> 2011年のきょうナデシコ・ソーティ(黒花ナデシコ)> 2010年のきょうイボタノキ> 2009年のきょうバイカウツギ> 2008年のきょうサンショウバラ> 2007年のきょうカンパニュラ・メディウム(フウリンソウ、ツリガネソウ)> 2006年のきょうハタザオキキョウ> 2005年のきょうバショウ> 2004年のきょうオシロイバナ

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6月15日(木) アフリカハマユウ(インドハマユウ)

170615africa_hamayuu通称インドハマユウ、じつはアフリカハマユウ、でもみんながインドハマユウと呼ぶからそれでいいか…だそうで、今の自民党みたいに数の論理です。
そんなことを教えてもらったのが10年以上前なのに、いまだにこの花を見ると「お、インドハマユウだ」と呟いてしまうのだから、草木愛好家の名折れです。この圧倒的に長い花柄(インドはやや短い)と、純白無垢な花びら(インドは紫の筋あり)を確認したときは、正しく「アフリカハマユウだ」と呟けるようになりたいものです。
と言うか、正しいインドハマユウを探すのが先決問題です。インドとアフリカ、両方の写真をここで引き比べない限り、ワタシの恥ずかしい呟きは治らないでしょう。

2016年のきょうイノデ> 2015年のきょうライムギ> 2014年のきょうエゾアジサイ> 2013年のきょうベニバナ> 2012年のきょうヒメタイサンボク> 2011年のきょうノグルミ> 2010年のきょうニゲラ> 2009年のきょうヤマブキショウマ> 2008年のきょうベニバナイチヤクソウ> 2007年のきょうムラサキウマゴヤシ> 2006年のきょうハナキササゲ(オオアメリカキササゲ)> 2005年のきょうシャクヤク> 2004年のきょうハキダメギク

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6月14日(水) ツクバネガシ

170614tukubanegasi花を見たぞ!と言うにはやや遅く、かと言ってもう実になって!とは言いにくい、そんな微妙な雌花(写真右上)に出会いました。
雄花は?と言うと、もうどこにもぶら下がっていなくて、その痕跡であろう「クズ」が、写真左下のように、2年目ドングリに絡みついていました。あと2週間も早ければ、と残念に思う一方で、微妙な時期をとらえて愉快でもあります。
このツクバネガシとは、足下に落ちていたドングリに始まるつきあいです。そのあと、殻斗をうまく写せないという泣きの寄り道があって、足かけ3年でようやく花の痕までたどりついたわけです。悠然とそびえる巨木ですから、学ばせていただくこちらも気長にそのお膝下に通うことにしました。

2016年のきょうホソバアオキ> 2015年のきょうボダイジュ> 2014年のきょうタツナミソウ> 2013年のきょうネズミモチ> 2012年のきょうウワバミソウ> 2011年のきょうラムズイヤー> 2010年のきょうヤマグワ> 2009年のきょうジョウリョクヤマボウシ> 2008年のきょうムクノキ> 2007年のきょうナンテンハギ> 2006年のきょうヤエドクダミ> 2005年のきょうブナ> 2004年のきょうガクアジサイ

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6月13日(火) ナガバミズアオイ(ポンテデリア・コルダタ)

170613pontederia_cordata_1ため池の岸辺が、照り輝く葉で覆われていました。去年もナガバミズアオイを載せていますが、あれは某温室での撮影でした。それが今度はごく近所の、露地というか、ごく自然な環境で育っていて、そのせいか葉の色艶が見違えるようです。
170613pontederia_cordata2しかも、温室では望むべくもないポリネーターが盛んに吸蜜中でした。上向きの花びらには蜜標らしき二つの黄色いスポットがあり、蜜蜂はそこを目指してせわしく頭を突っ込んで回ります。腹部が、ちょうど雄シベ・雌シベにあたるようです。
それにしても、去年は少しばかり冷たい目で見てしまったことを反省です。外来のものが無分別で増えることは要注意でも、節度を保って、管理された状態で育ってくれるなら、それを眺める人間にも、吸蜜する蜂にも、うれしいことでした。

2016年のきょうムラサキミツバ> 2015年のきょうイヌガラシ> 2014年のきょうチョウセンキハギ> 2013年のきょうゲラニウム(Jolly Bee )> 2012年のきょうヒメカジイチゴ> 2011年のきょうアカモノ> 2010年のきょうアオテンマ> 2009年のきょうヤマボウシ(紅山法師)> 2008年のきょうニワトコ> 2007年のきょうナヨクサフジ> 2006年のきょうカシワバアジサイ> 2005年のきょうウメモドキ> 2004年のきょうムクゲ

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番外編 : 野生との接近遭遇

170613tanukijpg小さな池の向こうで藪がゴソゴソとざわめいて、かなり重量感のある音でした。「猫じゃないな、犬ならけっこう大型?」と考えたのは、人家がほど近い場所で、藪を揺する動物として猫や犬くらいしか思いつかない場所だったからです。
ところが、音の方に向けた望遠レンズがとらえたものはタヌキでした。こちらと目を合わせたまま、ガブガブ音を立てて池の水を飲むと、あっと言う間に立ち去りました。
うーん、蕗の葉にピントを当ててどうするんじゃ?と悔やんでもあとの祭りです。しかし、その奥で仔細はぼやけていても、決して彼の視線は外れていません。知床で出会った熊が、こちらなんて無視していると思ったのに、写真で確かめたら、きっちりとこちらをマークしていたのを思い出しました。野生、恐るべし。

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6月12日(月) フシノハアワブキ

170612husinohaawabuki1もう少し夏の盛りだと、この花を見て「ああ、ビール…」と喉が鳴りそうです。まさしく泡が吹いていて、ふつうのアワブキとは同科同属の仲間です。
ただし、こちらは別名でヤンバルアワブキとかリュウキュウアワブキと言うように、自生は西日本なので、関東で見るのは植栽ものに限られます。そして、もう一つの別名をヌルデアワブキと言うように、葉が「ふつう」とはだいぶ違います。
そもそもフシノハとはヌルデのことだそうで、たしかに奇数羽状複葉(「ふつう」は互生の単葉)です。個人的には、ヌルデよりもシマトネリコを連想します。
170612husinohaawabuki2同科同属だなんてほぼ思えない葉を見てから花に目を移すと、泡立ちそうな感じは似ていても、「ふつう」のような変則さがなくて、これもちょっと違って見えます。
わからんなぁと呟きつつ、この大木(10mほど)を見上げると、樹冠は泡で覆われていて、「まっ、アワブキですかねえ」と不承不承に呟くのでした。

2016年のきょうヤマウコギ> 2015年のきょうドクウツギ> 2014年のきょうクラマゴケ> 2013年のきょうフェイジョア> 2012年のきょうムシャリンドウ> 2011年のきょうアリウム・ギガンテウム> 2010年のきょうオオテンニンギク> 2009年のきょうニワナナカマド(チンシバイ)> 2008年のきょうシナノキ> 2007年のきょうオオマツヨイグサ> 2006年のきょうムシトリナデシコ> 2005年のきょうクリ> 2004年のきょうクチナシ

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6月11日(日) ショウジョウバカマ

170611syoujoubakama1生気に満ちて凜とした姿は、とても花後のそれとは見えません。さらに、背丈が花どきよりグンと高くて、ショウジョウバカマとわかるのに手間取りました。
この背丈は、種を散布するときの有利さを確保するためでしょう。こういうショウジョウバカマの性質がわかってから過去掲載の写真を見直すと、3月にはずいぶん短かかった花茎が、4月にはかなり長くなっていることに気づきます。
170611syoujoubakama2正体を見定めるのに役立ったのが、地面を埋める幼い株の群れでした。最初の出会いのときは貴重品に思えたショウジョウバカマが、このごろは数カ所の山でこうして路傍を埋めているのを見かけます。環境が良くなったのか、単に自分の目が慣れたせいか、どちらであっても、うれしいことに変わりはありません。

2016年のきょうホンカンゾウ(シナカンゾウ)> 2015年のきょうカモミール(カミツレ、カモマイル、ジャーマンカモミール)> 2014年のきょうツゲ(ホンツゲ)> 2013年のきょうタカノハススキ> 2012年のきょうユリノキ(斑入り種)> 2011年のきょうレンゲツツジ> 2010年のきょうウメガサソウ> 2009年のきょうナンテン> 2008年のきょうマグワ> 2007年のきょうヒョウタンボク(キンギンボク)> 2006年のきょうホオズキ> 2005年のきょうアカンサス> 2004年のきょうナツツバキ

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6月10日(土) セッコウガキ

170610sekkougaki名前のセッコウは中国・浙江省に因んでいて、彼の地で観賞用に育てられている柿の木です。たしかに、鑑賞に値する花で、日本で見るふつうの柿の花の無愛想さに比べると、まるで別の種類の木に見えます。(実際は同科同属)
たしか、以前、実の写真も撮った気がして探したものの、目的は果たせません。ロウヤガキのように小さくて、さらにあれより寸詰まり、ただしリュウキュウマメガキよりは一回り大きい、そんな感じだったような…。
ところが、味の記憶がありません。「ウゥゥ」となってもニンマリしても、いずれ絶対に覚えているはずで、たぶん手を出したくなる時期に会えていないのでしょう。さて、今年の秋には苦悶に頬を歪めるか快哉の笑みを浮かべるか、運試し・味試しです。

2016年のきょうネグンドカエデ・フラミンゴ> 2015年のきょうアブラツツジ> 2014年のきょうエキノプシス・カマエセレウス(ビャクダン、ピーナツカクタス)> 2013年のきょうニッサボク> 2012年のきょうヒメコバンソウ> 2011年のきょうキショウブ> 2010年のきょうアカショウマ> 2009年のきょうハタザクラ(実)> 2008年のきょうラミウム・マクラツム> 2007年のきょうオニノヤガラ> 2006年のきょうブドウ(ヨーロッパブドウ)> 2005年のきょうシャグマユリ> 2004年のきょうタイサンボク

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6月9日(金) トウキ

170609touki1かなり元気系の草であることは、のびやかな若葉やはち切れそうな苞の具合で推測できます。ご婦人に霊験あらたかな生薬の原料として有名です。
170609touki2そんな効能のあるのは根なのに、コアオハナムグリは花粉と蜜にご執心でした。繊細な花の美しさなどお構いなしで、ムシャムシャペロペロと蹂躙してくれます。
170609touki3ただ、花粉を食べるだけの黄金虫はまだかわいくて、この芋虫は悪辣です。レンズを向けたとき、お尻(右側)から飽食の結果を排出してくれました。
トウキなどのセリ科を食草とする蝶を調べたら、この派手なボディの写真がたくさん出てきて、この大食漢がキアゲハの子供であることがわかりました。

2016年のきょうオオトウワタ> 2015年のきょうマツモトセンノウ> 2014年のきょうシリブカガシとマテバシイ> 2013年のきょうアナガリス(ルリハコベ)> 2012年のきょうヒメリンゴ> 2011年のきょうキレンゲツツジ> 2010年のきょうナルコユリ> 2009年のきょうニワウルシ(雄株)> 2008年のきょうコアジサイ> 2007年のきょうノリウツギ> 2006年のきょうプリベット> 2005年のきょうサルビア・グアラニチカ> 2004年のきょうネムノキ

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6月8日(木) ヒゼンマユミ

170608hizenmayumi1よーし、ヒゼンマユミの賑やかな花どきを押さえたぞぉ!で、この記事はめでたく終わるはずでした。ところが!なのです。
ヘテロスタイルってなんですかぁ。Heteroって異性愛、一部の人には顰蹙を受けるでしょうが、まあふつうの恋愛タイプのことですわなあ。で、Styleって、スタイルがいいとか悪いとか言うよねえと思ったら、それとは別義で花柱のことでした。
170608hizenmayumi2つまり、ヘテロスタイル=異性を愛する花柱です。写真(↑)に短柱花・長柱花(この見分けが正しいかどうか不明)と書き入れました。花柱が花台にほぼ埋もれ、その代わりに雄シベの葯が目立つ花(写真中央)と、花柱がやや出っ張り、葯が退化している花(写真左端)がたしかにあります。
マユミの仲間なんだから雌雄異株かと思ったら、ヒゼンマユミはヘテロスタイリー(蕎麦の花がこれで有名らしい)なのでした。うーん、単純に雄花・雌花でいいのでは?と思う一方で、ちょっとかっこいい言葉を覚えて得した気分でもあります。

<補注> いい加減な書き方をしましたが、雄花・雌花とは違い、短柱花は長柱花の花粉で受精し、長柱花はその逆、つまりどちらも「妊娠」するわけで、雌雄の役割分担ではないようです。

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6月7日(水) ハナヤエムグラ

170607hanayaemugura帰化植物というのは、ときどき危険視されるほどの繁殖力があって、目の敵にされがちです。ところが、このハナヤエムグラはそれほど精力絶倫ではないらしく、見つけるとちょっとうれしがるべき「舶来品」的な存在です。
ふつうのヤエムグラとはアカネ科の属違いで、わりと近縁だと言います。たしかに、輪生した葉はこちらがややグラマーでも、感じは似ています。
淡い紫の十字花が総苞に包まれているのが「ふつう」との大きな違いです。したがって花後の実の付き方もまた「ふつう」とは異なります。もう少し実の姿がはっきりしたら、そのあたりにググッと迫ってみようと思います。

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6月6日(火) シラキ

170606siraki髪飾りみたいな実と、濃く色づいた葉を見たのが10年前でした。その実を開いて、なかからウズラの卵が出てきて驚いてからでも9年経ちます。
その間、どうして花を見たいと思わなかったのか、自分が不思議です。面白い実や重厚な紅葉で満足してしまったのか、花を撮ろうとは考えもしなかったのです。
さすがにシラキの方で業を煮やしたのか、「久しぶり~」と目の前に現れてくれました。どっしりと量感のある葉が立派です。
そして雌花の子房です。なんとなく3つに膨らみそうな気配はあるし、柱頭は3つに割れているし、なのに種は1個しか入っていないなんて、まだ信じられません。
さらに雄花が変です。こんな地味っぽい雄花、初めて見ました。
きっと、自分が珍品であることはわかっていて、早くここに登場したかったのだと思います。ずいぶんお待たせして、シラキさん、申し訳ありませんでした。

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6月5日(月) コムギとオオムギ

170605komugi小麦(↑)と大麦というのは名前的に対なので、てっきり草丈か実のサイズに大小があるのだと思っていました。ところがそうではなくて、芽生え後すぐの葉が、大麦の方が広くて、小麦のそれと比べると大柄に見えるという意味なのでした。
そして、名前的にはセットでも用途は全然違って、小麦はパンや小麦粉、大麦はビールや麦茶になります。そのわけはグルテンの有無(量の差)で、グルテンで粘る小麦は捏ねて使うのにむき、粘らない大麦は炊いて食べるのにむいています。
170605oomugi1枚目の小麦の写真と比べると、この大麦の姿にはつい微笑みます。穂が寸詰まりだし、芒がぼうぼうで、なにか漫画的でカワイイのです。
背丈はどちらも自分の腰かお臍くらいで、たしかに差がありません。素人的な見分けはもっぱら穂の違いに頼るしかなく、いかにも実直そうな見かけの小麦に対し、「遊んでるでしょ?」とからかいたいのが大麦と覚えることにします。

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6月4日(日) コバノズイナ

170604kobanozuina1はた衛門:なんだよぉ。会いたかったのは「小葉の」さんじゃないんだよなあ。余計な冠のつかない、「ただの」ズイナさん、どっか、いないかなあ。
コバノズイナ:なによ、失礼ね。「ただの」さんは西日本の人だから、さっさとあっちの山を歩いてみたら。
はた:あ、ごめん、ごめん。「小葉の」さんも十分おきれいですから、きょうのところはとりあえず我慢しておきます。
170604kobanozuina2コバノ:ちょっと、なによ、その指。触んないでよぉ。
はた:あ、いやちょっと、「小葉の」小ささ具合をね。ふ-む、別にそんなに小さくないよねえ。大きさよりも、先が尖らないって意味なんだね。
コバノ:ふん、わかってくれた? で、なんで「ただの」さんにご執心なの?
はた:いやあ、ズイナって名前が変だから、ご本人に直接聞いてみたくって。だって、枝の髄が灯心になって、葉が食べられるからって言うけど、もしそうだとして、日本語的にその特徴を二つ重ねて呼ぶと思う?
コバノ:は?
はた:ヨメナって柔らかい菜、ニガナって苦い菜…ふつう上の言葉は下の言葉を修飾するでしょ。髄+菜みたいな同列くっつけっておかしいと思って。
コバノ:その「髄が灯心」って誰が言ったの? 牧野博士なんて、「ズイの意味はわからない」って書いてるじゃない!
はた:え、そうなんですか。そうですよねえ。いやあ、「小葉の」さんに会えてよかったですよ。ほんと、おきれいですねえ。
コバノ:バカ。もう、早くあっち行け!

2016年のきょうフウトウカズラ> 2015年のきょうエンコウカエデ> 2014年のきょうルイヨウボタン> 2013年のきょうセンダン> 2012年のきょうキツネノテブクロ(ジギタリス)> 2011年のきょうハルザキヤマガラシ> 2010年のきょうニワウルシ> 2009年のきょうヤマアジサイ> 2008年のきょうニンジン> 2007年のきょうムギワラギク> 2006年のきょうイイギリ> 2005年のきょうチェリーセージ(サルビア・ミクロフィラ)> 2004年のきょうノウゼンカズラ

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6月3日(土) バイモ

170603baimo1タービンエンジンの部品のような、緑の物体が空中浮揚していました。完璧に枯れ上がった茎や葉の色と形が、このマジックショーの引き立て役です。
170603baimo2なんですか、これは?と迫ってみたら、実(蒴果)でした。波板構造の薄くて丈夫な6枚の羽に惑わされますが、その軸部分は間違いなく種の莢です。
さてこの羽の役目はいったいなんでしょう。空を飛ぶためには、放射形に6枚並んでは意味をなさないように思います。愚考するに、地面に落ちたこの実が、風を受けてコロコロ転がるための車輪代わりではあるまいか、と。
根元には球根があるので、種はできるだけそこから離れたい、しかし空を飛んで新天地を目指すような博打は避けたい…花もかなり渋い趣味だったし、実までもしこの推測が当たりなら、バイモの手堅い心根に惚れ直してしまいそうです。

2016年のきょうシナガワハギ> 2015年のきょうトキワハゼ> 2014年のきょうマタタビ> 2013年のきょうヤマモモソウ(ハクチョウソウ、ガウラ)> 2012年のきょうセイヨウニワトコ> 2011年のきょうニシキウツギ> 2010年のきょうブラシノキ> 2009年のきょうクリ(雌花)> 2008年のきょうセンダイハギ> 2007年のきょうタチバナ> 2006年のきょうシロバナシラン> 2005年のきょうハナザクロ> 2004年のきょうカリフォルニアポピー

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6月2日(金) マダケ

170602madake1ようやく撮れたマダケの写真(左側)は、ずいぶん不出来でした。それでも、触った指にはテロンとした感触が残っていて、こんな写真でも十分役立ちます。
なにせ2カ月前からこの竹の子を求めてうろつきました。その途中には、「あのスマートさは!」と勢い込んで藪を分け入ってみてガッカリしたこと数度、右側に並べたモウソウチクはその典型です。近づいたら、竹の子の皮は毛むくじゃらでした。
170602madake2それに比べると、マダケの皮(左側)のテロリン具合は格別です。今年の捜索途中には、あの火炎土器風のハチクの竹の子(右側)にも遭遇しました。前に掲載したものよりはずっとスマートでしたが、その毛深さは変わりません。
170602madake3そして、マダケの竹の子の先輩がこちらです。ここではコナラと競り合っていました。先日、TVの日本礼賛番組で、マダケは節間が長く柔らかいので編み笠の材料に好適と紹介していました。たしかに、伸びやかで柔らかそうな姿です。

2016年のきょうエビヅル> 2015年のきょうベニサラサドウダン> 2014年のきょうオウシュウマンネングサ(ヨーロッパタイトゴメ)> 2013年のきょうサルトリイバラ(サンキライ)> 2012年のきょうホタルカズラ> 2011年のきょうツクバネソウ> 2010年のきょうモモイロタンポポ> 2009年のきょうワニグチソウ> 2008年のきょうセッコク> 2007年のきょうソヨゴ> 2006年のきょうオリーブ> 2005年のきょうハクチョウソウ> 2004年のきょうユリノキ

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6月1日(木) オニスゲ

170601onisugeずいぶんと単純な名前をつけられたものです。イガイガ→怖い→鬼、自分の感覚が先人のそれと同じであることに、妙な安心感を覚えてしまいました。
水辺の草(写真のものは抽水状態)なので、それなりに湿原とか沼とか沢とかいう環境が必要で、あまり人家の近くで目にする物ではありません。テクテク歩いていい空気を吸ったときのご褒美みたいな鬼さんです。
イガイガ(果胞)の先に糸くず状のものが見えていて、これが雌花の柱頭です。もう少し早いと花盛り(とは言っても柱頭が白くきれいなだけ)だったので、次はそんなタイミングで、足下に注意しながら、グッと迫ってみましょう。

2016年のきょうフキタンポポ> 2015年のきょうオオヤマフスマ> 2014年のきょうクサイチゴ> 2013年のきょうマツバギク> 2012年のきょうシロモジ> 2011年のきょうアズキナシ> 2010年のきょうシライトソウ> 2009年のきょうナツハゼ> 2008年のきょうギンリョウソウ> 2007年のきょうムシトリナデシコ> 2006年のきょうユスラウメ> 2005年のきょうカルミア> 2004年のきょうソメイヨシノ

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