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6月8日(木) ヒゼンマユミ

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よーし、ヒゼンマユミの賑やかな花どきを押さえたぞぉ!で、この記事はめでたく終わるはずでした。ところが!なのです。
ヘテロスタイルってなんですかぁ。Heteroって異性愛、一部の人には顰蹙を買うかしれなくても、まあふつうの恋愛タイプのことですわなあ。で、Styleって、スタイルがいいとか悪いとか言うよねえと思ったら、それとは別義で花柱のことでした。
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つまり、ヘテロスタイル=異性を愛する花柱です。写真(↑)に短柱花・長柱花(この見分けが正しいかどうか不明)と書き入れました。花柱が花台にほぼ埋もれ、その代わりに雄シベの葯が目立つ花(写真中央)と、花柱がやや出っ張り、葯が退化している花(写真左端)がたしかにあります。
マユミの仲間なのだから雌雄異株かと思ったら、ヒゼンマユミはヘテロスタイリー(蕎麦の花がこれで有名らしい)なのでした。うーん、単純に雄花・雌花でいいのでは?と思う(注)一方で、ちょっとかっこいい言葉を覚えて得した気分でもあります。

<補注> いい加減な書き方をしたところを補足すると、ヘテロスタイルは雄花・雌花とは違い、短柱花は長柱花の花粉で受精し、長柱花はその逆、つまりどちらも「妊娠」するわけで、雌雄の役割分担ではないのでした。

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