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5月29日(月) アワブキ

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ホントに泡を吹いてるよ、こりゃ!です。アワブキの語源説その一は去年実証済みだし、その二についても、これなら深くうなずけます。どっちがホント?というのではなく、二つどっちも「あり」という名付けがあっていいよね、と思いました。
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その泡を吹いた花です。真っ白ならきれいなのに、少し黄色を含んでいて、ビジュアルとしては少し残念です。ただ、馥郁とした香りがすてきです。いわゆる白粉(おしろい)の匂いではあっても、白粉に喩えるときに必ず使ってきた「安物の」という修飾がつきません。本当に上品で落ち着いた香りです。
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ただ、問題はその花の構造です。こりゃ、わかりませんがな。基本的に5数性とは言え、花びらはY字型に3枚見えるだけ。残りの2枚は緑の丸で囲みました。なんのためにこんな細い糸みたいになっているものやら…。
雄シベだって、目立つのは1個の花に2本だけ。あとの3本はどこかにあるらしい(退化)のに発見不能です。それに比べて、蕾のときからドーンと突き出すこの雌シベ(赤丸)の逞しさときたらありません。きっといい実ができる(注)ことでしょう。

<補注1> 立派な雌シベの様子から、実のつき具合には期待したのに、かなり裏切られました。(2017年8月25日
<補注2> 上の補注1は自分の気が早すぎただけの過ちであり、もう少し待ったら、きれいな色づきを見せてくれました。(2017年10月4日

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