5月21日(日) コヤスノキ
国内では山陽地方のごく一部地域にしか自生しないというレアな木です。それを植えて育てていてくれるところも少ないので、とても幸運な出会いでした。
この木の解説は、Wikiほか詳しいページにお任せするとして、自分的にハハーンと来たことがあります。この際立って長い花柄が臍の緒に見えたのです。子安、安産、臍の緒、とても良いつながりに思えて、またもや「はた衛門珍説」です。
その異様な花柄からすると意外なことではあっても、あのトベラと同属(トベラ科トベラ属)なのでした。たしかに、秋にパックリ割れる実の色・形、そしてベタつき具合はまさしくトベラのそれで、夏が来る前から秋風が待ち遠しくなります。
この木の解説は、Wikiほか詳しいページにお任せするとして、自分的にハハーンと来たことがあります。この際立って長い花柄が臍の緒に見えたのです。子安、安産、臍の緒、とても良いつながりに思えて、またもや「はた衛門珍説」です。
その異様な花柄からすると意外なことではあっても、あのトベラと同属(トベラ科トベラ属)なのでした。たしかに、秋にパックリ割れる実の色・形、そしてベタつき具合はまさしくトベラのそれで、夏が来る前から秋風が待ち遠しくなります。
<補注> 実が青いまま大きく膨らみ、そしてそれが熟して割れ、真っ赤な実がこぼれ出す様子までとらえました。(2017年11月~12月)
<追録> コヤスノキは雌雄異株で、去年撮影したのは雌株でした。その雌株にはアシブトハナアブが花粉媒介に訪れていました。
雌花(↓)には雄シベが一応備わっているものの退化していて、その中央で照り輝く雌シベの柱頭を引き立てる役目に甘んじています。
対してこちら(↓)が雄花(雄株)です。黄色い葯が吹きこぼれそうに元気なのに比べ、柱頭は形だけそこに存在していました。(写真3枚とも、撮影は2018年4月29日)
過去のきょう 2016 コウゾ 2015 ツルウメモドキ(雄株) 2014 チガヤ 2013 ニガキ(雄花) 2012 ノミノツヅリ 2011 オニタビラコ 2010 ケシ 2009 バッコヤナギ 2008 ザイフリボク 2007 クスノキ 2006 カスミソウ 2005 ユウゲショウ 2004 クレマチス
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