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4月3日(月) ハナノキ

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枝の節々から赤い糸が噴き出していました。10mほどもある高い木全体がこの様子ですから、うららかな春色とはやや違う、異界の景色です。
たぶん1週間とか10日とか前が、花としては見ごろだったでしょう。花びらや萼がすべて落ち、グンとのびた花柄の先には、もう立派なプロペラがついています。
これだけの種が風で撒かれたら、この景色がもっとあちこちに増えるはずなのに、実生や自生を見かけることがありません。この強烈な個性がもっと拡散すればと願う気持ちと、珍木のままがいいと思う気持ちが相半ばします。

<追録1> 上の写真から少しあとの段階です。(↓撮影:2018年4月1日)
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<追録2> 若葉が展開し、果実の赤みが際立ちます。(↓撮影:2021年4月12日)
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<補注1> 短枝の形がアオハダに似ていることに「のんびりと」気づきました。(2024年1月30日
<補注2> 花柄がのび出す前=本当の満開状態を収録しました。(2024年3月12日

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