4月25日(火) テンダイウヤク
不老不死の霊薬という噂もあるテンダイウヤクを、母親の命日の出し物にするなんて、なんと間の悪い子でしょう。もしかして、親を祀るのではなく、己の長寿を願っての所業ではないかと、天上の人々は眉をしかめていることでしょう。
じつは、きょうの掲載の眼目は成葉とはまったく趣の違う、その若葉です。フェルト細工のような幼い葉、頼りげない若い枝、このまま食べてしまいたいほどです。
そんなわけで、たまたま咲いていた花は付けたりです。ましてこの株は雄で、前の掲載から進歩がありません。来春はめでたく雌株の元にお導きくださいますよう、母上さま・ご先祖の皆々さま、どうかよろしくお願いいたします。
じつは、きょうの掲載の眼目は成葉とはまったく趣の違う、その若葉です。フェルト細工のような幼い葉、頼りげない若い枝、このまま食べてしまいたいほどです。
そんなわけで、たまたま咲いていた花は付けたりです。ましてこの株は雄で、前の掲載から進歩がありません。来春はめでたく雌株の元にお導きくださいますよう、母上さま・ご先祖の皆々さま、どうかよろしくお願いいたします。
<追録> 回忌法要を無事に済ませたご褒美か、時期的にギリギリセーフでテンダイウヤクの雌花(雌株)を写すことができました。(撮影:2017年4月30日)
ただし、それでなくても地味な雌花が花びらをすでに落としていて、今年はここまでかと少しあきらめかけました。
それでもしぶとく探すと、どうやら晩生の一枝が見つかりました。写真としてはまるでいただけない出来ではあっても、ご先祖さまのご加護の一枚、貴重品です。
過去のきょう 2016 チョウジガマズミとオオチョウジガマズミ 2015 チョウセンゴミシ 2014 アルブカ・スピラリス・フリズルシズル 2013 クロモジ 2012 タチツボスミレ 2011 ハルリンドウ 2010 ギョイコウ 2009 オオカナメモチ 2008 キンギョソウ 2007 オオバベニガシワ(雌花) 2006 オオバベニガシワ 2005 ベニドウダン 2004 キングプロテア
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