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2月28日(火) ナズナ

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たかがペンペングサと言うなかれ、群れなして咲けば、それなりに春到来を告げる景色ではあります。隣のお姉さんクラスも、束になって歌えばそれなりという方式は、ひょっとしてこんな野歩きをしていて思いついたとか。ヾ(- -;)
しかして、花の下にはもう「ペンペン」がいっぱいです。次世代への移行準備は万端というところです。夏には枯れて、秋に芽生えてここに至るというリズムですから、ペンペングサ、いや失礼、ナズナさんは越年草ということになります。
そして、咲いては結実、咲いては結実というこの咲き方のことは、学術的には「無限花序」と言うようです。「無限とはまた法螺を!」とクレームをつけたいのに、この花穂の生長限界点を見極める根性もなくて、プラプラと野歩きは続きます。

過去のきょう 2016 ハハコグサ 2015 ナナコバナ 2014 ゼニアオイ 2013 カタセツム・グレースダン 2012 ラカンマキ 2011 オニシバリ 2010 ナギ 2009 セリバオウレン 2008 シシガシラ(寒椿) 2007 ブロッコリー 2006 ヤブラン 2005 シモバシラ

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2月27日(月) ウメ(緑萼八重枝垂れ)

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ここのお寺には紅白2本の枝垂れ梅が咲いていました。ピンクの八重枝垂れは本堂脇にあって、金具で荘厳された軒を背景にすると、なかなか「それらしい」絵になってくれます。ところが、肝心の花がもう「期限切れ」で、撮った写真は全ボツでした。
そこで紅梅はあきらめて鐘楼に来てみると、こちらの白梅はギリセーフでした。華やかさには欠ける絵も、白と黒で渋く決まったと思えばそれなりです。
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で、顔のあたりまで垂れた枝に目をやると、ありゃ、オヌシ、緑萼では!? 噂には聞いていた緑萼八重枝垂れと、こんなところで出会おうとは…。いつも珍しいものを見ると「神様のお導き」と言っていたのに、今回は「仏様のお導き」です。
こうなると、あとは枝垂れずに一重というそもそもの緑萼を見ないと収まりません。神でも仏でも、どっちでもいいから会わせてくれい!と、つい不信心を露呈する爺さんに、果たして幸運は訪れるものでしょうか。

過去のきょう 2016 アカバナマンサクとハヤザキマンサク 2015 バニラ 2014 シラヌヒ 2013 ウンシュウミカン 2012 オオフサモ 2011 キョウチクトウ 2010 コナラ 2009 クリスマスローズ(コルシカス) 2008 チャボタイゲキ 2007 エリカ・クリスマスパレード 2006 マンゲツロウバイ 2005 ジンチョウゲ

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2月26日(日) ハオルチア・トーツオサ(五重塔)

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ハオルチアは、去年、マスコミで一気に有名になりました。なんとまあ、赤い国の窃盗団がハオルチアを盗みまくってくれて、被害総額は15億とか!
そう言えば、かつてハオルチア・オブツーサを載せたことを思い出し、その写真を眺め直すと、たしかに「鉢植えの宝石」と呼んでもいい美しさでした。
さて、あの透明感と比べると、このゴツゴツ・チクチク感はいったいなに?ではあっても、これも立派なハオルチアなのです。ハオルチアには葉の柔らかい系統と硬い系統の2タイプがあり、このトーツオサは後者に分類されます。
もっとも、総数では600とか800種とかあるそうで、なおかつ好事家が園芸品種を開発してくれているので、ハオルチアにハマると危ないことになります。上に触れた窃盗も、赤い国の人だけでなく邦人の模倣犯もあるということで、そこまで人を駆り立てる魔力があるとしたら、ハオルチアは「危険物」と考えるべきなのでしょう。

<補注> 続いてハオルチア・コンプトニアナやハオルチア・ベヌスタを収録しています。

過去のきょう 2016 マスデバリア・インカプリンス(洋ラン) 2015 スリナムゴウカン 2014 ピレア・ヌムラリフォリア 2013 アミメヘイシソウ(サラセニア・レウコフィラ) 2012 スギ 2011 ラクウショウ 2010 ムクノキ 2009 カンザクラ 2008 オウバイ(梅) 2007 カワヅザクラ 2006 クリスマスローズ 2005 コハコベ

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2月25日(土) ミラクルフルーツ

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初対面の第一印象は、「コーヒーノキ?」でした。
しかし正体を知ってから見直すと、真っ赤な実はやや細長くて、さらに枝振りがだいぶ違います。もちろん両者は他人の空似という関係で、コーヒーノキはアカネ科、このミラクルフルーツはアカテツ科(注)と、まるで素性が別でした。
さて、問題はなにが「ミラクル」かということです。なんと、これを食べたあとには、口に入れるほかのものを甘く感じるというのです。この真っ赤な実があれば、お砂糖いらずの食生活ができる→簡単ダイエット→ミラクル~!というわけです。
果たして、口に入れるものすべてが甘い食生活ってどうよ?という疑問は残るものの、機能の珍しさという意味ではかなり特筆ものの真っ赤な実でした。

<補注> アカテツ科というのはこのとき初めて知った科で、翌年にクダモノタマゴ(カニステル)を収録したあと、サポジラミムソプスコバノアカテツと少しずつ仲間が増えています。

過去のきょう 2016 ハリエンジュ(ニセアカシア) 2015 ミズヒナゲシ(ウォーターポピー) 2014 アカマツ、ほか2種 2013 コーヒーノキ 2012 シクラメン 2011 エンジュ 2010 ヤタイヤシ 2009 アカバナアセビ 2008 アオキ 2007 オカメザサ 2006 フクジュソウ 2005 アブラナ

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2月24日(金) ムシトリスミレ

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色合いはたしかにスミレを連想するものの、サイズは少し大型のカタバミといったところです。ただし、立派な距があって、やっぱりスミレかなと揺れてしまいます。
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その花が毛深くて、ここで捕虫?と思ったら、食虫植物として機能するのは葉の方でした。粘液でベトベトしていて、間違えて着地した虫は一巻の終わりです。
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日本を含む全世界(除く:南極大陸・オーストラリア)に分布するそうで、種類は多く、今回撮影したものの詳細は不明です。分類的にはタヌキモ科で、あの水辺の草とこの高地の草がつながっていることに驚きます。

<補注1> ややタイプの違う仲間を収録しました。(2019年9月4日
<補注2> 色白タイプも収録しました。(2021年1月5日

過去のきょう 2016 キチジョウソウ 2015 キンレイジュ 2014 アミメグサ(ベニアミメグサ) 2013 オオハナワラビ 2012 モミジイチゴ 2011 ヒオウギ 2010 ウラジロモミ 2009 ヒマラヤスギ 2008 カンザクラ 2007 オステオスペルマム 2006 セツブンソウ 2005 カワヅザクラ

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2月23日(木) オトコヨウゾメ

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本来の開花にはまだ2カ月ほどもあろうという寒空のなか、オトコヨウゾメがちょっと勘違いしたかのように花をほころばせていました。
分類的には灌木(低木)でも、高い枝先のことなので、接写レンズが使えなかったのが残念です。それでも、一応は雄シベらしきパーツも見えていて、最初は花かゴミかわからなかったので、モニターで拡大して納得しました。
ここだけに残っていた真っ赤な葉もまた目に鮮やかです。落ちるべき葉がきれいに残り、ときもわきまえずに花が開いては、図鑑的には迷惑な話でしょう。「体制」に刃向かうそんな姿を見て面白がるのは、「庶民」の特権というものです。

過去のきょう 2016 ウメ(緑萼、リョクガクバイ) 2015 ツノナス(フォックスフェイス) 2014 クヌギ 2013 オオムラサキ、ほか5種 2012 ヒトツバ 2011 ハイネズ 2010 プリムラ・シネンシス 2009 ギンヨウヒマラヤスギ 2008 サザンカ、カンツバキ 2007 スズランエリカ 2006 カラタチ 2005 クマザサ

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2月22日(水) ヒトデカズラ(フィロデンドロン・セローム)

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同じフィロデンドロン仲間のクッカバラなら鉢植えで育ててみたいと思うのに対し、このセロームの方は最初から無理・ムリ~とあきらめモードです。葉1枚が70~80cm、さらに葉柄が1mくらい、まことに雄大かつ豪快な「大物」です。
ところが、ネットではけっこう販売されているのです。しかも、まだ茎が立っていない若いものだと、案外に手ごろなお値段です。
知らずに買って、どんどんどんどん大きくなったら、どうするの? いや、鉢を替えずに抑制したら、コンパクトサイズに止まってくれるかも? いやいや、それではセロームの良さが味わえないよ…と、買いもせずに勝手に葛藤してしまいます。

<補注> フィロデンドロン・ペダツム(ヤッコカズラ)を収録しました。(2019年1月19日

過去のきょう 2016 ハルジオン 2015 パラミツ(ジャックフルーツ、ナガミパンノキ) 2014 アスコセンダ 2013 ハス(古代蓮) 2012 ヒメシャラ 2011 クコ 2010 ピレア・モリス 2009 ギンヨウアカシア 2008 フィクス・アルテッシマ 2007 ヨウシュクモマグサ 2006 ナガバジャノヒゲ 2005 ミヤマウグイスカグラ

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2月21日(火) トゲミウドノキ(サラダノキ)

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「棘・実・独活・の木」ですから、たぶん怖い外観の実がつくのでしょう。それを実際に見るまでは、自分のなかでは「サラダの木」という通称が優先です。
爽やかなライムグリーンの葉はフワフワと柔らかです。これだけだとモゾモゾしそうなので、シャキシャキ感のある野菜と混ぜたらおいしいひと皿になるでしょう。
南洋の島々に育つ常緑高木で、街路樹などにもされているそうです。こんな柔らかな葉が作る日陰には、さぞや心地よい風が吹き渡ることと夢想してしまいます。

過去のきょう 2016 モクレイシ 2015 ヤマアイ 2014 チョウセンゴヨウ 2013 ハシバミ 2012 コハコベ 2011 キツネノカミソリ 2010 フラサバソウ 2009 キヅタ 2008 ユキワリイチゲ 2007 ヒメイタビ 2006 ナギイカダ 2005 クロッカス

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2月20日(月) チチコグサモドキ

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おぉおぉ、チチコグサモドキもこうやって倒れ伏して寒さをやり過ごすのかぁ…と、軽い感動を覚えながら写してきたまでは良かったのです。
ところが、帰宅して過去掲載を調べたら、エ、1月の中旬には立派に成人した姿を載せていたではありませんか! どうなっとるんじゃ、チチコグサモドキ!!
この驚きというか怒りというか、ワタシの頭が混乱する理由は、一年草「または」越年草で、春「または」秋に発芽するという、やたら融通無碍なチチコグサモドキの性格に原因がありました。今回写したものは、たぶん秋に発芽したのでしょう。
しかしそれなら、前に載せたものは春に発芽したもの? 春に発芽しても越年するなら、一年草という分類は当てはまらない? などと疑問は深まります。要は、おとといの繰り返しで、手元で育ててみないとさっぱりわからない世界なのです。

いま、三浦しをんが読売に連載している小説の主人公はシロイヌナズナ(注)の研究者で、日々、この「雑草」の観察に余念がありません。そう、研究者でさえ(だから?)研究対象は極端に絞るのに、素人があちこちつまみ食いして「わからない」なんて言うのは、ちゃんちゃらおかしいことなのです。
というわけで、きょうの結論は「さっぱりわからない」にしたまま、「さあ、次、行ってみようかぁ」と明るく前進することにしたのでした。

<補注> 野歩きではついぞシロイヌナズナを見つけること叶わず、思いあまって自分で種から育ててみました。(2023年初夏

過去のきょう 2016 メヤブマオ 2015 桜の冬芽4種(その2) 2014 プリムラ・ポリアンサ 2013 トラフアナナス 2012 ウラジロガシ 2011 ヒメムカシヨモギ 2010 ユーカリ 2009 ショカツサイ(ムラサキハナナ) 2008 ウグイスカグラ 2007 エリカ・ファイアーヒース 2006 ナニワズ 2005 イチゴノキ

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2月19日(日) ココヤシ

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♪名も知らぬ遠き島より…流れ寄った椰子の実ではなく、某大温室の天井にも届かんばかりのココヤシについていたココナッツ(椰子の実)です。
「名も知らぬ遠き島」では鈴なりになる実も、ほかの草木とぎゅう詰めにされる環境はお気に召さないようで、かなり散漫な結実具合です。
南の島では、木から落ちるこの実に当たって死ぬ人もいるそうです。この温室でそういう不幸にあってはならじと身構えつつ待ってみたものの、たかだか3~4個ついた実の落下に遭遇する確率はとても低いようでした。

<追録> 前の写真よりも1個だけ、一画面に入る実の数が増えました。
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樹下には大きな実が展示されていました。(撮影:2024年9月12日)
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過去のきょう 2016 ジンチョウゲ 2015 シマムラサキツユクサ 2014 クスノキ、ほか2種 2013 キンカチャ 2012 エビモ 2011 タチバナ 2010 タコノキ 2009 キバナセツブンソウ 2008 バイモ 2007 カキナ 2006 マサキ 2005 オウレン

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2月18日(土) イヌガラシ

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多年草と越年草の違いなんて、ずっと気にしないできました。寒い冬を堪え忍んで地面に這いつくばっていれば、みんな「しぶとい草」でひと絡げでした。
ところが、通年枯れることなく、姿を変えても「生き続け」ている多年草と、一度枯れ果ててはしまうけれども、冬前に発芽した幼生が冬を越す越年草と、じつは両者には決して無視できないメカニズムの違いがあるのでした。
しかしてこのイヌガラシは多年草です。夏には花や実を見せてくれた株が、いまはそれらを捨てて、必死に寒さをやり過ごしています。
などと偉そうに言いながら、対比させたいスカシタゴボウ(越年草)のロゼットを見つけられないでいます。さらに12月半ばに花をつけた株を見ていて、あれは新しく発芽したあとの姿だったのか、それとも枯れる前のひと花だったのか、いまとなっては知る由もありません。両者を並べて自分で育て、毎月の姿を比較記録するというオタッキーな世界に入り込むべきか、悩ましいところです。

過去のきょう 2016 ヒメヒオウギズイセン(クロコスミア、モントブレチア) 2015 ウンリュウヤナギ 2014 カラスムギ 2013 フクジュソウ 2012 シラカンバ 2011 ニワウルシ(シンジュ) 2010 ゴレンシ(スターフルーツ) 2009 トウワタ(アスクレピアス) 2008 ハンノキ 2007 カンヒザクラ 2006 タネツケバナ 2005 ウメ

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2月17日(金) カワラハンノキ

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嫁さんと電車に座っていたら、向こうに立っていた女性の後ろ姿が、嫁さんの知り合い(ワタシもよく知っている)にそっくりでした。顔を確かめたら別人だったものの、見れば見るほど、後ろ姿は「その人」そのもので、びっくりでした。
で、このハンノキです。「ハンノキだ」と思って通り過ぎようとしたのに、なにか引っかかります。全体の背が、ハンノキほど大きくありません。
あらためて眺めると、枯れた実も少し長さがあるような…。そして決定的には雌花がポイントでした。ヤマハンノキと違って上に向くものの、ふつうのハンノキのような愛らしさがなく、ちょっとひねくれ気味に空に向かっています。
ふーん、カワラハンノキというのがあるのでした。さらにミヤマカワラハンノキというものの存在も知ってしまいました。電車の「後ろそっくりさん」に慌てて声をかけなかったのは正解でも、野山でハンノキ属さんたちに会ったなら、見分けポイントを指差喚呼しながら、素性をしっかり確かめないといけません。

過去のきょう 2016 ヤマザクラ 2015 ホウライシダとヒシガタホウライシダ 2014 メグスリノキ 2013 タギョウショウ 2012 セキショウモ 2011 ネコヤナギ 2010 スイセイラン(彗星蘭) 2009 バニラ 2008 フクジュソウ 2007 イノモトソウ 2006 ウメ(白梅) 2005 ナズナ

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2月16日(木) クロコダイルファーン

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長さが30cm、幅は10cm以上あります。うまくやれば、この葉でお財布を作ることができそうです。黒エナメルのワニ皮サブバックを持ったお兄ちゃんの真似はしたくなくても、この緑色のワニ皮タッチにはかなり興味をそそられます。
これで葉裏に胞子がなければいい(注)のに、残念ながらガチガチのシダ(ファーン・Fern)なので、お札が粉だらけになりそうなのが涙です。
暖かくて明るい日陰の多湿環境が好きというところは、先日載せたアグラオネマとよく似ています。あちらはサトイモ科だし、こっちはシダ(ウラボシ科)ではあるものの、この二つは並べて育ててみたいスタイリッシュな葉物です。

<補注> 二度目の掲載にあたり、胞子葉と栄養葉が別であることを取り上げました。(2019年12月29日

過去のきょう 2016 コスモス 2015 ウメ(黒雲) 2014 センボンヤリ 2013 ラムズイヤー 2012 キリ 2011 カワヅザクラ 2010 パフィオペディルム・サンデリアヌム 2009 カカオ 2008 ベンジャミン 2007 サルココッカ 2006 ワルナスビ 2005 ヒメオドリコソウ

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2月15日(水) キヤニモモ(タマゴノキ)

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おちょぼ口のような雌シベの痕跡がキュートです。温室の定番的な木なのに、いままで花も実も見たことがなく、名札の「タマゴ」というのがなにを形容しているのか、けっこう期待していた木です。へー!ホー?プッ(失礼)。
この緑色は若い状態で、これから黄色く熟すようです。それも見たいし、逆に花を撮り損なったわけでもあるし、ちょいと追いかけたくなりました。
さて、このタマゴは卵でしょうか、玉子でしょうか。産みたてなら生卵だし、遠足には茹で玉子でしょうか。ただ、卵焼きとも書くし玉子焼きとも書くので、プロセスで変化するものとも言い切れません。思いがけずややこしい問題を背負い込んでしまったのは、このかわいらしい「タマゴ」のせいです。

<補注> タマゴノキには二つの種類があり、写真のものは学名がGarcinia xanthochymus(フクギ科)、標準和名はキヤニモモ(黄脂桃)です。
そしてもう一方のタマゴノキはウルシ科のSpondias dulcis(標準和名:アマヤニリンゴ、通称:タヒチモンビン)で、実がやや細長です。
さらに「ノキ」はつかなくてもタマゴを称するクダモノタマゴ(カニステル)もあって、そんな変な三角関係は避けておきたい呼び方です。

過去のきょう 2016 ハイビャクシン(ソナレ) 2015 パキポディウム・グラキリス 2014 リギダマツ 2013 ミヤマシキミ 2012 シライトソウ 2011 ハンノキ 2010 モミ 2009 イトススキ 2008 ホルトノキ 2007 オニヤブソテツ 2006 オオイヌノフグリ 2005 マンサク

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2月14日(火) イワニガナ(ジシバリ)

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疑惑のイワニガナです。そんなものは豊洲だけにしておけばいいのに、ウチの近くの農道にも、こうして立派に「怪しいもの」が蔓延っていました。
なにが怪しいかと言うと、その色です。このかわいらしいスプーン型の葉は、イワニガナの冬越しの姿に間違いないのに、色がこんななのです。いろいろ当たってみても、こんな写真とか冬は赤くなるという説明が見当たりません。
農道の端で、手前の溝(田植え時の水路)に向かって西向きに傾斜しています。西陽が当たると日焼けするのでしょうか。イワニガナというくらいで、乾燥には強いだろうし、さてなんの因果でこんな色やら、春まで追跡してみます。

過去のきょう 2016 ヤクチ 2015 コクテンギ 2014 バンダ(洋ラン) 2013 オモト 2012 カラマツ 2011 ノカンゾウ 2010 ヘンヨウボク(クロトンノキ) 2009 リョウメンシダ 2008 コバノカモメヅル 2007 ナギイカダ 2006 アテツマンサク 2005 ヘンヨウボク(クロトンノキ)

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2月13日(月) ギンメイチク

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キンメイチクとセットで覚えたいギンメイチクです。稈(かん・竹の幹のこと)が黄色で、芽溝(芽の出る部位だけ凹んで溝に見える)だけ緑になるのが「金明」で、その逆が「銀明」です。黄色を金と見なしたのはわかっても、緑を銀とはこれいかに!?などと理屈を言わず、ここは先人の洒落っ気に拍手しておきましょう。
どちらもマダケの変異種なので、節のワッカ(隆起線)は2本(2段)です。ちなみに、同じように縦筋模様が入ったキンメイモウソウチクはこのワッカが1本で、孟宗竹が変異したものであることがわかります。
さて、話がキンメイモウソウチクに飛んだついでに触れておけば、孟宗の方には「銀」はないようです。稈が黄色になるよりは、芽溝だけ黄色くなる方(銀明状態)が簡単なように思えるのに、変異というのは理屈では割り切れないものです。

<補注> ギンメイチクを再掲しました。(2024年7月26日

過去のきょう 2016 アオハダ 2015 ヒメバショウ(ビジンショウ) 2014 フヨウ 2013 アリドオシ 2012 クリハラン 2011 オウギバショウ(タビビトノキ) 2010 ドンベヤ・ワリッキー 2009 マツザカシダ 2008 カマツカ 2007 アブラナ 2006 ネコヤナギ 2005 ユキヤナギ

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2月12日(日) アマゾンリリー

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アマゾンリリーと言っても、決して漫画に出てくる女人国のことではありません。アンデスの高地に育つ、こんなエレガントな植物です。
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ギボウシのよう(注)な大きな葉だけでも鑑賞価値があって、艶々した濃い緑は高級感に溢れています。しかし、見どころはやはり花(↓ 直径7~8cm)でしょう。花嫁のコサージュにも使われるそうで、たしかに清楚・優雅・気品という単語を連想させます。
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ちなみにAmazonで調べてみたら、球根が出品されてはいたものの、「現在在庫切れ」でした。アンデスの山の環境を自宅で再現できるかという心配の前に、まずは次の入荷がいつになるのかという心配が先に必要でした。

<補注> ギボウシを連想したのは正解で、標準和名はギボウシズイセンです。ただ、無理にそんな呼び方をする必要もないと思うので、タイトルはアマゾンリリーだけにしておきます。

過去のきょう 2016 ウメガサソウ 2015 桜の冬芽4種 2014 キクラミネウス水仙・Tete a tete 2013 ムラサキオモト 2012 ヤマコウバシ 2011 モンステラ 2010 レッド・ジンジャー 2009 アブラチャン 2008 オーブリエチア 2007 アリドオシ 2006 ミドリハコベ 2005 ミツマタ

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2月11日(土) ヤエヤバイ(八重野梅)

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見なきゃよかった、知らなきゃよかったというのは世のなかにあるもので、この梅あたりはその一つだろうと思います。素っ気なさをそのまま絵にしたようなあの野梅が、こともあろうに八重になってしまうとは、こりゃヤバイ…。
名札がなければ100%気づかなかったでしょうから、腹を立てる資格なんてないものの、せっかくのシンプルさというか素朴さは台無しです。
などと言いつつ、「むふふ、収録種類が一つ増えたわい」というセコい喜びは隠しきれません。ぽっちゃり八重ちゃんも、なかなかかわいいですかねえ。

過去のきょう 2016 シダレウメ 2015 アンスリウム(チューリップ・パープル) 2014 ベニヒモノキ 2013 トウジバイ(冬至梅) 2012 トキワマガリバナ 2011 オンシジューム 2010 コチョウラン 2009 マリアアザミ 2008 タチヤナギ 2007 オキザリス・華恋(かれん) 2006 シナマンサク 2005 ヤブツバキ

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2月10日(金) ヒメオドリコソウ

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この縮緬状ハート型の葉は、どう見てもヒメオドリコソウのそれです。しかして、ヒメオドリコソウは根生葉で冬越しをしていたかというとさにあらず、松の内でも立派な姿の個体が花を咲かせているのを確認しています。
つまり、多年草のようにすべての株が身を縮めて寒さをやり過ごすのではなく、冬が来る前に芽生え、年を越えて花を咲かすのがヒメオドリコソウの生態で、こういうタイプを越年草(冬型一年草)と呼ぶのでした。
ただ、同じヒメオドリコソウなのに、片や開花し、片や幼生の葉という違いのわけはまだわかりません。発芽の時期に差を持たせることで環境異変に保険をかけているのだろうという素人推理がアタリかハズレか、密かな楽しみです。

過去のきょう 2016 ウラジロチチコグサ 2015 ベンガルボダイジュ 2014 球根ベゴニア(ハンギングタイプ) 2013 ミズバショウ 2012 イヌツゲ 2011 ナガバノモウセンゴケ 2010 カトレア 2009 ムサシアブミ 2008 ハマボッス 2007 ナワシログミ 2006う ウメ(八重寒紅) 2005 ジャノメエリカ

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2月9日(木) リュウキュウカンヒザクラ

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沖縄ではこの桜が1月のうちから咲いているのだそうで、小正月を餅花ではなくて桜で飾ったりしたらお洒落なことでしょう。
ふつうのカンヒザクラよりは花が白っぽくて上品に感じます。萼を含めて、蕾状態だとピンクがかなり濃いので、開いた花とのコントラストがかわいげです。

過去のきょう 2016 キンギョバツバキ 2015 アリマウマノスズクサ 2014 ヘンヨウボク(クロトンノキ) 2013 フブキバナ 2012 クズ 2011 グズマニア 2010 セントポーリア 2009 タチツボスミレ 2008 カリン 2007 ハラン 2006 ツクバネガキ(ロウヤガキ) 2005 コエビソウ

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2月8日(水) アグラオネマ

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胡座でお寝間着かい…なんてオヤジなからかいがまったく似合わない、とてもスタイリッシュな観葉植物です。懐かしの名作「レオン」でジャン・レノが育てていたという解説を見つけて、うわ、もう一度見直さなきゃ(汗)。
映画のそういう細かい設定は、いったい誰がやるのでしょう。埋もれているこだわりポイントを、いままでどれだけ見過ごしてきたものやら。
おっと、アグラオネマです。半日陰の高温多湿が好きという、ジャングルの植物そのままの性質です。都会のジャングルがまさにぴったり!? やや田舎である志木の小さなオウチに置いたら、「ちゃんちゃらおかしいぜ」と拗ねられそうです。

<補注1> アグラオネマについて少しだけ知ってきたら、この写真のものはシルバークィーンのように見えます。ただ、ナマを再確認できるまで、タイトルは訂正せずに広い意味のアグラオネマということにしておきます。(2019年3月18日
<補注2> 映画「レオン」を見返してみました。三度繰り返して見ても飽きません。やっぱり凄い映画でした。そして、アグラオネマが最後まで、しかも何度も何度も登場していたことに赤面しました。どこ、見てたんでしょ、ワタシ。
ネットでは、あのアグラオネマはカーティシーという品種(珍しいらしく、まだ実物は見られず・注3)だという評判です。ただ、自分では登場シーンごとにちょっと違うものにすり替えられているように見えました。もっとも、静止画像で検証するほどの根性も知識もないので、あくまで個人的印象です。(2020年2月)
<補注3> お墨付きのあるカーティシーを収録しました。(2021年12月29日

過去のきょう 2016 デンドロキルム・ウェンゼリー 2015 ウチワヤシ 2014 プリムラ・オブコニカ 2013 タカサゴユリ 2012 ナツハゼ 2011 トチノキ 2010 サンタンカ 2009 モミジバフウ 2008 シシガシラ 2007 キャラボク 2006 ナツミカン 2005 オオイヌノフグリ

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2月7日(火) コブシ

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あとひと月もすれば、コブシの花芽も割れ出します。そんな冬芽のわきに、枯れっ枯れに干からびた実が少なからず残っていました。花のあと、すぐに棍棒状の雌シベが膨らみ始めるので、この殻は10カ月もここにこうしていたわけです。
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もちろん、木の下にはたくさんの根性なしたちが落ちていました。その殻には種もいくつか残っていたので、それをほじくり出してみると…。おお、あのミヨーンとのびる白い糸は健在でした。朱色だった種の皮は黒変し、風化して割れているのに、ミヨーンはまだまだ粘性が十分で、風で種がクルクル回っても平気です。
このミヨーンを活かす用途はなにかないものか、かなり考えました。掲示板にポスターを止める? コブシの殻より自分の頭の方が風化しています。

過去のきょう 2016 オクナ・キルキー(ミッキーマウスノキ) 2015 チャボリュウノヒゲ(チャボジャノヒゲ、ギョクリュウ、タマリュウ) 2014 トウカエデ 2013 コウヤボウキ 2012 アシボソ 2011 コセンダングサ 2010 ロドデンドロン・クリスティアナエ 2009 ネモフィラ・スノーストーム 2008 ビワ 2007 ヤブソテツ 2006 ボケ 2005 フクジュソウ

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2月6日(月) ハルジオン

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だいぶ悪戦苦闘中のハルジオンです。ただ、もし自分が四六時中ここにいろと言われたらとっくに凍死しているでしょうから、こんな姿でも立派なものです。
さて根生葉を撮るときは、いつも思い切り低くしゃがみます。そうしてパシャパシャやっていると、けっこう温(ぬく)いのです。そのあと立ち上がると、おお寒い!
なるほど、低い姿勢で風をかわし、広げた葉で日光を受ければ、日中は案外に快適に過ごせるみたいです。ただ、問題は夜です。地面が凍みたらどうしましょう。ハルジオンに生まれなくて良かったなぁとつくづく思う冬の日です。

過去のきょう 2016 アオノリュウゼツラン 2015 サンシュユ 2014 ハボタン(名古屋縮緬系) 2013 アシタバ 2012 ハルサザンカ 2011 ジュズダマ 2010 アイグロマツ 2009 ヒメシノ(コクマザサ) 2008 シュロ(ワジュロ) 2007 ヤバイ 2006 アリドオシ(実つき) 2005 サンシュユ

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2月5日(日) オガタマノキ

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ああ、びっくりした!という写真です。カプセル型の蕾を写そうと思って枝をいろいろ物色していたら、高いところでこの1本だけ、花が開いていました。
過去には3月にしか花を写していないし、春の花だとばかり思っていたので暖冬異変を心配したら、2月はオガタマノキの立派な開花期でした。小さくて目立たない花ではあっても、案外に長いこと咲き続けてくれるようです。
それにしても小さな花です。そして、それに比べたら蕾の大きさがなんとも不釣り合いです。神様が宿るという木を解剖できないので想像ではあっても、たぶん棍棒のような雌シベがカプセルのなかで大きな顔をしているのでしょう。
一つの小さな花から鈴なり状の実を作る偉いママさんです。雄シベや花びらたちを隅に押しやり、デンと構えているとしても、笑って許してあげましょう。

過去のきょう 2016 コショウノキ 2015 ツルニチニチソウ 2014 ホオノキ 2013 ニワウルシ、ほか3種 2012 エビネ 2011 チューリップ 2010 ウラジロモミ 2009 ヒメアスナロ 2008 スイカズラ 2007 マンゲツロウバイ 2006 アリドオシ 2005 ギンモクセイ

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2月4日(土) オオオナモミ

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用水の土手を埋めるオオオナモミの群生です。茎や葉はカラカラに干上がって、ヒッツキ虫だけが運び屋さんの到来を待ち構えていました。
さて、その運び屋について考えてみました。オオオナモミは男の腰丈くらいの高さになるので、イタチ野ウサギくらいだと実に触れないで通過できます。たぶんタヌキかそれより大きくないと運び屋としては失格です。
そんな大きな野生動物が、この辺(ウチの近所)をうろつくとは思えません。まあ、野生に限らず、飼い犬であってもいいとは言え、この土手を自由に走り回らせる酔狂な飼い主は、たぶん非常に稀な存在でしょう。
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というわけで、オオオナモミの実が散布される方法は皆目見当がつかないまま、実のクローズアップです。棘の先がマジックテープの雄側と同じくフック状になっていて、指の皮にさえ簡単に食い込んでくっつきます。
この棘が密生していること、そして先端の2本のツノが内側に湾曲しないで平行であることがオオオナモミであることの証明です。
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そしてその中身です。殻が固いことはわかっていたので、刃に刻みの入ったキッチンばさみで切りました。種は平たい楕円形でした。
さて、新たな疑問です。こんなに殻が固いと、種は発芽できません。実際、傍の地面に落ちていた実も、まるで朽ちる気配はありませんでした。
いったいこの殻が何年風化すれば種は自由の身になれるのか、タイムカプセルの役割であることは想像できても、ちょっと頑丈すぎないか、心配になります。

過去のきょう 2016 ノビル 2015 アコウ 2014 クサソテツ  2013 キソウテンガイ(サバクオモト、ウェルウィッチア) 2012 クチナシ 2011 マンサク 2010 チュウテンカク(沖天閣:ユーフォルビア・インゲンス) 2009 ヒメノキシノブ 2008 ニシキマンサク 2007 ハカタシダ 2006 コウヤボウキ 2005 オウバイ

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2月3日(金) フィクス・トリアングラリス

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そろそろハート型がもてはやされる季節がまた巡ってきました。これを小さな鉢植えにして「ハートの木」と称する商売も見かけます。逆立ちしたって軍配にしか見えんだろう!というのは爺さまのボヤキであって、こういうのを見て「カワイイ(キュン)!」と反応するのが若さなのでしょう。
いわゆるフィクス(クワ科イチジク属)の一種です。この属には800ほどの仲間があるので、まだまだ変わったものがありそうです。いまからだったら、お雛様型とか鯉のぼり型とか見つけて、ひと山当ててみたいものです。

<補注> 同じ軍配型の葉でも、そのサイズが巨大なものにカシワバゴムノキがあります。(2018年9月30日

過去のきょう 2016 キバナアマ(ウンナンゲッコウカ) 2015 コガタシロアミメグサ 2014 アコウ  2013 オンツツジ 2012 タアツァイ(ちぢみゆきな) 2011 ゴンズイ 2010 サボテン(金鯱) 2009 ノキシノブ 2008 フェイジョア 2007 モンステラ 2006 ソヨゴ 2005 ウメ

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2月2日(木) トキワツユクサ

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これはたしかに「トキワ」だわいと、あらためて見入ってしまいました。東上線のガード下で、寒さに負けず、コンクリートも貫く勢い(笑)で蔓延っていました。
おとといのメマツヨイグサのように、多年草は地面にへばりついて冬をやり過ごすとばかり思っていると、こうして堂々と「通年営業」する輩もいるわけです。もっとも、あの白い花は蕾さえ見えないので、「開店休業」状態ではあります。
トキワはふつう「常磐」と書くのに、変換候補には「青葉」も出ました。用例を見かけたことがなく、紙の辞書だと「ときわ」の項には常磐しかありません。変換辞書の出典が不明だし、たぶん当て字を採録したように思えるので、無理に使うべき漢字とは思えません、ただ、このツユクサ(注)にはちょっと使ってあげたい気も…。

<補注> トキワツユクサ(Tradescantia mundula、シノニム T. fluminensis)の標準和名はノハカタカラクサです。

過去のきょう 2016 ラショウモンカズラ 2015 ガビサンハンショウヅル 2014 モミジアオイ  2013 ミヤコザサ 2012 ウメ(八重寒紅) 2011 ヒョウタンウツボカズラ 2010 リンボク 2009 タチシノブ 2008 ニホンスイセン 2007 イトラン 2006 ムラサキシキブ 2005 ヒナギク(デージー)

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2月1日(水) ハマビワ

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「あっ、これかぁ」と感動してしまいました。2年前の同時期にはこの同じ木に実を見つけられなくて、去年もたぶんついていなかったと思うのです。
どういう条件で結実するのか、不稔になるのか、そこのところはまったくわからなくても、とりあえず「見たもんねー」です。あとはこの果皮がふてぶてしい黒色になるまで追っかけをすれば、ハマビワもひととおりマスターです。
…などと偉そうに書きながら、どうせまた「え?」とか「あ!」となるのはわかっているのです。ただ、この辺ではレアものの木なのに、初の出会いからたった3年半で要点を押さえるなんて、かなり相性がいいのだろうと自己満足です。

<追録1> 3カ月後、実がそれらしい形になりました。(撮影:2017年5月5日)
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<追録2> 6月初旬、実がそれらしい色になってきました。(撮影:2017年6月3日)
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<補注> 夏の終わりになって、せっかく黒く色づいた実がまた薄茶色に戻ったように見えて焦りました。(2019年8月26日

過去のきょう 2016 マルバウツギ 2015 フクジュソウ 2014 ベニバナイチゴノキ  2013 ヒマラヤザクラ 2012 ムサシアブミ 2011 オオバギボウシ 2010 カモジゴケ 2009 シノブ 2008 ガビサンハンショウヅル 2007 キンポウラン 2006 ホウレンソウ 2005 アセビ

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