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2月20日(月) チチコグサモドキ

170220titikogusamodoki
おぉおぉ、チチコグサモドキもこうやって倒れ伏して寒さをやり過ごすのかぁ…と、軽い感動を覚えながら写してきたまでは良かったのです。
ところが、帰宅して過去掲載を調べたら、エ、1月の中旬には立派に成人した姿を載せていたではありませんか! どうなっとるんじゃ、チチコグサモドキ!!
この驚きというか怒りというか、ワタシの頭が混乱する理由は、一年草「または」越年草で、春「または」秋に発芽するという、やたら融通無碍なチチコグサモドキの性格に原因がありました。今回写したものは、たぶん秋に発芽したのでしょう。
しかしそれなら、前に載せたものは春に発芽したもの? 春に発芽しても越年するなら、一年草という分類は当てはまらない? などと疑問は深まります。要は、おとといの繰り返しで、手元で育ててみないとさっぱりわからない世界なのです。

いま、三浦しをんが読売に連載している小説の主人公はシロイヌナズナ(注)の研究者で、日々、この「雑草」の観察に余念がありません。そう、研究者でさえ(だから?)研究対象は極端に絞るのに、素人があちこちつまみ食いして「わからない」なんて言うのは、ちゃんちゃらおかしいことなのです。
というわけで、きょうの結論は「さっぱりわからない」にしたまま、「さあ、次、行ってみようかぁ」と明るく前進することにしたのでした。

<補注> 野歩きではついぞシロイヌナズナを見つけること叶わず、思いあまって自分で種から育ててみました。(2023年初夏

過去のきょう 2016 メヤブマオ 2015 桜の冬芽4種(その2) 2014 プリムラ・ポリアンサ 2013 トラフアナナス 2012 ウラジロガシ 2011 ヒメムカシヨモギ 2010 ユーカリ 2009 ショカツサイ(ムラサキハナナ) 2008 ウグイスカグラ 2007 エリカ・ファイアーヒース 2006 ナニワズ 2005 イチゴノキ

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