すげー! スマホってこういうものだったんだ…と、なにをいまさらの感想です。
ZenFone 3(ASUS=台湾メーカー)、けっこう最新機種(国内発売10月7日)です。で、ケチ衛門のくせにけっこう張り込みました。国内正価42,780円のところ、並行輸入品を29,600円(税・送料込み)でゲットです。この1年愛用した
Freetel Priori3に比べると、実購入価格なんと2倍以上の「高級品」です。
機種を替えるにあたって要求した諸スペックは、ざっくり言って
Priori3の2~4倍でした。そのうち一番のポイントはROMサイズで、Priori3=8GBではさすがにもうどうしようもなく(追加した64GBのSDカードに移行できないものが多数あり)なっていたのです。そのほか、カメラの画素数がもっと!とか、電池がもうちょい持って!とか、1年使い込んでみて、ホントのところの「ほしいもの」が見えてきた感じでした。
で、ZenFone 3の「すげー」ところです。なんにもする必要がありません。テキトーにPriori3と同期させたら、ぜんぜん手間いらずでそのまま使えるようになりました。それでも、初めての機能がたくさんあるので、あちこち寄り道しながら、だいたい2時間くらい「楽しんで」設定終了です。
少しだけ心配だった並行輸入品(台湾現地品)の使い勝手は、まったく無問題でした。報道で見かけた「一部の漢字が中国語」ということもいまのところ見つからず(問題部分は改善されていた)、なんのストレスもありません。
ただ、開封してちょっとビビったのは、シャンパンゴールドの色合いでした。いや、シャンパンゴールドであることに間違いはなく、色相的にはとてもシックなのに、ついこれまでの真っ黒と比べるもので、かつサイズ(画面=4.5→5.2inch)が大きくなったもので、「いやあ、ちょっと派手か?」と腰が引けたのです。たぶんすぐに慣れるはずでも、しばらくは人前で出すには「言い訳」が必要です。
あと、ASUSのPC・スマホと言えば、すぐに壊れることで有名です。しかし、この機種に限るとその問題からはかなり解放されているようなのです。あとで「やっぱり」という記事を書くかどうか、いまから不安ではあっても、製品設計というのはたまにアタリもあることを信じてみたいと思っています。(写真はASUS・HPから)
<補注1> ROMサイズなどに加え、もう一つ、Freetelを見限った理由は、エリアメール(ETWS:地震・津波警報システム)に非対応(メーカーに確認したら、全機種)だったことです。そして、その対策として「Yahoo!防災速報」を入れたところ、電話がすぐに切れるというトラブルに見舞われました。
泣く泣く「Yahoo!防災速報」をアンインストールして電話機能は回復したものの、やはり災害情報は必要です。そこで、ETWS対応ということも要求スペックの一つとして、今回のASUSチョイスとなりました。
<補注2> この機種のカメラは、自分との相性(画質の好き嫌い)はイマイチでした。(2016年12月3日)
<補注3> 本文最後に書いた耐久性について、1年後もまったく無問題だったので、助手1号のスマホもZenFone 3にしました。
これで驚いたのは、自分用のシャンパンゴールド(色合いにはほどなく慣れた)はあまりにツルツルして滑りやすいのに比べ、彼女用の白モデルはこの点が改善されていたことです。モデルの差なのか、1年間の改善結果なのかは不明でも、前もって注文しておいた滑り止め用のカバーがムダになるといううれしい誤算でした。
<補注4> 3年半後、自分用のZenFoneとはとても不本意なお別れをしてしまいました。(2020年3月19日)