10月11日(火) ツユクサ
垂れた稲穂のなかからイボクサが顔を覗かせていたのに驚いたのはいつだったかなぁと思ったら、もうあれから8年が過ぎていました。相も変わらず、人さまの田んぼに難癖をつけながらの野歩きで、今度はツユクサです。
農薬が減っているのだろうとうれしい気がするのは脇に置いて、田のなかのイボクサとツユクサで感心するのは、彼らの変幻自在さです。どちらもふつうに生えるときは這うようにのびて、背が低いのです。それが、イネに紛れて育つと、優に30~40cmは自分で立ち上がり、まるで違う品種かと思ってしまうほどです。
氏より育ちというのはなにも人間だけの話ではないのだと、もうどんな環境になっても育ちようがなくなった爺さまは畦にしゃがんで考えたのでした。
農薬が減っているのだろうとうれしい気がするのは脇に置いて、田のなかのイボクサとツユクサで感心するのは、彼らの変幻自在さです。どちらもふつうに生えるときは這うようにのびて、背が低いのです。それが、イネに紛れて育つと、優に30~40cmは自分で立ち上がり、まるで違う品種かと思ってしまうほどです。
氏より育ちというのはなにも人間だけの話ではないのだと、もうどんな環境になっても育ちようがなくなった爺さまは畦にしゃがんで考えたのでした。
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