9月27日(火) ヤブマメ
小さな花にヘビー級のクマンバチとは、ずいぶん不釣り合いな組み合わせです。ところが、固く閉まったこの花の竜骨弁を押し下げ、なかのシベを露出させるには、このくらいのウエイトと力が必要で、二人は結構仲がいいようです。
学問的には「クマバチ媒花」と呼ばれる一群の植物があり、竜骨弁を開いてもらう必要のあるマメ科の草木はそれにあたります。「根性で飛んでいる」などとお笑いネタにされているクマくんは、じつは選ばれし者なのでした。
そう言えば、この巨体を飛ばすにはどうしても小さ過ぎに見えるその翅は、限界ギリギリに設計された超精密なパーツなのかと神々しく見えてきます。
学問的には「クマバチ媒花」と呼ばれる一群の植物があり、竜骨弁を開いてもらう必要のあるマメ科の草木はそれにあたります。「根性で飛んでいる」などとお笑いネタにされているクマくんは、じつは選ばれし者なのでした。
そう言えば、この巨体を飛ばすにはどうしても小さ過ぎに見えるその翅は、限界ギリギリに設計された超精密なパーツなのかと神々しく見えてきます。
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コメント
はた衛門さん、こんばんは。
クマバチ媒花、知らなかったです。
今まで見たクマバチのいた花を調べてみましたら、
トキワサンザシ、ナンテン、
そして、ヤブツルアズキ・・やったぁマメ科
他にはスノキ、スイカズラなどでした。
竜骨弁というと、まず浮かぶのはホドイモ。
あれは何ぼ何でも小さすぎますよねぇ^^
投稿: ブリ | 2016-09-27 22:17
ブリさんへ:
たしかに、クマくん、どこにでもいますよね。
ワタシはトレニアの花を抱きしめているシーンが忘れられません。
http://hatazakura.air-nifty.com/blog/2014/09/922-44df.html
投稿: はた衛門 | 2016-09-28 06:32