7月16日(土) トウジュロ
写真が逆さまなのではなく、森のなかで沼の水面を写しました…という説明が必要なのは情けない話で、逆さ富士ならぬ逆さトウジュロです。
トウジュロそのものは珍しくなくても、こういう鬱蒼とした環境で見かけたのは初めての気がします。だいたい、こういう場所に勢力を張るのはワジュロだとばかり思っていたら、トウジュロの実も、鳥はしっかりとばらまいているのでした。
温暖化のせいで、南関東の野山では棕櫚の勢力が拡大しています。樹高が高くはならないので、ほかの植生への悪影響はあまりないのかもしれません。しかし、景観がいかにも南国風になってしまって、野歩きが暑苦しくてかないません。
トウジュロそのものは珍しくなくても、こういう鬱蒼とした環境で見かけたのは初めての気がします。だいたい、こういう場所に勢力を張るのはワジュロだとばかり思っていたら、トウジュロの実も、鳥はしっかりとばらまいているのでした。
温暖化のせいで、南関東の野山では棕櫚の勢力が拡大しています。樹高が高くはならないので、ほかの植生への悪影響はあまりないのかもしれません。しかし、景観がいかにも南国風になってしまって、野歩きが暑苦しくてかないません。
<追録> 他日、近所でトウジュロが切り倒されていて、思いがけず、幹の断面を見ることができました。全体の雰囲気から、もしかしてバナナやバショウのように、幹に見えるのは葉が重なった偽茎ではないかなどと要らぬことを考えていたので、立派な年輪を見て安心しました。(撮影:2016年8月3日)
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