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6月8日(水) オオバヤシャブシ

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今年も春の花を撮り損なったなぁと悔やみながら、もう大きくなった緑色の果球を見上げました。茶色になった先輩たちもところどころにまじっています。
花の撮り漏らしを嘆くのは、その並び方でヤシャブシとオオバヤシャブシの区別がつけやすかったからです。枝の先から雄花序・雌花序と並ぶヤシャブシに対し、オオバの方はこれが逆なのです。それを頭に入れて見上げれば、もう雄花は跡形もないものの、果球(雌花序)は枝の先についているように思えます。
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さて、大葉というくらい葉が大きいかというと、長さで大葉6~12cm VSふつう4~10cm、幅で大葉3~6cm VSふつう2~4cm、つまり「大葉」の小さめサイズは「ふつう」の大きめサイズより小さいという込み入った関係です。
側脈の数も、大葉がやや少なめ(12~16対)とは言っても、サイズと同じように数値がオーバーラップ(ふつう:13~18対)して、決め手にしにくい感じです。
さて困った!と思ったら、「大葉=重鋸歯」VS「ふつう=単鋸歯」という絶対的基準を見つけました。なので、あとは「ふつう」をここに収録すれば「めでたし」だというのに、これがなかなか見つかりません。
どうも工事後の緑化や砂防に「大葉」だけが使われてきた歴史があり、その過程で「ふつう」はマイナー種になってしまったようなのです。「大は小を兼ねる」という諺はあっても、「大葉」は「ふつう」を兼ねなくて、困ったものです。

<補注> 開花シーンをとらえました。(2018年4月1日

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