6月6日(月) キササゲ
キササゲの花ってここまで疎らだったかなぁ…と、少し不安です。ただ、もしもっと盛大に花をつけるキササゲがあったとして、オオアメリカキササゲ(ハナキササゲ)の開花状態とは明らかに一線を画すことだけはハッキリ理解できました。
一つの花だけ見れば、両種の色合いや形はほぼ相似しています。ただ、大違いはそのサイズ(オオアメリカの方が倍ほど)と花数(同じくほぼ10倍?)、そして香りです。オオアメリカの木の下なら大概の人が陶然とするし、キササゲの下なら、かなり鼻のきく人でなければ花に気づくことがなさそうです。
また、花の横に残った実の寸法も、この二種の比較には役立ちます。そして、しつこく二つを見比べていると、葉の違いも感じてきました。質感がガサツなキササゲとテロリと滑らかな感じのオオアメリカ、小型で丸っぽいキササゲとゆったり大型で先が細まるオオアメリカというところです。
さて、問題はまだトウキササゲやアメリカキササゲを知らない(注1・2)ことです。基準になる二つの差がわかったのだから、他種を見ても判別できそうという小さな自信と、二種の差の合間を縫うような微妙な特性だったらどうしようという大きな不安とが勝手にバトルを始めました。中国(唐)とアメリカの間で揺れる島国の気分です。
一つの花だけ見れば、両種の色合いや形はほぼ相似しています。ただ、大違いはそのサイズ(オオアメリカの方が倍ほど)と花数(同じくほぼ10倍?)、そして香りです。オオアメリカの木の下なら大概の人が陶然とするし、キササゲの下なら、かなり鼻のきく人でなければ花に気づくことがなさそうです。
また、花の横に残った実の寸法も、この二種の比較には役立ちます。そして、しつこく二つを見比べていると、葉の違いも感じてきました。質感がガサツなキササゲとテロリと滑らかな感じのオオアメリカ、小型で丸っぽいキササゲとゆったり大型で先が細まるオオアメリカというところです。
さて、問題はまだトウキササゲやアメリカキササゲを知らない(注1・2)ことです。基準になる二つの差がわかったのだから、他種を見ても判別できそうという小さな自信と、二種の差の合間を縫うような微妙な特性だったらどうしようという大きな不安とが勝手にバトルを始めました。中国(唐)とアメリカの間で揺れる島国の気分です。
<補注1> 実をぶら下げたアメリカキササゲを収録しました。(2017年7月8日)
<補注2> トウキササゲに先んじて、産地は同じ中国でも、別種のウスベニキササゲを収録しました。(2023年5月25日)
<追録> 上の写真よりも半月ほど早い状態です。花の疎らさはこのころから だいたいこんな感じのようです。(撮影:2018年5月20日)
<補注3> 花から実への移行状態を収録しました。(2023年7月2日)
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