6月26日(日) トサミズキ
ずいぶん前の冬に、パックリ割れた実(殻)を写したことがあります。いくつかの実が、手をつないだように数珠つなぎに枝にぶら下がっていました。
あの形のもとはこういうしかけなのでした。実ではあっても、食指はピクリともしないご面相です。誰かに運んでもらおうなんて甘えは一切捨てた凛々しさです。
この実が乾いて割れると、なかの種がこぼれ落ちる(注)のでしょう。ただ、実が割れるときにバネじかけで種を遠くに飛ばす木もあるので、このトサミズキもそういう高度な技を持っているのか、完熟のころがまた楽しみです。
あの形のもとはこういうしかけなのでした。実ではあっても、食指はピクリともしないご面相です。誰かに運んでもらおうなんて甘えは一切捨てた凛々しさです。
この実が乾いて割れると、なかの種が
<補注> こぼれ落ちるのではなく、皮が種をはじき飛ばすしかけであることに気づきました。(2018年10月24日)
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