5月7日(土) ヒメシャクナゲ
もし花どきにこれを名付けたのなら、たぶんヒメドウダンになっていたはずと思うほど、壺型の花が目立ちます。とても小さな木(高さ20cmくらい)で、湿地の藪に紛れそうですから、花の時期でないと自分には見つけられなかったことでしょう。
その花とじつにアンバランスなのが葉で、たしかにシャクナゲを連想します。細くて、表面が硬くて、裏に巻いていて、いかにも蒸散を防ぎそうです。沼のほとりにいるのにこんな葉なのだから、よほど水分を貯めたいでしょう。
そう言えば、ツツジ科の懐の深さにいまごろ気づきました。花の形も葉の風合いも、ずいぶん違う手合いがごろごろと多士済々です。それでも、この花にはこの葉、と多少はタイプ分けができそうだったのに、このおチビさんにはそんな脆弱な自作の仕切りを簡単に壊されてしまいました。意地悪な姫さまです。
その花とじつにアンバランスなのが葉で、たしかにシャクナゲを連想します。細くて、表面が硬くて、裏に巻いていて、いかにも蒸散を防ぎそうです。沼のほとりにいるのにこんな葉なのだから、よほど水分を貯めたいでしょう。
そう言えば、ツツジ科の懐の深さにいまごろ気づきました。花の形も葉の風合いも、ずいぶん違う手合いがごろごろと多士済々です。それでも、この花にはこの葉、と多少はタイプ分けができそうだったのに、このおチビさんにはそんな脆弱な自作の仕切りを簡単に壊されてしまいました。意地悪な姫さまです。
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