5月12日(木) コウヤワラビ
その感触も形も、いかにも柔らかそうな葉を茂らせるシダです。暑い盛りの野歩きでは、その葉を眺めながら涼むことがしばしばです。
やや湿った木陰(陽当たりもOK)というこのシダの生息環境は、体温を下げたいひと休みにも最適なのです。そんな親しみのある葉は、夏緑性のため、寒い間はいったん見かけなくなり(注)、いまごろになるとこうして再び葉を開くのでした。
名前のコウヤは高野山に因んだものです。しかし、別に生息地はそちら方面に限らず、関東の山野でもごくふつうに見られます。
やや湿った木陰(陽当たりもOK)というこのシダの生息環境は、体温を下げたいひと休みにも最適なのです。そんな親しみのある葉は、夏緑性のため、寒い間はいったん見かけなくなり(注)、いまごろになるとこうして再び葉を開くのでした。
名前のコウヤは高野山に因んだものです。しかし、別に生息地はそちら方面に限らず、関東の山野でもごくふつうに見られます。
<補注> 冬になると栄養葉は消え、胞子葉だけになります。(2018年1月18日)
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