4月11日(月) クヌギ
このごろ「ヒートアイランド現象」という言葉を聞かなくなった気がします。アスファルトやコンクリートで固めた街の気温が野山のそれよりもずっと高くなり、ひいては地球全体を暖めてしまうことへの警鐘となる言葉でした。
しかし、こうして木々の若葉や花の展開を見ていると、この「懐かしい」言葉を決して死語にしてはいけないと実感します。クヌギひとつとっても、これまで似たような段階の写真を何度か載せているのに、それらに結構な時期の差があるのです。
当然ながら、年によって気温の差があるにしても、それよりも大きな要因は「どこで撮ったか」なのです。野歩きと街歩きの差です。
この写真は、東京都心で撮りました。ヒートアイランドのド真んなかなので、葉の展開が野山のものより半月も先行しています。
まさかアスファルトの道路を泥道に戻すわけにはいかなくても、新しい技術の舗装採用とか緑化推進とか、我々の世代が負っている実行課題はけっこう大きくて重いものだと考え直さずにはいられません。
しかし、こうして木々の若葉や花の展開を見ていると、この「懐かしい」言葉を決して死語にしてはいけないと実感します。クヌギひとつとっても、これまで似たような段階の写真を何度か載せているのに、それらに結構な時期の差があるのです。
当然ながら、年によって気温の差があるにしても、それよりも大きな要因は「どこで撮ったか」なのです。野歩きと街歩きの差です。
この写真は、東京都心で撮りました。ヒートアイランドのド真んなかなので、葉の展開が野山のものより半月も先行しています。
まさかアスファルトの道路を泥道に戻すわけにはいかなくても、新しい技術の舗装採用とか緑化推進とか、我々の世代が負っている実行課題はけっこう大きくて重いものだと考え直さずにはいられません。
<ほかのクヌギ記事・暦順> ☆ 虫こぶ A : 1月13日 ☆ 虫こぶ B : 2月23日 ☆ 太枝の断面 : 3月24日 ☆ 雄花の芽 : 3月29日 ☆ 雄花 : 4月1日 ☆ 若葉と枯れ葉、雄花 : 4月26日 ☆ 雌花 : 5月2日 ☆ 若葉 : 5月22日 ☆ 若いドングリ : 7月20日 ☆ 虫こぶ C : 10月28日 ☆ ドングリ : 11月2日 ☆ 樹皮 : 11月13日 ☆ ドングリと黄葉 : 12月1日
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