« 2016年2月 | トップページ | 2016年4月 »

3月31日(木) ソライロキキョウアヤメ(アリステア・エクロニー)

160331aristea
また憤激すべき名前の花を見つけました。まず「ソライロ」からして、こんな紫色の空って、いったいどこに行けば見られると言うのですか!
そして「キキョウアヤメ」です。マーガレットコスモスに端を発する安直合体路線への反発であって、今度もゲンナリ度はかなり高めです。素直に「ムラサキヒメアヤメ」くらいにしてほしかったと思うのに、たぶん素人には考えもつかない「諸般の事情」というのがあるのでしょう。
もちろん外来もので、南アフリカからやってきたそうです。膝丈くらいでかわいいし、切り花にも向くと思ったら、惜しいことに一日花でした。本名はアリステア・エクロニーで、アヤメの仲間(アヤメ科アリステア属)です。

過去のきょう 2015 スギナ 2014 ユリノキ 2013 オオムラサキ(オオムラサキツツジ) 2012 ジンチョウゲ 2011 エゾムラサキツツジ 2010 リビングストンデージー 2009 ヤブサンザシ(雌) 2008 サラサモクレン 2007 オオシマザクラ 2006 クロモジ 2005 ヤマモモ

| | コメント (1)

3月30日(水) アンズ

160330anzu
10年も前に、たった1本の木だけ見て、「杏(の枝)は横に広がる」と書いたことを反省しつつの一枚です。斜上する枝振りは、梅や桃とあまり変わりません。
ただ、花の輪郭が丸々した感じや、ぷっくりかわいい蕾は前の木と同じです。そして、今回は樹皮の様子もしっかりとらえておきました。手前の若い枝にはあまり特徴がなくても、古い幹になると縦に走る筋目が目立ちます。
そう言えば、このごろしばらく杏の実を生食していません。子供のころ、落ちたばかりの生暖かい杏を好きなだけ食べ、敷居にその種を並べたことを思い出します。いま、店先に並ぶ杏にはびっくりするほどの値段がついていて手を出しかねていて、今年は少し奮発して、そろそろ冥土の土産をそろえておこうと思います。

過去のきょう 2015 ニワザクラ 2014 フリージア 2013 カミガヤツリ(パピルス) 2012 ヤエムグラ 2011 アジサイ 2010 モミジバスズカケノキ 2009 ミミガタテンナンショウ 2008 ヒサカキ 2007 ハナカイドウ 2006 チオノドクサ 2005 ベニバナトキワマンサク

| | コメント (0)

3月29日(火) レリア・アンシバリナ(洋ラン)

160329laelia
ピンク系が主流のレリアのなかで、ちょっと気を惹く色合いです。カトレアに近い種類ではあっても、あんなクドクドしさがなくてすっきり系です。
レリアというのは属名なので、このオレンジ色のスマートさんの正式な名はレリア・アンシバリナ(Laelia Ancibarina)になります。ただ、そのアンシバリナのなかにもまた種類がいろいろ…という例の深い世界なので、門外漢はもう「レリア」だけで勘弁してもらいたいと思っています。
ただし、この属名は古いものだと言うし、ローマ字読み原則に従えば「ラエリア」になるし、見かけに反して、あまりすっきりしない「レリア」です。

過去のきょう 2015 アンスリウム(オオベニウチワ) 2014 ハシバミ 2013 ニワウメ 2012 クヌギ(雄花の芽) 2011 コノテガシワ(センジュ) 2010 ヒアシンス 2009 アーモンド 2008 ニシキモクレン 2007 カラシナ 2006 アマナ 2005 キブシ

| | コメント (0)

3月28日(月) ハコネウツギとニシキウツギ

160328hakoneutugi
木々の若葉が萌え出す季節です。ハコネウツギも、生命力に溢れた葉脈を見せて、小さな葉を展開してきました…と書くと、いかにもこんな葉だけで樹種がわかるみたいで気障ですが、画面右側でネタバレしています。
160328nisikiutugi
似通った内容でも、こちら(↑)はニシキウツギです。こちらも若葉の背景として果実の残骸を入れ込みました。2枚の写真に写った殻の形をみると、なんと花の見分けと一緒で、ニシキは全体がスマート、ハコネは膨らみが急です。
ざっと調べた範囲ではこのことに言及した資料がないので、また「はた衛門珍説」かもしれなくても、ちょっとうれしい発見です。また、ここまで枯れた殻ではなくて、実が緑色の段階から割れるまでを観察する楽しみも生まれました。
160328hakonenisiki
おっと、お約束の「ウツギ類の枝の空洞」も忘れずチェックです。この写真だと、ハコネの空洞率が高いことになります。もっとも、それはさすがに珍説にもなりません。枝の生長度合いによって、この穴の率はかなり変化します。

過去のきょう 2015 フユザンショウ 2014 フィットニア(アミメグサ、ベニアミメグサ) 2013 ミスミソウ(ユキワリソウ) 2012 ヒロハアマナ 2011 アケボノアセビ 2010 メタセコイア(雌花) 2009 オランダカイウ(カラー) 2008 ミズバショウ 2007 ヘビイチゴ 2006 ハナノキ 2005 モモ

| | コメント (0)

3月27日(日) オオムギ(六条大麦)

160327rokujouoomugi
麦秋にはまだまだで、花冷えに震えるきょうこのごろなのに、麦の穂はもうそれらしくなってきていました。なんだか麦茶の包装で見た形です。
たしか、その袋には「六条大麦」と麗々しく書かれていて、今回この麦の素性を知るまでは、京都(六条)の麦で作った高級(を売りにした)麦茶かと思っていました。ところが、六条とは地名ではなく、実の粒が6条(列)に並ぶことなのでした。
大麦には大きく六条種と二条種があって、基本的に麦の穂は六条配列なのに、二条種はそのうちの2列だけが充実したものだと言います。そのため、二条種は粒が大きくなりビールに使われるのに対し、六条種は粒が小さいけれど全体の収量は多くて、雑穀とか麦茶に使われるということです。
つまり、あの袋のきれいなイラストともったいぶった品種名はまったく意味がなくて、「これはふつうの麦茶です」と宣言していたわけです。なんとなく高級かと思っていたオジサンは騙された気分でして、ものを知らないとは悲しいことです。

<写真追加> 六条の意味が理解できたので、「そこ」がわかるようにグイッと迫ってみました。(2017年5月28日)
170528oomugi

<補注> 大麦と小麦を比較してみました。(2017年6月5日

過去のきょう 2015 アマナとヒロハノアマナ 2014 タカトオコヒガン 2013 ジャボチカバ(キブドウ) 2012 モクレイシ 2011 ユキゲユリ(チオノドクサ・ルシリエ) 2010 メタセコイア(雄花) 2009 ヤブサンザシ 2008 キブシ 2007 ミツマタ 2006 ザゼンソウ 2005 ヒュウガミズキ

| | コメント (0)

3月26日(土) マンサク

160326mansaku
マンサクと言えばナントカのひとつ覚えで、咲き出しの花ばかりを5回もここに載せてきました。したがって、掲載日は3月初旬が一番遅かったくらいで、あとはずっと忘れたまま、12月になって黄葉のきれいさに驚くという過去でした。
ところが今年は終わりの花を眺めているうちに変なものを見つけました。これはどう考えても実です。パックリ割れた殻は木彫りのオブジェのようで、その形が異彩を放ちます。硬さがまた感動的で、囓っても歯が立ちません。
これが割れるとき、溜め込んでいた反発力で一気に種を飛ばすのだそうで、そんな季節に実を見つめてみるという楽しみができました。かなり強烈な弾き出しの力だというので、ゴーグルで武装する必要がありそうです。

過去のきょう 2015 ツノハシバミ 2014 ヒマラヤユキノシタ 2013 フラサバソウ 2012 シュンラン 2011 ハッカクレン 2010 ハチジョウキブシ(雌花) 2009 フッキソウ 2008 キュウリグサ 2007 ダイコン 2006 シンビジウム 2005 チューリップ

| | コメント (0)

3月25日(金) キクバオウレン

160325kikubaouren1
ややくたびれ気味で疎らに開いた葉が写真的にはなんだかなぁでも、オウレン類の見分け的にはとてもナイスな具合でした。
地面からのびた葉柄の先で小葉が3つに分かれて(3出複葉)います。その小葉の形は穏やかな切れ込みで、なんとなく菊の葉を思わせます。
これと紛らわしいのがセリバオウレンです。しかし、比べてみるとそちらの切れ込みは先鋭だし、なんと言っても3出複葉が2回なので、違いは明確です。
160325kikubaouren2
などと辛気臭い話よりもやっぱり花でしょう…とアップにしてみました。雌シベがやけに大きな顔をしています。調べたらキクバオウレンは雌雄異株の気味が強い(雌雄異株まれに同株)のだそうです。
写したもののなかにはもう少し雄シベの葯が大きなものもあるにはあっても、それを雄株とするほど比較対象を見ていません。せっかくの花なのにやっぱり辛気臭い締めになってしまい、なんとも面倒な世界です。

過去のきょう 2015 マツバラン 2014 ウグイスカグラ 2013 オトコヨウゾメ 2012 カワヅザクラ 2011 フチベニベンケイ(カネノナルキ) 2010 ハオルシア・オブツーサ(雫石) 2009 カランコエ・ラクシフロラ 2008 ハナノキ(雄花) 2007 ナツグミ 2006 シュンラン 2005 フッキソウ

| | コメント (0)

3月24日(木) モモ

160324momo
夏においしそうな実を写したのと同じ木です。庭木に多い花桃とは違って、ほとんど愛想のない実桃の花です。それでもしっかり虫は寄せています。
この木のところまで行く間に何本かの花桃をチェックしていて、それらはもうけっこう見頃の咲き具合でした。「しめしめ、いいタイミング」と思いつつたどり着いたらこれですから、つい「愛想がない」と書いてしまいます。
もちろん、花自体も一重で簡素です。そしてついている蕾の数からして、これらがみな開いても、花桃のような豪華さは望むべくもありません。
つまり、実桃の花は「のろまで、地味で、貧相」なのです。しかし、同じ花をおいしい実を視座にして見直せば、それは「おっとりして、質実剛健で、無駄がない」という評価に変わります。世のなかの人事担当諸氏あたりには、この時期、桜見物などに浮かれず、実桃の花をじっくりと観賞してほしいものです。

過去のきょう 2015 シナミザクラ(カラミザクラ) 2014 ハナニラ 2013 オランダガラシ(クレソン) 2012 ノシラン 2011 サワラ 2010 スノーフレーク 2009 ヒサカキ 2008 キクラミネウス水仙・ジャンブリー 2007 ゼンマイ 2006 カツラ(雄花) 2005 ヒアシンス

| | コメント (0)

3月23日(水) ソラマメ

160323soramame
一度リターンマッチ(写真の色合い再挑戦)を済ませたソラマメの花を、もう一度取り上げました。あまりの花つきの良さに驚いたからです。
あちこちの菜園でソラマメは目にしなしても、これほど豪華な咲きっぷりを見たのは初めての気がします。これだけの数が実ったら、さぞや…。
と思うのは飲んべえのあさはかさで、「正しい農業」には摘花・摘果という作業があるのでした。こんなに花を咲き放題にしたら、株のエネルギーが無駄遣いされてしまうわけで、花は基部のものを残して摘むのが「掟」だそうです。
つまり、写真を撮らせていただいた畑の主は、このことを知らない初心者か、あるいはこの花が好きなマニアか、どちらかなのでしょう。いずれにせよ、おかげでソラマメの花盛りを撮影できたこちらとしては大感謝です。

過去のきょう 2015 ヒロハノアマナ(ヒロハアマナ) 2014 コシノヒガン 2013 コブシ 2012 ウメ(西王母) 2011 クロッカス 2010 ハルニレ 2009 トキワイカリソウ 2008 フサアカシア 2007 セントウソウ 2006 カンスゲ 2005 ヤハズエンドウ(カラスノエンドウ)

| | コメント (0)

3月22日(火) シロモジ

160322siromoji_fm
おととい、アブラチャンに似た花を列挙しようとして、そこに「シロモジ」と書けなくて焦りました。丸い実黄葉は載せていたのに、花の記録がなかったのです。
やばッ!今年も撮り逃がし?と焦って駆けつけたら、雌株(上の写真左側)はまだ蕾でした。それに対して、この手の木のセオリーどおり、雄株(写真右側)はもう満開と言っていいほどに賑やか(?)な咲き具合です。
160322siromoji_m
その雄株(雄花)は、花の黄色と萼や柄の赤がかわいらしくて、ちょっとシスターボーイ(古!)といった感じです。萼の丸さがアブラチャンに似てはいても、柄がやや短くて、アブラチャンほどには垂れ下がりません。
160322siromoji_f
その雄花に比べると、いつもいつもの感想ではあっても、雌花は貫禄があります。雌株は1枚目の写真どおりで出直しを覚悟したというのに、よくよく探したらこうして数輪が開いていました。いままさに咲いたばかりの匂い立つ美女です。

過去のきょう 2015 アマメシバ 2014 ローダンセマム・アフリカンアイズ 2013 セツブンソウ 2012 ヤマアイ(雄花) 2011 アカシデ 2010 パンノキ 2009 ヤドリギ 2008 ミニアイリス 2007 タアツァイ 2006 コノテガシワ 2005 ダンコウバイ

| | コメント (0)

3月21日(月) ニガナ

160321nigana_2
ニガナの葉と言えば、形が先鋭なだけでなく、その周囲には長く尖った鋸歯があって、とてもツンケンしたイメージがあります。そのツッパリくんも、寒い冬を越すときにはこんなに丸くなって耐えているのでした。
「ふふ、お前さんも大変なんだね」と撫でてあげたら、おわ!、丸い葉の縁にはあの鋭い鋸歯がそのままに存在しているのでした。
さも堪え忍んでいるように丸まりながら、根性の悪さはそのままです。花の時期にも、その撮りにくさでさんざん苦労させてくれたし、まったく食えないヤツです。

過去のきょう 2015 ヤマネコノメソウ 2014 キブシ 2013 オトメツバキ 2012 カジイチゴ 2011 オウバイモドキ(ウンナンオウバイ) 2010 アツバチトセラン(サンセベリア、トラノオ) 2009 クサイチゴ 2008 アネモネ 2007 チンゲンサイ 2006 アブラナ 2005 ツクシ

| | コメント (0)

3月20日(日) アブラチャン

160320aburatyanm
最初はその冗談っぽい名前に惹かれたアブラチャンとも、ずいぶん長い付き合いになりました。数えてみたら、これが8回目の掲載です。
それでも、雄花は過去に一度しか登場しておらず、それもややくたびれた時期で、写真もややお粗末でした。そんなこんなで、男盛りを記録しておきます。
というか、まだ若すぎて、開いたばかりの花もあります。そしてこのぶら下がった丸い蕾がアブラチャンの見分けポイントであることにもこのごろ気づきました。
この時期はクロモジシロモジ、さらにダンコウバイなど、似たような花をつける木があるわけで、樹皮の感じも含めて、しっかり見分けする必要があります。

<過去掲載のアブラチャン> ☆ 雌花(雌株) ☆ 雄花(雄株)と雌花(雌株) ☆ 雌花と膨らみ出した子房 ☆ 青い実 ☆ 割れた実 ☆ 黄葉

過去のきょう 2015 アカシデ 2014 熱帯スイレン 2013 バイモ 2012 フキ(ふきのとう) 2011 コノテガシワ 2010 ソシンカ 2009 クサボケ 2008 房咲き水仙・グランドモナーク 2007 カブ 2006 スズメノカタビラ 2005 ハクモクレン

| | コメント (0)

3月19日(土) リュウキュウベンケイ

160319ryuukyuubenkei
名前のとおりに琉球諸島に「産した」多肉質の多年草です。さしも長閑な彼の地と言えども、人間の愚かさは本土と大差がないらしく、残念ながらこの儚い姿を自然状態で眺めることは不可能(写真は栽培品)になっているそうです。
基部が緑色で、つぼんでいればフリージアを思わせる花は、先が4枚に分かれるのが本来の姿です。しかし、自分を絶滅に追い込もうとしている人間をあざ笑うかのように、その花びらは数を不確かにして見る者を惑わせます。
「一寸の虫にも五分の魂」に倣えば「一株の草にも幻惑の花びら」でしょうか。こういう物言わぬ抗いに対する恐れを失わないようにしたいものです。

過去のきょう 2015 ミミガタテンナンショウ 2014 ヘンヨウボク(クロトンノキ) 2013 アメリカハナノキ(雄株) 2012 コリヤナギ 2011 オオイヌノフグリ 2010 コブシ 2009 モクレイシ 2008 ロドレイア 2007 コマツナ 2006 ウグイスカグラ 2005 コブシ

| | コメント (2)

3月18日(金) ハルニレ

160318harunire1
ハルニレが満開でした。と言ってもこんな具合ですから、たまに通る人も花とは気づかないらしく、ハルニレの撮影は大木を独り占めです。
そう言えば、その大木の樹皮を写し込んだのは今回が初めてです。ゴワゴワと荒くはあっても、仲間のアキニレとは違って、縦に走る筋が目立ちます。
160318harunire2そして花の状態ですが、今回がちょうどいい咲き具合でした。これより少し早いと、雌シベだけが開いていて、雄シベは塊のままだし、これより少し遅れると雄シベは萎びてしまい、また雌シベだけが大きな顔をしています。つまり、今回のタイミングがハルニレの「花見ごろ」というわけでした。

過去のきょう 2015 シュゼンジカンザクラ 2014 ラショウモンカズラ 2013 ウケザキクンシラン 2012 クロッカス(クリームビューティ) 2011 フサザクラ 2010 ウグイスカグラ 2009 ユーカリノキ 2008 ヒメリュウキンカ 2007 ミズナ 2006 スギ 2005 バイカオウレン

| | コメント (0)

3月17日(木) ムラサキオモト

160317murasakiomoto
葉裏の美しさを楽しむものだと思っていたムラサキオモトの株元がなにやら妙な具合です。赤いおくるみのような苞を開いて、花が咲いていました。
よく見ると、いかにもツユクサを思わせる花で(ムラサキオモトはツユクサ科)、透明の萼まで持っています。
前に「きれいな葉だなぁ」と撮ったのは2月の半ばでした。この花(とか苞)の勢いを見ると、もしかしてあのときも株元には花の気配があったのかもしれません。次にムラサキオモトを見るときは、実を見つける楽しみができました。

過去のきょう 2015 ベニウチワ(アンスリウム・シェルツェリアナム) 2014 ナンテン 2013 ナギイカダ 2012 ウメ(鹿児島紅) 2011 ロニセラ・フラグランティシマ 2010 ソメイヨシノ 2009 ヤマアイ(雌花) 2008 マツバギク 2007 ソテツ 2006 アンズ 2005 トサミズキ

| | コメント (0)

3月16日(水) シュロ(ワジュロ)

160316wajuro
地面からハリセン(張り扇)が飛び出てはいても、ここはお笑い会場ではなくて疎林の道端です。決して好んでワジュロが植えられる場所ではありません。
ワジュロ(和棕櫚)という名前から日本原産に感じはしても、そもそもは南方から渡来したもののようで、日本の温暖化を背景に勢力を増しています。実を食べてバラまく鳥はもちろん、温暖化も阻止できないので、そのうち人間の努力なしでは武蔵野の疎林なんていうものはなくなってしまいそうです。
これはまさしく我々に対するハリセンです。じつはあれで叩かれても音ほどに痛くはないらしくても、ワジュロのハリセンの打撃は痛烈なはずです。

過去のきょう 2015 ホウカンボク 2014 イチリンソウ 2013 熱帯スイレン 2012 セツブンソウ 2011 バクチノキ 2010 ミツマタ(タイリンミツマタ) 2009 ヒュウガミズキ 2008 マメツゲ(マメイヌツゲ) 2007 ロケット 2006 キクザキイチゲ 2005 オオタチツボスミレ

| | コメント (0)

3月15日(火) ナツズイセン

160315natuzuisen
すれ違いというのは我々人間にもときどきあるとは言え、この手の植物は何度生まれ変わっても葉と花が相まみえることがありません。涙を誘います。
というのは人間の勝手な価値観で、彼らにしてみればそれが一番理にかなった暮らしぶりなのでしょう。ほかの競合相手が枯れ果てた真冬に葉を茂らせるヒガンバナとか、誰も目を覚まさないいまごろ、いち早く葉を出すキツネノカミソリとかこのナツズイセンとか、お陽さま独り占めという意味ではたしかに賢いものです。
ほんの少しでいいから葉と花がオーバーラップしたっていいのに…と姑息なことを願うこちらを尻目に、じつに峻厳に凛々しく、彼らは己のリズムを刻みます。そうか、妙な甘さを捨て切った分、彼らの花は美しいのかと深く頷きました。

過去のきょう 2015 アオイスミレ 2014 エノキ 2013 アメリカハナノキ(雌株) 2012 カワヅザクラ 2011 カンノンチク 2010 ヒマラヤゴヨウ 2009 トサミズキ 2008 クサノオウ 2007 モミジイチゴ 2006 カタクリ 2005 ヒイラギナンテン

| | コメント (0)

3月14日(月) ツバキ・ドンケラリー(正義)

160314masayosi
花を見て生唾を飲んだら変態だろうとは思いながら、どうしたってこれでは極上霜降りのお肉を連想してしまいます。
姿のインパクトに加え、このツバキには壮大なストーリーがあります。もともとはツツジや椿の園芸で有名な久留米で、「正義(まさよし)」という名で愛されていたヤブツバキの品種でした。それをあのシーボルトがオランダに持ち帰り、向こうではドンケラリーと名を変えて愛されました。(久留米市資料引用)
それがアメリカを経て日本に輸入され、いまは洋名で故国に広く流通しているというわけです。カタカナ好きのこの国ではその方が通りがいいのでしょう。
ただ、そういう経緯を知ってしまったからには、たとえワタシ一人になったとしても、「よお、正義くん」とこの椿には呼びかけ続けるつもりです。

過去のきょう 2015 シダレヤナギ 2014 デンドロビウム(ユキダルマ 'キング'・洋ラン) 2013 ホトケノザ 2012 カタクリ 2011 カイヅカイブキ 2010 ハルニレ 2009 オオイヌノフグリ 2008 マツバギク 2007 ウチワノキ 2006 アセビ 2005 ユキツバキ

| | コメント (2)

3月13日(日) コブラオーキッド(メガクリニウム・マキシマムとメガクリニウム・プラチラキス)

160313megaclinium_maximum1
別名がコブラオーキッドで、けっこうピンとくる風体です。グンとのび出た花茎の先が板状に平たくなり、その背すじにおかしな形の花が連なります。
160313megaclinium_maximum2
その花にグッと迫ると、これはコブラというよりも鳥の赤ちゃんを思わせます。あるいは、その毛がこわすぎて、蟹か海老にも見えてきます。ただし、これがランの花である証拠に、赤紫の唇弁がペロンと飛び出ています。
160313megaclinium_platyrachis
先の2枚はメガクリニウムのなかでもマキシマムという種類なのに対し、3枚目写真は別の温室にいたコブラさんで、メガクリニウム・プラチラキスになります。花穂や葉の先の尖り具合がマキシマムよりもきつく(花穂が長すぎて、葉を写せず)感じはしても、名札なしではまったく同じものと思ってしまうこと必定です。
メガクリニウムにはまだ種類があるし、そのメガクリニウムを包括するバルボフィラム属は1,000種以上から構成されているそうで、その深~い世界からチラッと鎌首をもたげたコブラさんを2種だけレポートしてみました。

過去のきょう 2015 ミチタネツケバナ 2014 カエデ類、ほか2種 2013 ハルサザンカ(絞笑顔) 2012 ワイヤープランツ 2011 ススキ 2010 レバノンスギ 2009 アシ(ヨシ) 2008 ヒメカンスゲ 2007 オガタマノキ 2006 ダンコウバイ 2005 シキミ

| | コメント (0)

3月12日(土) アオモジ

160312aomoji1
黒文字があって白文字があって、今度は青文字と来ました。そしたらこの次は赤文字か!?…と思って調べたら、さすがにそれはなくてホッとしました。みんな同じクスノキ科なので、花の感じは似ています。
枝が青いことがこの名前の由来だとは言うものの、これは日本独特(?)の緑と青との混淆です。碧という字なんて、みどりともあおとも読むし、「目に青葉」と堂々と詠ってしまう我々です。
160312aomoji2
その「碧い」枝にグッと近づくと、花の構造もしっかり見えて来ます。蕾の皮部分は総苞で、なかにいくつかの花が入っていました。
しかし、この花は雄シベばかりで、雌シベが見あたりません。アオモジも、クロモジ・シロモジと同じく雌雄異株でした。クロモジの雌花の撮影に苦労したことを思い出します。アオモジは元々西日本のものなので、もっと難儀しそうです。

過去のきょう 2015 ポポー 2014 キジョラン(とアサギマダラの幼虫) 2013 アズマイチゲ 2012 セリバオウレン 2011 ムスカリ 2010 シシユズ(オニユズ) 2009 コブシ 2008 オオハナワラビ 2007 シロバナタンポポ 2006 サンシュユ 2005 オランダミミナグサ

| | コメント (0)

3月11日(金) クリスマスローズ・ピンクフロスト

160311pinkfrost
これはまたクリスマスローズらしからぬクリスマスローズです。色がこんなにキリッとしているだけで凄いのに、昂然と上向きで咲くとは恐れ入りました。
わからないのはその名前で、訳せば「桃色の霜」でしょうか。この花びら(萼)はどう見ても臙脂色だし、霜状の部分はどこにも見つからなくて弱ります。
調べると、いわゆるハイブリッド品種で、もともとは淡いクリーム色の萼片に霜状にピンクを呈するらしいのです。ただ、色変化が大きくて、撮影した株のように姿と名前がまったくトンチンカンという場合も珍しくないのでした。
某大手種苗会社の商品のようで、かなり広く販売されています。今回初めて目にしたとは言え、これからは街での出会いが増えることでしょう。

過去のきょう 2015 カラクサケマン 2014 バンペイユ(晩白柚) 2013 ヒスイカズラ 2012 オウバイ 2011 リンドウ 2010 ハチジョウキブシ(雄花) 2009 クリスマスローズ(フォエチダス) 2008 アセビ 2007 シラー・シベリカ・アルバ 2006 ネモフィラ・ペニーブラック 2005 シバザクラ

| | コメント (0)

3月10日(木) キンヨウボク(錦葉木):暫定

160310aphelandra
さて困ったぞという写真です。1月にはまだ蕾もはっきりしなくて確認できなかった錦葉木が花をつけていて、やったと喜んだのは束の間でした。この花も立派に雄シベが2本飛び出していて、これでは金葉木とまったく変わりがありません。
混乱するわが頭を整理してみます。
錦葉木(Aphelandra squarrosa):花は苞が目立つ
金葉木(Sanchezia speciosa):2本の雄シベが花筒から長く突き出る
じつは今回も1月も撮影したAphelandraは同じ木で、某温室で立派な名札がついているものです。ついそれを頼りにしているものの、自分で調べた限り、どうもこの花からして、これはSancheziaにしか思えません。
というわけで、きょうのお題は暫定で錦葉木としてはみても、今後の訂正は大いにあり得そうです。真性Aphelandraさんに早く会いたいものです。

過去のきょう 2015 トウカエデ 2014 ヤマルリソウ 2013 グズマニア・テレサ 2012 タネツケバナ 2011 ノハラアザミ 2010 ソラマメ 2009 サクラ(啓翁桜) 2008 ユリノキ 2007 ウズラバタンポポ 2006 フッキソウ 2005 ハナニラ

| | コメント (0)

3月9日(水) ウンナンサクラソウ

160309unnansakurasou
ほわわ~んという音が聞こえて来そうな花です。下でチマチマとしている葉もまた、色といい形・サイズといい、なんともかわいらしいのです。
これがあの、傍若無人ぶりが近頃ますます目立つお国のものだというのがまたおもしろいところです。人と自然とは密接に絡むものでしょうに、主義思想と自然とはなんの関係もないということなのでしょう。
そう言えば、雲南の名を冠した植物がこのブログにも少し集まってきて、今度のほわわんさんで5つ目(他の4つ=ウンナンオウバイウンナンオガタマウンナンゲッコウカウンナンハギ)になります。それらを順に眺めていれば彼の地を旅した気分になれる…かと思ったものの、そんな虫のいい話はありませんでした。

過去のきょう 2015 コゴメイヌノフグリ 2014 シラカシ 2013 オガタマノキ 2012 エレガンテシマ 2011 フクジュソウ 2010 ユリノキ 2009 モミジイチゴ 2008 ユキワリイチゲ 2007 ゲンカイツツジ 2006 カナメモチ 2005 オウバイモドキ(ウンナンオウバイ)

| | コメント (0)

3月8日(火) セイヨウトチノキ(マロニエ、ウマグリ)

160308seiyoutotinoki
ふつうのトチノキが若葉を出すころにその下を歩くと、落ちた冬芽の鱗が靴の底に粘りついて始末が悪いものです。パリのシャンゼリゼも、春先にはこんなにベトベトするのだろうかと、お節介なことを考えていました。
ところが、マロニエ(セイヨウトチノキ)の芽鱗は粘つかないのです。写真で見るとおり、多少はピカピカして、いかにも樹脂がベトつきそうな顔をしているのです。そのくせ、触ってみるとまるで平気で、サラッとしたものです。
ふーむ、パリジャンがしかめっ面でペーブメントを歩いているのも一興かと思ったら、お洒落な土地だと木までスマートになるようです。

過去のきょう 2015 ガジュマル 2014 ハボタン(珊瑚系) 2013 スイレン 2012 マルバマンネングサ 2011 クロベ 2010 メタセコイア(雄花) 2009 ハーデンベルギア 2008 ハナキササゲ(オオアメリカキササゲ) 2007 ヒイラギナンテン 2006 フキ(ふきのとう) 2005 クリスマスローズ

| | コメント (0)

3月7日(月) フキタンポポ

160307hukitannpopo
これ、たぶんいままでただの西洋タンポポだと思って見過ごしていたようです。明治には渡来し、正月向けの鉢植えとして売られ、逸出して野草化していると言いますから、これまでにもどこかでお目にかかっていたはずです。
「フキのような葉+タンポポのような花」という名前の由来の葉がまだ出ていないので、葉を写せたら再度の登場をしてもらいましょう。
しかしマーガレットコスモスも顔負けの安直な名付けだこと…と毒づいたら、なんと牧野博士の仕業でした。いやあ、単純明快ないい名前です。

<補注> 葉の姿を掲載しました。(2016年6月1日

過去のきょう 2015 クンシラン 2014 シラカシ 2013 オクナ・キルキー(ミッキーマウスノキ) 2012 ヒメサザンカ・エリナ 2011 マンサク 2010 ジャノメエリカ 2009 キルタンサス 2008 バショウ 2007 エリカ・コロランス・ホワイトデライト 2006 クロッカス 2005 セツブンソウ

| | コメント (0)

3月6日(日) ススキノキ

160306susukinoki_b
とてもローカルなTVニュースでこれが紹介されていました。もしや、ショクダイオオコンニャクのときのような大騒ぎ?と心配はしながら駆けつけてみると、このコーナーは閑散としたもので、鳥打帽のオジサン(画面左下)など素通りです。
たしかに、柱サボテンに紛れて、これじゃあ見過ごされて当然です。どうやってもうまい写真にならないので、セコく加工してみました。
屋根に届かんばかりにのびた花穂も、どうあがいても個々の花は写らないのであきらめです。検索すると、原産地オーストラリアで撮った詳細な写真が見つかるので、それを見て「ああ、こんななのか」と納得です。
なんとも悲しい記録になったので、悲しいついでにローカルなニュースを全文転載しておきます。(テレビ埼玉・2016年3月4日)
『約20年の栽培で初 ススキノキが開花』
川口市の植物園で、およそ20年前から栽培しているオーストラリア原産の植物「ススキノキ」が、今年はじめて花を咲かせました。川口市立グリーンセンターで、2月29日に初めて開花が確認されたススキノキ。「ススキノキ」はオーストラリア原産の寿命が600年以上とされる植物で、年に2、3cmほどしか成長せず、オーストラリアでは山火事にも耐えられるほど生命力が強いと言われています。無数の小さな花をつけているのはおよそ5mの高さまで伸びている「花軸」という部分です。川口市立グリーンセンターでは、20年前に50cmほどの大きさから栽培を始め、現在では、葉の部分がおよそ3mまで成長しました。川口市立グリーンセンターで、栽培から20年掛けて初めて花をつけた「ススキノキ」は、2週間ほど楽しめると見られています。

<追加記事> なんと、上の記事から10日ほどして、まったく別の場所でもススキノキが花を咲かせていました。川口グリーンセンターよりはググッと迫りやすかったものの、接写レンズの使用は無理で、望遠目一杯の写真(↓)です。
Susukinoki_u
そのため、花(雄シベ)の感じしかとらえていないし、雌シベは存在さえわからない写真です。ただ、そういうことは他所様に任せて、あの白い棍棒ってこうなっていたんだぁというザックリな感動を記録しておきます。(2016年3月17日)

<再追加記事> 花の時期から半年以上が過ぎて、川口グリーンセンターでは枯れた花軸が展示されていました。太いし長いし、花のときを知らなければ、なんじゃこれ?と驚いたことでしょう。(2016年10月24日)
Susukinoki
ただし、2カ所で花を見ているワタシは余裕で、巣でエサを待つカラスの赤ちゃんをイメージした1枚を撮ってみました。(残念ながら、種は見つからず)

過去のきょう 2015 シロバナオオベニゴウカン 2014 ムルチコーレ(コレオステフス・ミニコス、クリサンセマム・ムルチコーレ) 2013 ウラムラサキ(ストロビランテス・ディエリアヌス) 2012 ガーデンシクラメン 2011 ヤマコウバシ 2010 キンギョツバキ 2009 エンドウ(莢豌豆) 2008 テンリンジガッコウ(椿) 2007 ネモフィラ・インシグニス 2006 ショウジョウバカマ 2005 ヨモギ

| | コメント (0)

3月5日(土) スハマソウ(ユキワリソウ)

160305suhamasou
ようやくスハマソウを花と葉のセットでとらえました。よく似たミスミソウと区別するための葉が出ていなくて判断を保留したり、花はまだまだなのに、いかにもスハマソウらしい葉だけだったり、これまで出会いに恵まれませんでした。
やれやれと安堵する一方で、ちょいと不満もあります。花の鮮度に比べ、葉がとてもくたびれ気味なのです。以前の「葉だけ記事」と併せ考えると、スハマソウは葉が先行して花が追いつく生態かとも思えます。
しかし、よそのサイトを見ると、花と一緒に葉も美しく写っていて、妙な説を唱えると顰蹙ものになりそうです。まあ、スハマさんとの細いご縁はつながったようなので、あとはジックリとベストショットを狙うことにしておきます。

過去のきょう 2015 ハコネシダ 2014 ナツミカン(ナツダイダイ、ナツカン) 2013 ウバメガシ 2012 センダン 2011 ウメ(黄梅) 2010 サンシュユ 2009 タチカンツバキ 2008 シュロ(ワジュロ) 2007 ミツバツツジ 2006 オウバイ 2005 ネコヤナギ

| | コメント (0)

3月4日(金) ツルネラ・ウルミフォリア

160304turnera_ulmifolia
お昼を我慢して徘徊し続けた(撮影12時35分)ご褒美でした。もし漫然とお腹を満たすのを優先していたら、この花は撮れなかったかもしれません。
つまりこの鮮やかな黄色の花は1日花で、午後には萎れてしまうのだそうです。それを事前に知っていれば、萎れ始めるシーンまで待つという手もあったのに、そんな嫌みなことをせず、あっさりサヨナラしてしまいました。
熱帯地方で広く見られる常緑多年草または常緑低木(腰の高さ)で、撮影した温室で見た限り、茎は木質化していました。花色に惹かれる一方で、彫りが深くて鋭いイメージのこの葉もなかなかに印象的です。

過去のきょう 2015 オオカンザクラ 2014 セイロンベンケイ(トウロウソウ、ハカラメ) 2013 セツブンソウ 2012 ナズナ 2011 ウメ(月影枝垂) 2010 センダン 2009 スノードロップ 2008 イチョウ 2007 ヒメカンアオイ 2006 タギョウショウ 2005 スノードロップ

| | コメント (0)

3月3日(木) ヘラシダ

160303herasida
地中から長い葉柄が出て、その先が一枚の葉になり、それでおしまい、全編完結、なにもなし、潔いことこの上なしという構造はヒトツバとそっくりです。
ただ、篦(へら)を名乗るくらいですから、葉の途中が膨らむ(広くなる)ことはなく、ズズズーッと同じ幅で長くのびます。そして、なんと言ってもおもしろいのは葉裏のタイヤ痕です。こんな胞子嚢の並び方は初めて見ました。
おっと、もちろん葉表の革質の艶めきもなかなかで、もし大きな群生を見つけたら、しばし足を止めて見入ってしまうことでしょう。

過去のきょう 2015 ヒメキンセンカ(ホンキンセンカ、フユシラズ) 2014 アサヒカズラ 2013 ミッキーマウスノキ(オクナ・セルラタ) 2012 ウメ(白梅) 2011 シナマンサク 2010 ゴールデンクラッカー 2009 オオカンザクラ 2008 ボクハン(椿) 2007 ヒトツバ 2006 オオバイノモトソウ 2005 カンヒザクラ

| | コメント (2)

3月2日(水) ヒトツバタゴ(ナンジャモンジャ)

160302hitotubatago
怪鳥が空に向かって飛び立つような、とても異風の冬芽と葉痕です。さすがにナンジャモンジャ、役者振りの良さは花どきに限りません。
変態冬芽クラブというのを勝手に作って、会長にはセンダン氏にご就任いただいていて、このヒトツバタゴもメンバーに入れてあげることにしました。先輩にはニワトコ、オニグルミポポーの諸氏がいて、少し面子がそろってきました。
などと寒空の下で地味ィ~な楽しみ方をしてはいても、考えてみればあと2カ月もせずにこの枝は真っ白な「海照らし」になるわけです。そんなパワーを秘めているからこそ、単なる枝が怪鳥に見えたりするのかなと愚考しました。

過去のきょう 2015 ナリヒラヒイラギナンテン 2014 ハボタン(高性種) 2013 ギシギシ 2012 オランダミミナグサ 2011 セイバンモロコシ 2010 バンクシア・エリシフォリア 2009 クロチク 2008 ケンポナシ 2007 ラナンキュラス 2006 ヤマノイモ 2005 ギンヨウアカシア

| | コメント (0)

番外編 : ウミウにビビる

160302umiu
この人相、ただ者ではありません。ジロリとやられて、ビビってしまいました。きょうの本編で、ヒトツバタゴの冬芽を怪鳥と見立てたのは、じつはコイツのこの目つきが脳裏にあったからに違いありません。
分類的にはペリカンの系統だそうで、たしかに体をのばせば70~80cmはありそうな堂々とした体格です。その押し出しもさることながら、態度もデカイのです。見つけた人たちがかなりの近さで騒いでも、気にする様子もありません。
海からは1kmほどの場所だったので、カワウかウミウか迷ったあげく(両者はかなり似ているそう)、ほっぺの黄色印の形でウミウとしました。カワウはここが広くて不定形なのに対し、ウミウは三角に尖るのだそうです。

| | コメント (0)

3月1日(火) ミチタネツケバナ

160301mititanetukebana1
一見するとタネツケバナと間違いそうでも、こんな寒い時期なのに茎がひょいと立ち上がっていて、全体が這う感じのタネツケバナとは別物とわかります。
見つかってからまだ四半世紀も経たない外来種であっても、名前どおりに乾いた道端でも平気なので、ずいぶん急速に増えているようです。
160301mititanetukebana2
冬でも花をつけ通していた証明で、もう実がこんなについています。ふつうのタネツケバナは、花も実も、もう少し開いた感じでつくのに対し、ミチタネツケバナのそれらはキュッとすぼんで、なにやらかたくなな風情です。

過去のきょう 2015 ベニモンヨウショウ 2014 カンツバキ 2013 カワヤナギ 2012 ネコヤナギ 2011 ヒガンバナ 2010 デコポン 2009 フチベニベンケイ(カネノナルキ) 2008/font> カリン 2007 アリアケスミレ 2006 リキュウバイ 2005 フキ(ふきのとう)

| | コメント (0)

« 2016年2月 | トップページ | 2016年4月 »