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3月6日(日) ススキノキ

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とてもローカルなTVニュースでこれが紹介されていました。もしや、ショクダイオオコンニャクのときのような大騒ぎ?と心配はしながら駆けつけてみると、このコーナーは閑散としたもので、鳥打帽のオジサン(画面左下)など素通りです。
たしかに、柱サボテンに紛れて、これじゃあ見過ごされて当然です。どうやってもうまい写真にならないので、セコく加工してみました。
屋根に届かんばかりにのびた花穂も、どうあがいても個々の花は写らないのであきらめです。検索すると、原産地オーストラリアで撮った詳細な写真が見つかるので、それを見て「ああ、こんななのか」と納得です。
なんとも悲しい記録になったので、悲しいついでにローカルなニュースを全文転載しておきます。(テレビ埼玉・2016年3月4日・原文ママ)

『約20年の栽培で初 ススキノキが開花』
川口市の植物園で、およそ20年前から栽培しているオーストラリア原産の植物「ススキノキ」が、今年はじめて花を咲かせました。川口市立グリーンセンターで、2月29日に初めて開花が確認されたススキノキ。「ススキノキ」はオーストラリア原産の寿命が600年以上とされる植物で、年に2、3cmほどしか成長せず、オーストラリアでは山火事にも耐えられるほど生命力が強いと言われています。無数の小さな花をつけているのはおよそ5mの高さまで伸びている「花軸」という部分です。川口市立グリーンセンターでは、20年前に50cmほどの大きさから栽培を始め、現在では、葉の部分がおよそ3mまで成長しました。川口市立グリーンセンターで、栽培から20年掛けて初めて花をつけた「ススキノキ」は、2週間ほど楽しめると見られています。

<追録> なんと、上の記事から10日ほどして、まったく別の場所でもススキノキが花を咲かせていました。川口グリーンセンターよりはググッと迫りやすかったものの、接写レンズの使用は無理で、望遠目一杯の写真(↓)です。
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そのため、花(雄シベ)の感じしかとらえていないし、雌シベは存在さえわからない写真です。ただ、そういうことは他所様に任せて、あの白い棍棒ってこうなっていたんだぁというザックリな感動を記録しておきます。(撮影:2016年3月17日)
<再追録> 花の時期から半年以上が過ぎて、川口グリーンセンターでは枯れた花軸が展示されていました。太いし長いし、花のときを知らなければ、なんじゃこれ?と驚いたことでしょう。(撮影:2016年10月24日)
Susukinoki
ただし、2カ所で花を見ているワタシは余裕で、巣でエサを待つカラスの赤ちゃんをイメージした1枚を撮ってみました。(残念ながら、種は見つからず)

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