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3月3日(木) ヘラシダ

160303herasida
地中から長い葉柄が出て、その先が一枚の葉になり、それでおしまい、全編完結、なにもなし、潔いことこの上なしという構造はヒトツバとそっくりです。
ただ、篦(へら)を名乗るくらいですから、葉の途中が膨らむ(広くなる)ことはなく、ズズズーッと同じ幅で長くのびます。そして、なんと言っても目を引くのは葉裏のタイヤ痕です。こんな胞子嚢の並び方は初めて見ました。
おっと、もちろん葉表の革質の艶めきもなかなかで、もし大きな群生を見つけたら、しばし足を止めて見入ってしまうことでしょう。

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コメント

はた衛門さん、おはようございます。
ヘラシダの胞子嚢、変わっていますね。
こんなそっけない胞子嚢、見てみたいです。
イワガネゼンマイなども葉脈にそった線状ですが、
もっと密で途中で分かれたりしていますもの。
この子、メシダ科なんですよね。
単純に不思議です。
きっと分類上きちんとした理由があるのでしょうが、
知らないので不思議です^^
ヒトツバもみてみたいです。
ウラボシ科ではミツデウラボシは
あちこちで見ることができるのですが・・^^
葉の感じはキジノオシダのようにぽってりとしていますよね。
そう、キジノオシダの胞子葉もみてみたいです。

投稿: ブリ | 2016-03-03 08:04

ブリさんへ:
おぉぉ、シダ博士のブリさんですね!
ワタシなんて、道々出会うシダさんたちでも、よほどの特徴がないと
スルーしてしまうので、トンと進歩がありません。
あ、ブリさんはヘラシダ=メシダ科派ですか?
ヘラシダ=イワデンダ科とする説もあり、たぶん分類体系の問題なのでしょう。
よく調べもせず、逃げに回るはた衛門でした(汗)。

投稿: はた衛門 | 2016-03-04 06:50

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