3月27日(日) オオムギ(六条大麦)
麦秋はまだまだ先で、花冷えに震えるきょうこのごろなのに、麦の穂はもうそれらしくなってきていました。なんだか麦茶の包装で見た形です。
たしか、その袋には「六条大麦」と麗々しく書かれていて、今回この麦の素性を知るまでは、京都(六条)の麦で作った高級(を売りにした)麦茶かと思っていました。ところが、六条とは地名ではなく、実の粒が6条(列)に並ぶことなのでした。
大麦には大きく六条種と二条種があって、基本的に麦の穂は6条配列なのに、二条種はそのうちの2列だけが充実したものだと言います。そのため、二条種は粒が大きくなりビールに使われるのに対し、六条種は粒が小さいけれど全体の収量は多くて、雑穀とか麦茶に使われるということです。
つまり、あの袋のきれいなイラストともったいぶった品種名はまったく意味がなくて、「これはふつうの麦茶です」と宣言していたわけです。なんとなく高級かと思っていたオジサンは騙された気分であって、ものを知らないとは悲しいことです。
たしか、その袋には「六条大麦」と麗々しく書かれていて、今回この麦の素性を知るまでは、京都(六条)の麦で作った高級(を売りにした)麦茶かと思っていました。ところが、六条とは地名ではなく、実の粒が6条(列)に並ぶことなのでした。
大麦には大きく六条種と二条種があって、基本的に麦の穂は6条配列なのに、二条種はそのうちの2列だけが充実したものだと言います。そのため、二条種は粒が大きくなりビールに使われるのに対し、六条種は粒が小さいけれど全体の収量は多くて、雑穀とか麦茶に使われるということです。
つまり、あの袋のきれいなイラストともったいぶった品種名はまったく意味がなくて、「これはふつうの麦茶です」と宣言していたわけです。なんとなく高級かと思っていたオジサンは騙された気分であって、ものを知らないとは悲しいことです。
<追録> 六条の意味が理解できたので、「そこ」がわかるようにグイッと迫ってみました。(撮影:2017年5月28日)
<補注> 大麦と小麦を比較してみました。(2017年6月5日)
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