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番外編 : 愛機の後釜(K-50)

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愛機K-x(写真左側)の挙動不審がやや頻繁になってきて、出かけ先でもしダウンされたらどうするという心配が日増しに募ってきました。この兆しは4年前の秋にすでに出ていて、いまにして思えば、少しハズレの機械だったかもしれません。
ただ、カメラとしての性能にはあまり不満もないし、K-xは案外に名機だったらしく、いま中古を買おうとすると発売時よりもいい値段がついています。いくらK-xが好きでも、新品よりもお金を出すなんて酔狂はできません。

そこで選んだのが写真右側のK-50です。PENTAXデジイチの入門機という位置づけはK-xと同じで、重量・寸法・形や操作方法はほぼK-xのコピーです。とは言いながら、同じ入門機でもこの6年で画質が向上しているのではという密かな期待がありました。しかし、これは裏切られたというか、少し強欲でした。
ただ、明らかにK-xより向上した性能はあります。自分は常にブラケット撮影(露出を前後に変えて、一度に3枚自動撮影)していて、この連写スピードがほぼ1.5倍になりました。これが遅いと、被写体が動いてしまったり、自分で手ブレさせてしまったり、いいことがないので、これは予期せぬうれしい変化でした。
また、ISO感度の幅が広く(200~12,800→100~51,200)なって、元々暗い場所に強かったK-xより、さらに使い勝手が良くなりました。
あと、絞り優先にしたときの絞りダイヤルが不安定に揺れたK-xのクセはまったくなくなり、安心して素早く絞り値を変えることができるようになりました。
もう一つ、電源に乾電池(単3)を使えるのもK-xから引き継がれたメリットです。今回は少し上級機(専用電池になってしまう)も視野にあったのに、この電源のことはK-50に決めた大きなポイント(エネループを継続使用できる)でした。

結論的には、なんとも無難な後継機調達でした。初めてのデジイチ購入のときにはこだわったボディカラーも、今回はどうでもいい真っ黒けだし、K-xよりもプラスチック感剥き出しのボディだし、持つ楽しみとはほど遠い、ただの「道具」です。
これだけ渋チンな代物にしておけば、下手な写真にも言い訳がつく…というセコイ考えはなしにして、地道に激写に励むことにいたしましょう。

<補注> 2年後、今度は望遠レンズを買い替える羽目になりました。(2018年10月15日

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